先日民主党・平野達男氏の国会質問で、道路特定財源からミュージカル上演費用を支出していることを追究していたが、国土交通省の役人の答弁は、どうにもならないお粗末極まりないものであった。
公明党の冬柴国土交通大臣も困惑の答弁しかできていなかった。
何のことかと思ってネットで確認したところ、啓発のために創作させたオリジナルミュージカルのようだ。
委託を受けた劇団も困惑気味とのこと。ここをクリック
社民党の保坂議員のブログにも書いている。ここをクリック
冬柴鉄三国土交通相は、支出責任者の処分を検討する考えを示した。ここをクリック というが、『考えを示した』だけで、国民の目を晦ませておいて、実行はしないのが自公政府の常識である。
今後も監視してゆく必要がある。
ミュージカルへの支援をしてくれるなら文化庁の予算を増やして芸術文化助成金を拡充していただきたいものだ。
*******************************************
【今日も御覧頂きありがとうございます。
このブログを応援して頂ける方ははクリックを!】
*******************************************
道路ミュージカル 支出元は維持費や修繕費、調査費…(朝日新聞) - goo ニュース
朝日新聞 2008年03月14日15時01分
国土交通省が道路整備の啓発ミュージカルの費用を道路特定財源から支出していた問題で、費用が道路の調査費や改修費、工事雑費などから工面されていたことがわかった。道路ミュージカルの費用を生み出した具体的な予算項目が明らかになったのは初めてで、特定財源の本来の目的からかけ離れた使途拡大ぶりが改めて浮き彫りとなった。
同省が社民党の保坂展人衆院議員に提出した資料で判明した。
同省の説明や資料によると、道路ミュージカルは03~06年度に全国106カ所で上演され、総額約5億7000万円の道路特定財源が投じられた。予算項目は11種に及び、最も多かったのが「地域連携推進事業費」の36件、以下「道路調査費」31件、「一般国道直轄改修費」21件、「工事雑費」5件、「沿道環境改善事業費」4件、「交通連携推進道路事業費」3件と続いた。
道路ミュージカルは01年に同省が始めた道路整備についての啓発活動「未知普請(みちぶしん)」の一環で、公演1回あたり500万円前後を支出。各地の国道事務所が都内の劇団と随意契約を結んだ。国交省関係者は「各国道事務所がミュージカルを公演した時に推進中のメーンの事業をPRするための費用として、それぞれの事業費の中から支出した」と釈明している。
冬柴国交相の主導で省内に設けられた道路問題についての改革本部は、道路ミュージカル費用について、各国道事務所長のみの判断で支出でき、本省のチェックが及ばなかった点にも問題があると指摘。事務所長の決裁権限を狭める方向で検討を進めている。
■2法人、全額丸抱え旅行
事業収入の7割以上を道路整備特別会計から得ている「公共用地補償機構」が職員旅行をほぼ丸抱えしていた問題を踏まえ、国土交通省が他の公益法人について調べたところ、06年度に同会計から500万円以上の支出を受けた同省所管の50法人のうち、同機構を含む計22法人が職員旅行に福利厚生費を支出していたことがわかった。うち「河川情報センター」と「先端建設技術センター」は個人負担がゼロで、全額「丸抱え」だった。
冬柴国土交通相は14日の閣議後会見で「丸抱えというのは庶民、国民の目で見れば妥当ではないと思う」と述べ、法人の役員や管理職に半額返還を求める考えを示した。
国交省の調べでは、22法人のうち河川情報センターは、62人分の旅行費用計約232万円(1人当たり約3万7000円)を全額支出。先端建設技術センターは44人分の計約146万円(同約3万3000円)を出していた。
残りの19法人は参加者も費用の一部負担、1法人は参加者負担について「不明」としている。
最も多くの額を職員旅行に支出したのは「近畿建設協会」で約1330万円。参加者222人で1人当たり約6万円の計算。自己負担は1人1万円だった。次いで多いのは「中国建設弘済会」の約938万円で、1人当たり約5万円。「中部建設協会」が約798万円で、1人約2万6000円などだった。
国交省はこの50法人について、半減する方針を示している。
国交省、治水でPRミュージカル 特別会計の5億円使い(共同通信) - goo ニュース
2008年3月7日(金)12:09
国土交通省がダムや堤防を整備するための治水特別会計から約5億円を支出し治水事業を宣伝するミュージカルを01-05年度に各地で104回公演していたことが、7日分かった。国交省による公共事業PRのためのミュージカル公演は道路事業についても道路特定財源を使って開かれていたことが発覚。不適切な支出として今国会で野党から追及されており、今回判明した分も新たな批判材料になりそうだ。
ミュージカル上演費、治水特別会計からも5億円支出(読売新聞) - goo ニュース
公明党の冬柴国土交通大臣も困惑の答弁しかできていなかった。
何のことかと思ってネットで確認したところ、啓発のために創作させたオリジナルミュージカルのようだ。
委託を受けた劇団も困惑気味とのこと。ここをクリック
社民党の保坂議員のブログにも書いている。ここをクリック
冬柴鉄三国土交通相は、支出責任者の処分を検討する考えを示した。ここをクリック というが、『考えを示した』だけで、国民の目を晦ませておいて、実行はしないのが自公政府の常識である。
今後も監視してゆく必要がある。
ミュージカルへの支援をしてくれるなら文化庁の予算を増やして芸術文化助成金を拡充していただきたいものだ。
*******************************************
【今日も御覧頂きありがとうございます。
このブログを応援して頂ける方ははクリックを!】
*******************************************
道路ミュージカル 支出元は維持費や修繕費、調査費…(朝日新聞) - goo ニュース
朝日新聞 2008年03月14日15時01分
国土交通省が道路整備の啓発ミュージカルの費用を道路特定財源から支出していた問題で、費用が道路の調査費や改修費、工事雑費などから工面されていたことがわかった。道路ミュージカルの費用を生み出した具体的な予算項目が明らかになったのは初めてで、特定財源の本来の目的からかけ離れた使途拡大ぶりが改めて浮き彫りとなった。
同省が社民党の保坂展人衆院議員に提出した資料で判明した。
同省の説明や資料によると、道路ミュージカルは03~06年度に全国106カ所で上演され、総額約5億7000万円の道路特定財源が投じられた。予算項目は11種に及び、最も多かったのが「地域連携推進事業費」の36件、以下「道路調査費」31件、「一般国道直轄改修費」21件、「工事雑費」5件、「沿道環境改善事業費」4件、「交通連携推進道路事業費」3件と続いた。
道路ミュージカルは01年に同省が始めた道路整備についての啓発活動「未知普請(みちぶしん)」の一環で、公演1回あたり500万円前後を支出。各地の国道事務所が都内の劇団と随意契約を結んだ。国交省関係者は「各国道事務所がミュージカルを公演した時に推進中のメーンの事業をPRするための費用として、それぞれの事業費の中から支出した」と釈明している。
冬柴国交相の主導で省内に設けられた道路問題についての改革本部は、道路ミュージカル費用について、各国道事務所長のみの判断で支出でき、本省のチェックが及ばなかった点にも問題があると指摘。事務所長の決裁権限を狭める方向で検討を進めている。
■2法人、全額丸抱え旅行
事業収入の7割以上を道路整備特別会計から得ている「公共用地補償機構」が職員旅行をほぼ丸抱えしていた問題を踏まえ、国土交通省が他の公益法人について調べたところ、06年度に同会計から500万円以上の支出を受けた同省所管の50法人のうち、同機構を含む計22法人が職員旅行に福利厚生費を支出していたことがわかった。うち「河川情報センター」と「先端建設技術センター」は個人負担がゼロで、全額「丸抱え」だった。
冬柴国土交通相は14日の閣議後会見で「丸抱えというのは庶民、国民の目で見れば妥当ではないと思う」と述べ、法人の役員や管理職に半額返還を求める考えを示した。
国交省の調べでは、22法人のうち河川情報センターは、62人分の旅行費用計約232万円(1人当たり約3万7000円)を全額支出。先端建設技術センターは44人分の計約146万円(同約3万3000円)を出していた。
残りの19法人は参加者も費用の一部負担、1法人は参加者負担について「不明」としている。
最も多くの額を職員旅行に支出したのは「近畿建設協会」で約1330万円。参加者222人で1人当たり約6万円の計算。自己負担は1人1万円だった。次いで多いのは「中国建設弘済会」の約938万円で、1人当たり約5万円。「中部建設協会」が約798万円で、1人約2万6000円などだった。
国交省はこの50法人について、半減する方針を示している。
国交省、治水でPRミュージカル 特別会計の5億円使い(共同通信) - goo ニュース
2008年3月7日(金)12:09
国土交通省がダムや堤防を整備するための治水特別会計から約5億円を支出し治水事業を宣伝するミュージカルを01-05年度に各地で104回公演していたことが、7日分かった。国交省による公共事業PRのためのミュージカル公演は道路事業についても道路特定財源を使って開かれていたことが発覚。不適切な支出として今国会で野党から追及されており、今回判明した分も新たな批判材料になりそうだ。
ミュージカル上演費、治水特別会計からも5億円支出(読売新聞) - goo ニュース