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9回逆転で今井が今季初勝利

2013年04月29日 20時33分05秒 | 試合結果
広島 100 003 002 6
阪神 040 000 010 5
勝利投手:今井1勝
セーブ:今村2敗1S
敗戦投手:久保2勝1敗4S
本塁打:[広島]菊池2号

 昨日はルイスの先制弾で流れを掴みましたが、今日は菊池が先制本塁打を放って1点を先制して、試合の流れを掴んだかと思いましたが、先発のバリントンは立ち上がり制球が甘く、2回に3連打で無死満塁とされると、1死後に藤井彰に適時打を浴び、更に内野ゴロの間に1点を失って逆転を許してしまうと、四球で再び満塁として大和に2点適時打を打たれて、この回4点を失ってしまいました。
 3回以降は制球も安定し、阪神打線に凡打の山を築かせて、3回から7回を2安打無失点に抑えました。

 打線は秋山に対して、3回から5回は三者凡退に抑えられて攻略の糸口が見つかりませんでしたが、6回に菊池の2塁打などで2死1,2塁とすると、松山が適時打を放って秋山をKOすると、梵が代わった鶴から2点2塁打を放って同点に追い付きました。
 8回には安打と野選などで1死2,3塁の勝ち越し機を作りましたが、梵が遊飛に倒れ、四球で満塁となったところでは、代打栗原が三振に倒れて勝ち越すことができませんでした。
 その直後に、バリントンが連続長短打で1死1,3塁のピンチを作ってしまい、代わった河内は福留を三ゴロに打ち取るも、その間に1点を失って勝ち越しを許してしまいました。
 しかし、打線が粘りを発揮して2安打と敬遠で1死満塁とすると、廣瀬の三ゴロが失策となり同点に追い付き、2死後に梵が適時打を放って勝ち越しに成功しました。
 9回は今村が三者凡退に抑えて阪神に逆転勝ちしました。8回2死から登板した今井に今季初勝利が転がり込みました。


 昨日はルイスが4安打の活躍でしたが、今日は菊池が3安打3得点の活躍でチームに勝利をもたらしました。初回は先制本塁打を放ち、3点を追う6回には2塁打で同点の足がかりを作りました。そして9回には相手の拙い守備にも助けられましたが、2塁打を放って、逆転の御膳立てをしました。
 今は3番の丸から、廣瀬、松山、梵の中軸が好調なので、上位が出塁すると得点に繋がる可能性が高くなっています。今日は松山が1安打1打点、梵が2安打3打点と、上位で作ったチャンスでしっかりと打点を挙げています。今の打線はカープらしい繋ぐ攻撃ができていますね。
 大砲はいませんが、打線のバランスが良く、選手に繋ぐ意識が徹底されているので、打線としては十分に機能できるはずです。
 明日の先発は篠田が今季初登板と、投手事情は相変わらず苦しいですが、打線がしっかりと援護してほしいですね。


 またしても故障者が出てしまいました。大竹が背中の張りを訴えて、5月1日の阪神戦の先発を回避することになりました。当面は出場選手登録は抹消せず様子を見るようです。代わりに右上腕の張りを訴えて登録抹消中の前田健が復帰して先発するようです。前田健はブルペンでの投球を開始していますが、まだ本調子ではないとのことで、不安は残りますが、緊急事態ということでスクランブル登板するのですね。前田健なら何とかしてくれるでしょう。
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