湯けむり発電の技術者緩和、小型地熱発電

8/17日経新聞WEBで伝えておりました。

-小型地熱発電の導入基準緩和　経産省、技術者の実務経験不要に-

　経済産業省は小型の地熱発電設備の導入基準を緩和する。温泉街の温泉井戸などで発電する「湯けむり発電」を念頭に、出力が100キロワット以下の場合は１年間の運転実務経験のある技術者を不要にする。年600万円ほどのコスト低減につながり、小規模な温泉旅館での普及拡大を促す。

　安全を確保するため、短期の講習や試験を新設して、１年間の実務経験に代える方針だ。９月末から運用を始める。地熱発電の電気は固定価格買い取り制度により電力会社に買い取ってもらえる。現在は設置費用の回収は約４年かかるが今回の規制緩和で半年程度短縮できる。

-引用終わり-

一歩前進ですが本丸が緩和されません。ま、温泉発電を普及させて雰囲気作りを先行させるということでしょうか。しかしながら、経産省の本来やるべき方向性はまだ道半ばだと思います。

上記記事の費用回収期間には要注意ですよ。温度も湯量も書いておりません。