昨年の何時だったかベトナムから県へ意見メールを送った事がありました。回答は県HPにも載ったと思います。もう忘れていましたが、本日<その後の取り組み状況>という面白いメールが届きました。(公的機関とのやり取りなのでご紹介してみます)
-県からの<その後の取り組み状況>のメール-
時下ますます御清祥のこととお喜び申し上げます。
昨年度、「県政・わたしの提案」としてお寄せいただき、回答を差し上げておりましたご提案につきましては、さらに検討しており、現時点におけるその後の取組状況は下記のとおりとなっていますので、お知らせいたします。
今後とも、県政の推進にご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
平成25年 8月19日
青森県○○○
記
<提案内容>
先の新聞に「潮流」「波力」「風力」による海洋発電実証実験候補地のニュースがあった。
九州で実証中の風レンズ風車のような八角形のフレームを固定する支柱を作り、その支柱にマグロの形をしたプロペラを取り付けたハイブリッド型海洋発電の実証実験を行ったら良いのではないか。また、九州とタイアップして開発を急いだらどうかと思う。
青森は自然条件が良いことから、季節により大間町→旧脇野沢村→横浜町と航行移動できる実験体が良いと思う。また、フレームの中央にはホタテやナマコの養殖網を兼用させ、漁協の共同参画を図ってみてはどうか。
<その後の取組状況(平成25年6月末現在)>
国では、海洋エネルギーの導入拡大を図るため、実証実験のための海域となる実証フィールドを国内に整備することとしており、本年3月にその要件を公表するとともに、来年2月末日を期限とする第1次募集を開始したところです。
県では、実証フィールドの整備に向けて、昨年度、検討委員会を立ち上げ、実証フィールド実現可能性調査を実施するなど、具体的な検討を進めてきたところであり、今年度は国の要件に合致する海域の実測調査を行い、国の公募に対応していくこととしています。
今後、潮流発電システムの研究プロジェクトに取り組む弘前大学と連携し、地元漁業関係者の理解と協力を得ながら、実証フィールドの候補海域を選定していきたいと考えています。
-引用終わり-
面白いフォローメールでしょ。
一個人に対し、知らせる義務の無いメールをわざわざ送ってきた理由を幾つか推察してみました。
①現在県が進めている検討内容に「私の提案内容」と似たような方法があり、既に先行研究していたという事実を知らせたかった。
②提案内容から私を何らかのプロジェクト関係者ではないかと思い、今後の関わり合いを考慮して挨拶文のつもりで送った。
③この時期は異動も落ち着き、新規・継続プロジェクトの発注時期として動き出す時期でもあり、「私の提案内容」もアイデアとして参考にするかも知れない、という新しい担当者の思惑があった。
④県の新しい方針として「県政提案に対してのフォロー」をしっかりするように文章が回った。
⑤私が他にもいろいろ「県政提案」を送っているので、批判文章を出されないように気を使った。
私は①ではないかなぁ、と思います。「○○大学」という固有名詞をわざわざ出していますので・・・。
-県からの<その後の取り組み状況>のメール-
時下ますます御清祥のこととお喜び申し上げます。
昨年度、「県政・わたしの提案」としてお寄せいただき、回答を差し上げておりましたご提案につきましては、さらに検討しており、現時点におけるその後の取組状況は下記のとおりとなっていますので、お知らせいたします。
今後とも、県政の推進にご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
平成25年 8月19日
青森県○○○
記
<提案内容>
先の新聞に「潮流」「波力」「風力」による海洋発電実証実験候補地のニュースがあった。
九州で実証中の風レンズ風車のような八角形のフレームを固定する支柱を作り、その支柱にマグロの形をしたプロペラを取り付けたハイブリッド型海洋発電の実証実験を行ったら良いのではないか。また、九州とタイアップして開発を急いだらどうかと思う。
青森は自然条件が良いことから、季節により大間町→旧脇野沢村→横浜町と航行移動できる実験体が良いと思う。また、フレームの中央にはホタテやナマコの養殖網を兼用させ、漁協の共同参画を図ってみてはどうか。
<その後の取組状況(平成25年6月末現在)>
国では、海洋エネルギーの導入拡大を図るため、実証実験のための海域となる実証フィールドを国内に整備することとしており、本年3月にその要件を公表するとともに、来年2月末日を期限とする第1次募集を開始したところです。
県では、実証フィールドの整備に向けて、昨年度、検討委員会を立ち上げ、実証フィールド実現可能性調査を実施するなど、具体的な検討を進めてきたところであり、今年度は国の要件に合致する海域の実測調査を行い、国の公募に対応していくこととしています。
今後、潮流発電システムの研究プロジェクトに取り組む弘前大学と連携し、地元漁業関係者の理解と協力を得ながら、実証フィールドの候補海域を選定していきたいと考えています。
-引用終わり-
面白いフォローメールでしょ。
一個人に対し、知らせる義務の無いメールをわざわざ送ってきた理由を幾つか推察してみました。
①現在県が進めている検討内容に「私の提案内容」と似たような方法があり、既に先行研究していたという事実を知らせたかった。
②提案内容から私を何らかのプロジェクト関係者ではないかと思い、今後の関わり合いを考慮して挨拶文のつもりで送った。
③この時期は異動も落ち着き、新規・継続プロジェクトの発注時期として動き出す時期でもあり、「私の提案内容」もアイデアとして参考にするかも知れない、という新しい担当者の思惑があった。
④県の新しい方針として「県政提案に対してのフォロー」をしっかりするように文章が回った。
⑤私が他にもいろいろ「県政提案」を送っているので、批判文章を出されないように気を使った。
私は①ではないかなぁ、と思います。「○○大学」という固有名詞をわざわざ出していますので・・・。