こちらは、何と読売新聞の記事
読売新聞(2013/8/17)写メ
記事の主要部分は、日本共産党が、
「大躍進をうけて、国会秘書を募集します」 との内容
朝日新聞の記事によると、議員秘書になるためには、1年以上の党歴が必要。
しかし、日本共産党・党員になって僅か1年間でそんな要職に就けるとは、
日本共産党も開かれたものです。
Web版でも、この記事は掲載されていました。
「大躍進」共産が秘書募集
社民は党首選び難航
(読売新聞) - 2013年8月17日(土)08:57
7月の参院選で、原子力政策などで安倍政権と真っ向から反対する主張で共通点も多かった共産党と社民党が、選挙結果そのままに、その後の党運営でも明暗がくっきり分かれている。
改選3議席から8に伸ばした共産党は意気軒高だ。
大躍進をうけて、国会秘書を募集します
共産党の機関紙「しんぶん赤旗」には参院選後、日曜版も含め計4回、国会議員秘書の募集要項が掲載された。8月末で締め切り、秋の臨時国会への態勢を整える。参院で計11議席となり、予算を伴わない法案の単独提出(参院は提案者と賛同者10人が必要)も可能となったため、「秘書の仕事はますます重要になる。その人選はとても重たい仕事」(市田書記局長)と、確保を急ぐ考えだ。
一方、改選2議席が1に減った社民党は、福島瑞穂氏の引責辞任後の新党首選びに手間取っている。選出方法は8月中に決める方針で、又市党首代行の就任が既定路線とはいえ、党首不在の長期化にも党勢の衰えがにじむ。党則では、党首選出馬には所属する都道府県連の推薦に加え、国会議員の3分の1以上か党員200人以上の推薦が必要。前身の社会党時代に200人規模を擁した老舗の今の所属国会議員は5人。党関係者は「規約のハードルは身の丈に合っていない」とぼやく。野党再編を模索する動きもある中、革新・左派路線の伝統政党ゆえに柔軟姿勢をとりにくく、展望が開けないのが実情だ。
躍進の共産、秘書急募 市田書記局長「うれしい苦労」
(朝日新聞) - 2013年8月5日(月)21:18
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勢い持続へ意欲=試される「対案」―共産
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ハフィントンポスト日本版 - 2013年08月16日 23時22分
真夏の“怪”? 共産党「躍進」なのに『赤旗』は大幅減
(産経新聞) - 2013年8月11日(日)10:52
「本当の最大野党は共産党だ」山本太郎参院議員
(朝日新聞) - 2013年8月10日(土)19:07
集団的自衛権、阻止に全力=志位共産委員長
(時事通信) - 2013年8月10日(土)17:09
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勢い持続へ意欲=試される「対案」―共産
(時事通信) - 2013年8月17日(土)14:27
7月の参院選で8議席を獲得した共産党が党勢の維持に懸命だ。志位和夫委員長らは「安倍政権の暴走と正面から対決する」と訴え、自民党政権との対決姿勢を一段と鮮明にしている。もっとも、他党からは「何でも反対の党」と批判されており、建設的な対案をどう示していくかが課題となる。
共産党は参院選で、目標としていた比例代表5議席に加え、東京、京都、大阪の3選挙区で議席を獲得した。比例の得票数は2010年の前回選挙の356万票から515万票に増え、得票率も6.10%から9.68%に上昇。東京、京都では比例得票が自民党に次ぐ2位だった。民主党はじめ野党各党が精彩を欠く中、共産党が「反自民」の受け皿として浮上した形だ。
ただ、今後の野党再編の成り行き次第では共産党が埋没する展開も否定できない。志位氏は「成果に安住せず、躍進を本格的な流れにしたい」と引き締めを図る。
真夏の“怪”? 共産党「躍進」なのに『赤旗』は大幅減
(産経新聞) - 2013年8月11日(日)10:52
【高木桂一の『ここだけ』の話】
7月の参院選で12年ぶりに選挙区で議席を獲得するなど「躍進」を果たした日本共産党だが、党勢拡大の基盤たる機関紙「しんぶん赤旗」の購読部数は同月、大幅に減少していた。参院選の結果について、共産党指導部は「従来の支持層以外からも幅広く支持を得た」と胸を張っている。ならば機関紙の部数は増えてよさそうだが、選挙真っ只中での「赤旗」の後退は「やはり…」ということらしい。
共産党関係者によると、7月の「赤旗」購読部数は前月比、日刊紙(月額3400円)が5411部、日曜版(同800円)が2万2204部それぞれ減らし、トータルで2万8000部近く落ち込んだ。
とりわけ党の財政基盤となる「赤旗」日刊紙の購読者数はこの10年余の間に36万人から24万人余に後退していたが、ついに「23万部割れ」となった。3日付「赤旗」日刊紙で岩井鐵也党建設委員会責任者は「日刊紙は23万を割るという事態にあり、この課題が緊急課題だ」と危機感を示し、8月の巻き返しを党内に呼びかけた。
共産党はこれまでも、国政選挙前の数カ月に「赤旗」購読者数拡大への「大号令」を全党にかけ、部数を瞬間風速的に増やしながら、選挙中にそれを減らすのが“通常”だった。同党幹部はその理由をこう打ち明ける。
「『選挙まで赤旗をとってほしい』と知人に期限付きで購読を無理強い頼み込み、部数を増やしてきたケースが多いからだ。また選挙期間中は党員も選挙運動に専念せざるを得ず、赤旗の部数拡大まで手が回らない事情もある」
共産党関係者によれば、「赤旗」日刊紙は4月に119部、5月に778部、6月に595部増え、日曜版も4月に3039部、5月に4277部、6月に4644部拡大した。しかし7月にその“貯金”を使い果たすどころか、参院選に向けての「赤旗」読者拡大運動をスタートさせる前より減らしてしまっているのが実情のようだ。
ちなみに日曜版の増減幅が大きいのは、月額購読料が日刊紙より格段に安いため、購読者数を一時的ながら増やしやすいからである。
志位和夫委員長は2月の第6回中央委員会総会で、「赤旗」購読者数について「7月の参院選前に(平成22年の)前回参院選時の回復をめざす」とぶちあげたが、結果的に7月の参院選前には前回参院選時の数に大きく届かず、さらに7月に後退させてしまったのだ。
共産党は23年7月に開催した第3回中央委員会総会(3中総)で同年9月からの「赤旗」値上げを決め、党勢拡大のための「大運動」の号令をかけた。講読部数24万部の「赤旗」日刊紙の赤字が毎月約2億円にのぼるため、購読料を月2900円から3400円に値上げした上、部数を2万部増やす目標を掲げていた。それが日刊紙を26万部に増やすどころか、「23万部割れ」である。
とはいえ、今の共産党は「赤旗」を年々減らし続けてきたこの10年余とは“勢い”が違う。12年の志位委員長-市田忠義書記局長体制発足後、国政選挙で「8連敗」を喫していたこの党が、15年ぶりに躍進を果たしたのだから、普通に考えれば7月の「赤旗」購読者数は増えていてもおかしくないだろう。
参院選の結果について「自民党の“暴走”を食い止めようと訴える日本共産党の主張に無党派層、とくに若い層の共感を得た」と党幹部は強調しているが、その無党派層を「赤旗」購読までつなげるのはやはり一筋縄でいかないということだ。
なおも党の理論的支柱とされる不破哲三元議長は「軒下に雨宿りしている人々に、どうやって家の中に入ってもらうかだ」と周囲に語っているというが、参院選で共産党の躍進をもたらした無党派層の支持も緊急避難的要素が強く、“本物”ではなかったことが、7月の「赤旗」後退でも浮き彫りになった。「とりあえず共産党に票を入れとくか…」程度の有権者も多かったということだ。
日刊紙の「23万部割れ」に危機感を抱く共産党は去る6日、党本部で全国都道府県組織部長・機関紙部長合同会議を開き、党勢拡大の「歴史的チャンス」を逃さず、「赤旗」購読者と党員の拡大に向け「8月攻勢」をかける方針を打ち出した。同会議で市田書記局長は「『鉄は熱いうちに打て』ということわざがある。この8月からスタートダッシュすることが大事だ」と訴えたという。
共産党広報部によると、今回の参院選後、党本部に直接入党を申し出てきた人は計200人を超えた(9日現在)。かつてない勢いとかで、今後「赤旗」購読者と党員を飛躍的に拡大させていく素地は十分できつつあるという。まずは猛暑のなかで展開される「8月攻勢」の帰趨が注目される。(政治部編集委員)
集団的自衛権、阻止に全力=志位共産委員長
(時事通信) - 2013年8月10日(土)17:09
共産党の志位和夫委員長は10日、東京都内で講演し、政府が内閣法制局長官に集団的自衛権行使容認派とされる小松一郎氏を起用したことについて「クーデター的人事で、法治国家を土台から揺るがすものだ」と批判した。その上で「海外で何の制約もなく戦争をできる国にすることが真の狙いであり、この企てを打ち砕くため全力を挙げる」と強調した。
志位氏は党創立91周年記念として講演した。「91年間、反戦平和を命懸けで貫いてきた」とし、安倍政権が目指す憲法9条改正についても、「国民は決して白紙委任を与えていない。安倍政権の暴走と最後まで戦い抜く」と述べた。
7月の参院選での党の躍進に関しては「一過性に終わらせず、本格的な流れにしたい。次期衆院選では小選挙区でも風穴を開ける戦いを挑みたい」と語った。
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