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追いすがるDeNAを振り切って日本シリーズ進出決定

2016年10月15日 21時05分14秒 | 試合結果
DeNA 022 002 100 7
広島 601 010 00X 8
勝利投手:岡田1勝
敗戦投手:今永1敗
セーブ:中崎2S
本塁打:[DeNA]梶谷1号、ロペス1号
[広島]エルドレッド1号

 初回に田中と丸の四球で1死1,2塁とすると、新井と鈴木の連続適時打とエルドレッドの3点本塁打で5点を先制し、更に小窪と岡田の安打で2死1,2塁として、田中が適時打を放って、この回一挙6得点を挙げました。
 
 岡田は、初回を三者凡退に抑えましたが、2回に1死後に2塁打と自らの失策で1死1,3塁のピンチを招き、倉本に適時打を浴び、更に鈴木の悪送球も絡んで2点を失いました。更に1死2塁のピンチをでしたが、戸柱を一ゴロ、代打石川を二ゴロに打ち取って追加点は与えませんでした。
 しかし、3回に無死1塁から梶谷に2点本塁打を浴びてしまい、2死後にも連打で2,3塁の一打同点のピンチを迎えましたが、倉本を一ゴロに打ち取って2失点で凌ぎました。

 2点差に追い上げられて3回に3番手砂田から、小窪の安打と犠打で1死2塁として、2死後に田中が四球を選んで1,2塁となり、菊池が適時打を放って待望の追加点を挙げて、リードを3点に広げました。

 岡田は、4回と5回も走者を出しながらも無失点で凌ぎ、5回を8安打4失点でマウンドを降りました。

 5回には小窪の四球と暴投で1死2塁とし、2死後に田中が適時打を放ちリードを4点に広げて、試合を決めたかと思いましたが、6回に登板した一岡が、四球で無死1塁として、戸柱に適時3塁打を浴びて1点を失い、更に内野ゴロの間にも1点を失って、2点差に追い上げられました。続く7回には今村が、ロペスに本塁打を打たれて、ついに1点差となってしまいました。

 6回以降、打線は須田、三上、山崎康の継投の前に1安打に封じられて追加点を奪えませんでしたが、8回をジャクソンが三者凡退に抑えると、9回は中崎が2死後に四球を与えてしまいましたが、最後は筒香を三振に斬って1点のリードを守り切って、追いすがるDeNAを振り切りました。
 
 対戦成績を4勝1敗として、25年ぶりの日本シリーズ進出が決定しました。またMVPには、CSファイナルで打率.883という驚異の数字を叩きだして神っていた田中が選ばれました。


 苦手の今永ということで、苦戦すると思われましたが、初回に田中が粘って四球を選んでチャンスメイクすると、4番新井と5番鈴木に適時打が生まれて打線に火が付き、エルドレッドの本塁打に繋がりました。更に攻撃の手を緩めず、田中にも適時打が出て、今永から6点を奪って1回でKOしました。
 これでカープのペースになったかと思われましたが、2回に岡田の失策に鈴木の悪送球も絡んで2点を失ってDeNA打線を勢い付けてしまい、3回にも2点を失いました。何とか5回4失点で凌ぎ、打線も2点を追加するも、一岡と今村が失点してしまいました。
 最後は、ジャクソンと中崎が1点のリードを守り切って辛くも逃げ切りましたが、DeNAの粘り強さには凄かったです。DeNAの選手から何としても勝つんだという強い意志が感じられました。少しのミスから相手が勢い付くというところが短期決戦の怖さですね。
 このCSファイナルステージを経験したことで、選手たちはまた一回り強くなったと思います。22日からの日本シリーズでもパ・リーグチームを破って、日本一をつかみ取ってくれることでしょう。


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