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国民を馬鹿にしている民主党 “有名人”? 担ぎ出し

2010-05-13 18:46:46 | 選挙
2010年5月13日(木)

 民主党は行きつく処まで行きついてしまったようである。

 当ブログは、発足当初の民主党連立政権の政策を歓迎もし、期待もしたし、
いわゆる百日間のモラトリアム期間は、正面からの批判を控えてきたが、
もう、どうにもならない状態であり、厳しく非難せざるを得ない。

 小沢氏は老害の他なにものでも無くなった。
自らが居座ることが、民主党にとって最悪の票の蹴散らしになっていることが解っていないし、気づいてもいない。

 その小沢氏が担ぎ出したのが女子柔道の金メダリストと来れば、これは何をかいわんや!という失態である。
 大阪弁風に言えば「おまえ何考えてんのや!」というところ。つづいて
「馬鹿にするのもいい加減にせーよ!」

 こういう『タレント』(アスリートはタレント;能力ある人;です)を担ぎ出せば、低落一直線の支持率を回復できると思っているのだろうか?

 『タレント』担ぎ出しは、国民から見放されかけた自民党や公明党がやってきた使い古しの戦術だ。(今考えれば、自民党でも小沢氏が仕掛けてきたんだろう。)
 政権奪取直後の擁立ならまだしも、支持率2割を切ろうとしている最中にこういうことをしたら、「国民を馬鹿にしている」と採られるのは当然のことである。

 検察審査会から「起訴相当」と“告発”された小沢氏と谷亮子さんが並んで笑顔を振りまいているのは、微笑ましいどころではなく、むしろ気持ち悪いこと限りなし!!!である。
 
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谷亮子氏の参院選出馬にみる
知名度に頼らざるを得ない政党の窮地

    【田中秀征 政権ウォッチ】

      ダイヤモンド・オンライン 2010年5月13日(木)08:40

国民的アイドルに課された
相当な覚悟

「ヤワラちゃん」こと柔道の谷亮子氏が、参議院の全国比例に民主党から立候補するという。これには驚いている。

 これで民主党から立候補するオリンピックメダリストは3人目である。

 国民的アイドルである彼女の今回の決断には、率直なところ戸惑いを禁じ得ない。

 スポーツ振興のために貢献したいのなら他の道もある。解説者でもよいし、大学などで後進を育成するのもよい。なぜ、政治家なのかもう1つわからない。

 また、政界への道を選ぶにしても、なぜ民主党なのか、なぜ小沢一郎幹事長なのか、それも説明を要する。

 以前「スポーツ平和党」という党があったが、そういう小さなグループに属して自由に発言するほうがよいのではないか。

 国会の審議や採決は、スポーツだけでなく、外交、経済、財政などあらゆる分野に及ぶ。そのすべてに明確な態度を示さなければならない。スポーツ以外のことで小沢氏や民主党の意向通りに動くのであれば、それ相当の覚悟が必要だし、有権者からも今までの「ヤワラちゃん」とは違う目で厳しく見究められるだろう。「国民の誰もが望む国づくりをしたい」という谷氏の意欲は買うが、そのためにも、出馬の経緯や所属はきわめて重要だ。

 谷氏は目玉候補であるだけに、他の候補に倍する説明が必要になる。小沢氏の「政治とカネ」問題を許容しているのか、それを最初に答えなければならない。

「現役はもちろん続ける。ロンドン五輪で金メダルを目指す」とも語った。ぜひそうしてほしいと願っている。そのためにも、政界入りは現役引退後にすることができないのか。

 1人の人間に両立できることとできないことがある。この場合には両立は至難の業である。両方とも中途半端になれば、何よりも谷氏本人にとって不本意なことだろう。

スポーツ選手の擁立に
有権者は踊らされない

 民主党ばかりか自民党など他党もスポーツ選手の擁立に躍起となっている。一体どうなっているのだろう。

 私は王貞治選手を早実の時代から応援してきた。自分は政治の道を歩んできたが、いつも「本当は王さんのような人に政治をやってもらいたい」と考えてきた。だから、選挙のときには“尊敬する人”として何度も王貞治を書いた。しかし一方で、おそらく「どんなにすすめられても彼は出馬しないだろう」とも思ってきた。今でも彼は、どの世界にあっても、最高の指導者になったと信じている。

 もちろんスポーツ選手が政治家になることが悪いわけではない。国会に何人かの元スポーツ選手がいる意義もある。

 問題は、政党側が自分たちの非を隠すために利用する面があるからだ。いわば政党の厚化粧の材料にされることも否定できない。

 30年、40年前のタレント議員全盛期ならともかく、有権者の眼は格段に厳しくなっている。党側の思惑通りに選挙に大きなプラスとなる保証は何もない。
 



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