カープな毎日

カープファンのひとりごと。

古澤コーチ退場も勝利に結びつかず

2013年04月23日 22時37分31秒 | 試合結果
広島 000 000 010 1
ヤクルト 001 000 02X 3
勝利投手:江村1勝
セーブ:山本哲1S
敗戦投手:今村2敗

 バリントンはやや制球が乱れていましたが、球に切れがあり、2回まで無安打に抑えていましたが、3回に2安打で1死1,3塁とされて、森岡の犠飛で1点を失いました。
 しかしその後は7回まで投げて、無安打1四球に抑える好投でヤクルトに追加点を与えませんでした。

 苦しい打線は4番廣瀬、5番梵、6番栗原と打順を大幅に入れ替えましたが、チャンスを作りながらも得点に結びつかず、上手く機能しませんでした。
 2回2死1,2塁は石原が左飛、3回2死満塁と5回2死1,2塁は梵が共に遊ゴロ、4回と6回の2死2塁では共にバリントンが三振に倒れて、とてもホームが遠く感じました。
 8回にようやく村中を捉えて、1死3塁から栗原の適時2塁打で同点に追いつき、更に四球で2死1,2塁として、代打前田智を送ったところで事件がおきました。
 代わったばかりの江村が前田智の左手に死球を与えると、両軍ベンチから選手が飛び出して、古澤投手コーチが荒木コーチへの暴力行為で退場処分となりました。不穏な空気が漂ようと、続くルイスは三振に倒れて勝ち越せませんでした。

 8回から登板した今村が2死から3連続長短打を浴びて2点を失ってしまい、連敗中のヤクルトに敗れて5割復帰を逃してしまいました。


 打線がヤクルトを上回る6安打を放ち、7四死球ながらも繋がりを欠いて、12残塁の拙攻で1得点に終わりました。
 不振の栗原を6番に下げて、好調の廣瀬と梵を主軸に据えましたが、廣瀬の4四死球ながらも、梵が2度のチャンスで凡退してしまいました。またチャンスで打順が2度もバリントンに回るなど流れも良くありませんでした。
 一昨日は驚異の粘りでサヨナラ勝ちしながらも、その勢いに乗りきれないですね。最大の要因は打順をいじり過ぎたことではないでしょうか。栗原の状態が上がらないことで、打順を組み替えたのでしょうが、4番は単に打つ打たないだけではなく、打線の軸となるので、誰でも良いということは無いと思います。やはり4番は栗原でいってほしいですね。

 前田智が左手首へ死球を受け、病院で検査を受けた結果、左尺骨茎状突起骨折と診断されました。全治は不明ですが、長期離脱は間違いない状況となりました。前田健、エルドレッドに続く離脱となり、大幅な戦力ダウンは必至です。
 この死球については、2球目にも内角への投球があり、この時はバットに当たりファールになりました。そして6球目で左手に当たっており、1打席で2球も体に当たるような投球をしています。もちろん故意に投げているとは思いませんが、ヤクルトバッテリーへの疑念を抱いてしまいます。
 古澤コーチが荒木コーチの胸ぐらを掴んだことはもちろんいけませんが、その気持ちは十分に理解できます。選手たちにも、その思いが伝わったと思うのですが、それが勝利に結びつかなかったのは残念でした。

 いきなり苦しい状況に追い込まれてしまいましたが、こんな時こそ、主砲栗原を軸にしてチーム一丸で戦っていくしかありませんね。
コメント (2)