放射性セシウムに汚染された牛肉が全国各地に出回っている
という一昨日頃から消費者を震え上がらせている問題は、
こと 牛肉に限った話ではない。
牛の餌から56倍セシウム…福島産肉牛、10都道府県で一部消費
(産経新聞) - 2011年7月12日(火)08:00
問題の最重要ポイントは、フクシマ原発を中心とした周辺の広範囲に
強度の放射線を発する放射性物質が降り注ぎ蓄積されていることである。
その上、フクシマ原発からの放射性物質の大気・水などへの漏出は、
政府や東電は『小康状態で危険ではないレベル』と言っているだろうが、
実際には「全く収束の兆しがないまま垂れ流されている」といった方が
事態を正しく見ていると思われる。
ある御用学者は、首都圏には放射能は全く降り注いでいないと
先週のNHKテレビで公言していたが、新聞には毎日首都圏への「降灰」が
続いていることを報道している。
南相馬の牛肉だけが問題なのではない。
レベルの差はあれ「日本列島総汚染」が日々着実に広がり
状況は一層悪化しているのである。
今回の放射性セシウムに汚染された牛肉が流通した大元の責任は、
肥育農家や食肉加工業者ではなく、東京電力にあることを
決して忘れてはならない!
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菅総理は、今日の夕方、「脱・原発依存」を表明するらしい。
この記事を書いている時点で、まだ意志表明のWebニュースは、
UPされていなかった。
少しはましな方向かも知れないが、「脱・原発」ではなく、
「脱・原発依存」と「依存」の2文字があるところが疑わしい!
もっとも、読売新聞が付けた「リード」なので、菅総理の意志表明を
聞いてみないとわからない話だが・・・
首相「脱・原発依存」表明へ…今夕記者会見
(読売新聞) - 2011年7月13日(水)14:31
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牛の餌から56倍セシウム…福島産肉牛、10都道府県で一部消費
(産経新聞) - 2011年7月12日(火)08:00
福島県南相馬市の農家が出荷した肉用牛11頭から暫定基準値を超える放射性セシウムが検出された問題で、県は11日、出荷元の餌の稲わらから1キロ当たり7万5千ベクレルの放射性セシウムを検出したと発表した。牧草からも6500ベクレルを検出。県によると、稲わらは暫定基準値の約56倍、牧草は約5倍に相当する。
東京都は11日、この農家から5、6月に出荷された別の6頭のうち、4頭分の肉が、少なくとも10都道府県に流通していたと発表。6頭のうち、流通していないものも含めた3頭分は検査が行われ、1キロ当たり1998~3400ベクレルの放射性セシウムが検出された。
10都道府県は東京都、神奈川県、千葉県、静岡県、愛知県、北海道、愛媛県、徳島県、高知県、大阪府。これらの県を経由して、さらに広がっている可能性もある。肉の一部は卸業者や小売店に渡り、消費者に販売されたり、飲食店ですでに消費されたものもあるという。
首相「脱・原発依存」表明へ…今夕記者会見
(読売新聞) - 2011年7月13日(水)14:31
菅首相は13日夕、首相官邸で記者会見を開き、政府の「エネルギー基本計画」を白紙から見直すとともに、今後のエネルギー政策について「脱・原発依存」を基本にすえる方針を表明する。
電力不足を懸念する産業界に対しては、新たな電力確保の対策に取り組むよう求めるなど、原子力発電への依存度を下げる姿勢を強調する。ただ、具体策は明確でなく、詳細な時期的メドや、原発に関する数値目標の設定は見送る方向だ。
首相会見は、東京電力福島第一原発事故を受け、国民の間で原発への不安と政府方針の不透明さに対する不満が高まっていることを受け、自らの言葉で説明するために行われる。
国のエネルギー基本計画は、昨年6月に策定された。2030年までに少なくとも原発を14基新増設し、全発電量に占める比率を26%から53%へと大幅に引き上げることが柱だが、首相は今回、その撤回を打ち出す。
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