カープな毎日

カープファンのひとりごと。

河内8年ぶりの白星

2012年08月16日 21時30分33秒 | 試合結果
ヤクルト 000 100 100 2
広 島 000 001 03X 4
勝利投手:河内1勝
セーブ投手:ミコライオ2勝3敗16S
敗戦投手:ロマン7勝8敗


 今日の大竹は制球に苦しみ、初回は安打と四球で1死1,2塁としてしまうと、畠山に安打を打たれましたが、迎が好返球で2塁走者を本塁で刺して失点を防ぎました。
 2回と3回は無安打で抑えるも、4回に2塁打と犠打で1死3塁とされ、福地の犠飛で先制点を与えてしまいました。続く森岡には3塁打を打たれて追加点のピンチでしたが、相川を三振に仕留めて1失点で凌ぎました。
 5回、6回と2死1,2塁のピンチを背負いましたが、ここは踏ん張って無失点で凌ぎ、球数が100を超えたことから、6回の攻撃で代打を送られて交代となりました。

 打線はロマンを攻略できませんでした。初回の1死1塁では梵が併殺、2回2死2塁では迎が凡退、5回1死1,2塁では石原が併殺と拙攻を繰り返してしまいました。
 6回に代打東出の安打をきっかけに2死2塁として、梵が適時打を放って同点に追い付きました。

 7回から登板した横山が1死1,2塁のピンチを招くも、畠山を遊ゴロに打ち取り併殺かと思いきや、菊池が悪送球して2塁走者が生還して勝ち越しを許してしまいました。
 なおも2死1塁の場面で、河内に交代すると後続を断ち、8回も三者凡退に抑えました。

 8回に代打安部の2塁打、丸の安打で1死1,3塁の同点機を作ると、2死後に梵が四球を選んで満塁として、エルドレッドが2点適時打を放って勝ち越しに成功しました。更に堂林の適時内野安打で1点を加えて、この回3点を奪って逆転に成功しました。
 9回はミコライオが内野安打を打たれるも、最後は代打飯原を併殺に打ち取り無失点で切り抜け、4位ヤクルトに逆転勝ちで連勝して、ゲーム差を2.5に広げました。
 チームは貯金1となり、7回途中から好救援の河内が04年以来の白星を挙げました。

 
 河内に待望の白星が付きました。1回1/3を完璧に抑えて、味方の反撃を呼び込む好投でした。河内の必死の投球が野手の心に火を付けたのかもしれませんね。
 08年に手術を行い、復活を目指すも思うように回復せず、10年からは育成契約となるなど、どん底の状態から必死のリハビリで続けて、ようやく今季支配下登録され、1軍での復活マウンドを踏みました。
 1軍ではここまで15試合に登板して、防御率0.84の好成績を残していたので、何とか白星が付いて欲しいと願っていました。きっとカープの選手、首脳陣、球団関係者全員が同じ気持ちだったのではないでしょうか。その思いが8回の逆転劇に繋がったと思います。
 この1勝はチームの結束力を高めたと思います。明日からの巨人戦はチーム一丸で戦えるはずですから、絶対に勝ち越したいですね。

 エルドレッドは良いところで打ちますね。普段は打てそうな気がしないのですが、チャンスでは勝負強い打撃をしてくれます。
 カープの打者は普段は打ちますが、チャンスに弱い選手が多いので、エルドレッドのような打者がいてくれるのは心強いですね。
 これからも勝負を決める一打を期待したいですね。

 そして逆転のきっかけを作った安部も良い働きをしました。菊池ばかりではなく、もっと安部もスタメンで起用してほしいですね。
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