ダイヤモンドオンラインで伝えておりました。
-マラソンブームが“町興し”の切り札に?-
「ランツーリズム」は第二の街コンになれるか
旅行代理店のクラブツーリズムでは毎月東京都内を観光しながら走り、最後に食事をする「食べラン♪」を開催している。10㎞前後をゆっくりとしたペースで走り、観光名所では参加者の集合写真も撮る。走った後は銭湯やシャワーで汗を流し、交流会もかねて一緒にお食事。
「多いときは20名程度が参加し、8割が女性。走るのは好きだけどフルマラソンはハードルが高い……という方たちに人気です。今後は都内だけでなく、関西方面や、ゆくゆくはシンガポールなど海外でもツアーを展開していきます」(クラブツーリズム「食べラン♪」担当高野良樹氏)
東京マラソンなどに出場する人を「本格ラン派」とするならば、ランツーリズムに参加する人は「ファンラン派」だ。つまり、マラソンブームは既に二極化現象となり始めているのである。
このランツーリズムは、実は街興しの起爆剤として、今後全国各地に広がる可能性を秘めている。構造は全国的なブームとなった「街コン」と一緒だ。街コンは既存の商店街を活用した。
一方でランツーリズムでは、地方自治体のバブリーな遺産である“ハード”(観光施設)を利用できる。「無駄、無駄」と言われてきたものをランツーリズムのコースに組み込むことができ、さらにご当地名物もPRできる一石二鳥のコンテンツとなり得るのだ。
しかも、新たな投資はほとんど不要である。ランツーリズムは、言ってみれば極めてCP(コストパフォーマンス)の高い、地方自治体にとっては救世主のような“ソフト”なのだ。
海外では昔から各地で展開され、たとえばフランス・ボルドーのメドック地方で名物のワインを飲みながら走る「メドック・マラソン」が有名。ランツーリズムは各国の観光資源として根付いている。
それならば、東北や北陸で日本酒を飲みながら……とは安全上の問題で難しいかもしれないが、今後街コンのような現象がランツーリズムでも起きることを期待したい。
-引用終わり-
文化、芸術、スポーツなどで地方の優れた資産を見直して活性化に繋げよう、という試みが盛んになりつつあります。イワユル「無いものねだりから、在るもの探し」です。
観光地でもない地域が活性化できる方法は「人や物がたくさん移動することがポイントだ」とTVで言っていました。簡単に言いますと恐らく「集客できるイベント」があれば即効性があって良いのでしょう。
では下北では何があるのでしょうか。考えてみました。
私は昨年「恐山ミステリィゾーンプロジェクト」を提唱しましたが、簡単に却下されてしまいました。「恐山ル・ヴォワールの林原めぐみさんのコンサートを聞いて恐山を訪れると幸せになれる、みたいな伝説を作る」こんな感じの提案でした。
一般に馴染みはありませんが恐らく全国から5,000人は集まるでしょう(私もよく知りませんが懸命に調べた結果です)。
ただ、今年は話題の旬が過ぎてしまいました。でもゲストで「マツケン&小雪さん」「フーミン」なんかが友情出演してくれたらまだ今年でもイケると思います。
あ、杉良さんはまた別のイベントと言うことで・・・。