カープな毎日

カープファンのひとりごと。

今村打たれて引き分け

2012年08月30日 21時53分53秒 | 試合結果
広 島 000 110 000 0 2
ヤクルト 000 010 001 0 2

 肘の状態の悪いエルドレッドが、スタメンから外れて4番に松山が入る苦しい打線は、3回までロマンに完璧に抑えられていましたが、4回に2死無走者から梵の安打と松山の適時2塁打で1点を先制しました。
 続く5回には赤松のソロ本塁打で追加点を挙げて大竹を援護しました。

 大竹は全体的に制球が甘く、毎回のように走者を背負う苦しい投球でした。安打、捕逸、死球で1死1,3塁のピンチを迎えましたが、畠山を併殺に打ち取り無失点で切り抜けると、その後も要所を締めて4回まで無失点に抑えました。
 5回に安打と自らの失策などで1死2,3塁としてしまうと、ミレッジに犠飛を打たれて1点を失いましたが、森岡は二ゴロに打ち取り1失点で防ぎました。
 6回と8回にも2死1,2塁のピンチを背負いましたが、松井淳と武内を気迫で三振に仕留めてリードを守り抜きました。

 前半で2点を奪ったものの、その後打線は繋がらず、6回は1死2塁で松山と堂林が、7回2死2,3塁は天谷、8回1死1塁は松山が倒れて追加点を奪えませんでした。

 9回は今村で逃げ切りを図りましたが、球威を欠いており、先頭の松井淳に同点本塁打を浴びてしまいました。その後も2死から連続四球で1,2塁のピンチを迎えるも、田中を中飛に打ち取り延長戦に突入しました。

 10回にバーネットを攻めて四球と安打で1死1,2塁として、切り札前田智を代打に送るも左飛に倒れ、梵も三振でカープの勝ちが無くなりました。
 その裏も、今村がマウンドに上がり、安打、死球、敬遠で2死満塁のサヨナラ機を迎えるも、福地を三ゴロに打ち取って、何とか引き分けに持ち込みましたが、大竹の137球の力投に報いることができませんでした。

 勝利目前でまさかの引き分けとなり、5割復帰はならず、大竹の11勝目も消えてしまいました。4位ヤクルトとのAクラス争いは1勝1敗1分の五分の星で終えました。カープが表ローテ3人をぶつけていることを考えれば、痛い星となってしまいました。
 最低でも2勝1敗で終えたいところでしたが、ミコライオの不在、エルドレッドの欠場が響いてしまいました。
 それでもゲーム差を縮められた訳ではないので、まだ良かったと考えましょう。

 
 今村が打たれたことが印象に残ってしまいますが、今日も打線の拙攻により投手陣を援護できなかったことが最大に原因でしょう。
 4回以降は9回を除いて毎回安打を放ちながら、6回以降は追加点を挙げられませんでした。特に痛かったのが6回でしょう。1死1,2塁で4番松山と5番堂林に回りながら無得点に終わりました。
 松山は前の打席で価値ある先制2塁打を放っており、4番の重責をはねのけたかと思いましたが、甘い球を打ち損じて補邪飛に倒れてしまい、松井光を助けてしまいました。
 松山は8回にも1死1塁で併殺打を放っており、4回の打撃が帳消しになってしまいました。1つの結果で満足することなく、続けていくことが大切なので、次戦で取り返してほしいですね。
 
 これからもエルドレッドが欠場する試合は出てくるでしょうが、代役の適任者がいませんね。苦しい戦いが続きそうです。誰か救世主が現れてくれないでしょうか。
コメント (1)