解散総選挙を目前にして、日本共産党以外の野党は結束どころか流動化し
泥どろ状態に陥っている。 まさに安倍自民党の思う壺といった状況!

生き残り図る野党 議員の流動化加速
(毎日新聞) - 2014年11月20日(木)23:57
『みんなの党』が解党を決めた会議に渡辺氏が出席して異論を唱えていたが、
私は、渡辺氏(党創設者)は、とうの昔に『みんなの党』から追い出されたと
思っていたほどだ!
衆院選 みんな四分五裂、5年の歴史に幕
(産経新聞) - 2014年11月20日(木)07:59
分裂した者たちの向かった先が、没落政党民主党だと云うのも象徴的。
そして彼らを迎え入れた民主党の節操の無さも呆れるばかり。
みんなが解党決定=「第三極」の一角消滅
(時事通信) - 2014年11月19日(水)18:48
前回選挙で全く未来が無かった『日本未来の党』と合流し、その後分裂した
『生活の党』(小沢一郎グループ)からは、幹事長が抜け出し、彼も民主党に
逃げ込んだとのこと!
衆院選 生活の党幹事長ら、民主から出馬 小沢-岡田会談で固まる
(産経新聞) - 2014年11月20日(木)18:49
橋下と石原の『2頭立て馬車』が転覆し、分裂後再び他党(名前も覚えていない)
と合流したが、またぞろ同じ轍を踏み『2頭立て馬車』でやろうとしていた『維新』
も結局分裂含み。
再編進まぬ野党 維新二分、みんな解党危機
毎日新聞 - 2014年11月19日(水)12:59
今や、「共産党以外に、野党として胸を張って堂々とたたかっているいく姿は
まったくない」」(野中広務・自民党元官房長官)状況になった!

頼りになるのは「日本共産党」だけ!
情けない話である!
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生き残り図る野党 議員の流動化加速
(毎日新聞) - 2014年11月20日(木)23:57
衆院解散を翌日に控えた20日、自民党への対抗軸作りを模索する野党の流動化がさらに進んだ。
解党を決めたみんなの党だけでなく、生活の党からも民主党に合流する動きが表面化した。ただ、小政党からの合流は議員の「生き残り」の側面もあり、「野合」批判を招く懸念もある。
選挙区調整の「時間切れ」を前に自党の候補擁立を優先する動きもあり、野党連携は壁にぶつかりつつある。【村尾哲、飼手勇介】
「自分が正に民主党だという気持ちで頑張ってほしい」
海江田万里代表は20日、みんなに離党届を提出した山内康一国対委員長と中島克仁衆院議員を党本部に迎え、満面の笑みで握手を交わした。
現職の合流は、候補者不足に悩む民主にとっては朗報だ。山内氏は埼玉13区、中島氏は山梨1区で擁立する調整に入った。
みんなは2012年衆院選で18議席を獲得したが、解党決定で「四分五裂」(関係者)となった。山内氏らに加え柏倉祐司、杉本和巳の両氏も民主からの立候補を調整中だ。渡辺喜美前代表は新党結成を模索しており、維新の党への合流を目指す議員もいる。渡辺氏と対立した浅尾慶一郎代表は、無所属での立候補を検討中だ。
一方、生活の党の小沢一郎代表は20日までに、衆院議員が選挙に有利と判断すれば、離党を認める意向を周囲に伝えた。右腕である鈴木克昌幹事長は民主への復党が決まり、青木愛氏も離党を検討している。
小沢氏は衆院選に向け分裂した民主との連携を目指したが、「小沢アレルギー」の強い民主と溝が埋まらなかった。生活にとどまる衆院議員は小沢氏や、同日午後に離党を断念した村上史好氏らとなりそうだ。小沢氏としては側近議員の「延命」を図り、衆院選後の連携の芽を残す狙いもあるとみられる。
みんななど「第三極」は前回衆院選で存在感を示したが、「分裂ばかりで存在感が低下した」(維新幹部)ままでの解散・総選挙となった。土壇場での民主合流は、議席増が見込まれる民主のほうが比例復活の可能性が高まるとの議員心理が働いたとみられる。
これに対し、民主は「安倍政権への対抗軸を作るため、合流を歓迎したい」(幹部)とこの流れを加速させたい考えだ。消費増税をめぐる12年の分裂劇では、造反者に除籍(除名)など厳しい処分を下した。復党には規約上、一定の手続きが必要となるが、18日の常任幹事会では、過去に除籍された議員でも柔軟に復党を認める可能性を確認した。
◇選挙区調整に影響
民主党が、合流する中島克仁氏の擁立を検討する山梨1区には、維新の党の小沢鋭仁国会議員団幹事長も出馬を予定している。維新の江田憲司共同代表は20日の記者会見で「譲るつもりはない」と強い不快感を示した。みんなの党の解党が、民主と維新の連携に影を落とした形だ。
中島氏は、前回衆院選で旧山梨3区から立候補して比例復活したが、「0増5減」の定数是正で選挙区がなくなり、1区への選挙区替えを希望した。民主幹部は「地盤の厚い山梨での擁立見送りは難しい」として維新の理解を求める考えだ。
中島氏と共に民主に合流する山内康一氏は埼玉13区から立候補する方向で、次世代の党の新人と競合しそう。民主と次世代の競合区はさらに増える見通しだが、保守色の強い次世代との調整は「これ以上は困難」(民主幹部)として立ち消えとなりそうだ。
そのぶん、民主は維新との協議を引き続き積極的に進める方針だ。枝野幸男幹事長は20日、記者団に「自民党に漁夫の利を得させてはいけない」と述べた。
再編進まぬ野党 維新二分、みんな解党危機
毎日新聞 - 2014年11月19日(水)12:59
安倍晋三首相の解散表明を受け、与野党は12月2日に公示される衆院選に向けて準備を本格化させた。過去2回の衆院選は結果がいずれも政権交代に直結したが、自民党の「1強」状態で迎える今回は様相がやや異なる。野党各党が、安倍政権との距離感の違いから、離合集散を繰り返してきたためだ。選挙前の再編を見送った野党は、候補者調整で活路を見いだそうとしている。
◇候補者調整に活路
2012年12月の衆院選後、大きな動きがあったのは「第三極」を掲げた日本維新の会(当時)とみんなの党だ。石原慎太郎元東京都知事と橋下徹大阪市長の「二枚看板」で第3党に躍り出た旧維新は、原発政策や憲法を巡って党内の路線対立が激しくなり、今年5月に分党を決めた。
一方、みんなの党は渡辺喜美代表の発信力で党勢を拡大してきたが、その渡辺氏は自身の8億円借入金問題が浮上し代表を辞任した。これに先立ち、もともと渡辺氏と距離のあった江田憲司氏らは離党して結いの党を結成。さらに橋下氏らと維新の党を結成した。
江田氏らが離れたみんなの党は所属衆院議員が8人に減ったが、内紛は収まらず、浅尾慶一郎代表が18日、党の解散を表明。同党は19日中に両院議員総会を開き、解党する見通しだ。
旧維新で橋下氏とたもとを分かった石原氏らは8月に次世代の党を結成。石原氏は一時、今期限りでの引退を示唆していたが、18日に次期衆院選への立候補を表明した。次世代に参加した19人の衆院議員のうち12人は当選1回で、しかも11人が比例代表選出。次回も石原氏の知名度と集票力にすがりたい党の事情がにじむ。
前回衆院選で注目された日本未来の党は選挙直後に分裂し、小沢一郎氏らは生活の党を結成した。亀井静香、阿部知子両氏はみどりの風を経て現在は無所属で活動している。
前回大敗した民主党は、山口壮元副外相が昨年末、「党に限界を感じた」と離党届を提出し除籍処分になったものの、なんとか結束を維持してきた。三日月大造氏は滋賀県知事に転身(川端達夫氏が繰り上げ当選)。後藤斎氏は今月11日に議員辞職し、来年1月の山梨県知事選への立候補を準備している。
自民党では徳田毅氏が2月、親族の公職選挙法違反事件で議員辞職した。新党大地の石川知裕氏も昨年5月、資金管理団体「陸山会」を巡る政治資金規正法違反事件での有罪判決を受けて辞職した。旧維新に所属していた東国原英夫氏は「党の理念や方向性が変質した」として昨年12月に政界を去った。
【毎日新聞:高山祐】
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