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森下6回2失点10奪三振の好投

2020年07月23日 22時25分21秒 | 試合結果
広島 000 004 000 4
阪神 200 000 000 2
勝利投手:森下2勝1敗
敗戦投手:藤浪1敗
セーブ:一岡1S
本塁打:[広島]ピレラ4号
    [阪神]大山6号

 藤浪対策として2番2塁安部を起用した打線は、初回1死後に連打で1,3塁の先制機を作りましたが、鈴木誠が併殺に倒れて無得点に終わると、2回にも2四球で2死1,2塁のチャンスを作るも、森下が二ゴロに倒れて藤浪から得点を奪えず、3回から5回までは無安打に抑えられました。
 先発の森下は、初回先頭の糸井に四球を与えると、2死後大山に2点本塁打を浴びて先制を許しましたが、2回から4回まで1安打に抑えて2塁さえ踏ませませんでした。5回に2塁打と四球で2死1,2塁のピンチを招くも北條を一邪飛に打ち取ってピンチを脱しました。
 
 藤浪に苦戦していた打線は、6回に安打と2四球で1死満塁として、松山は三振に倒れるも、続くピレラが満塁本塁打を放って逆転に成功しました。
 森下は6回も続投して無失点に抑えて、6回を投げて毎回の10奪三振で4安打2四球2失点と素晴らしい投球内容でした。

 打線は7回に敵失と四球などで1死2,3塁の追加点機を作りましたが、安部が三振、堂林の打席で捕手が球を弾いた間に3走田中広が本塁を狙うもアウトになってしまい、追加点を奪えませんでした。
 8回にも安打と四球で1死1,2塁としながら、ピレラと會澤が連続三振に倒れると、9回も2四球などで1死1,2塁のチャンスを貰いながら、安部と堂林が倒れて追加点を奪えませんでした。
 
 7回からはフランスアが登板して2安打と四球で2死満塁のピンチを招きましたが、サンズを三振に斬って無失点で凌ぐと、8回は塹江が2死2塁のピンチを招きながらも、陽川を右飛に打ち取ってリードを守りました。
 9回は一岡がマウンドに上がり、1安打無失点に抑えて阪神に逆転勝ちを収めて、今季阪神戦初勝利を挙げました。

 森下が初回に2点本塁打を浴びましたが、2回以降も崩れることなく阪神打線から毎回三振を奪う快投を披露しました。5回に1死2塁のピンチを背負いましたが、落ち着いて藤浪を三振に斬り、糸井には四球を与えるも、次打者北條を一邪飛に打ち取って、6回の逆転劇を呼び込みました。
 チームは2分けを挟んで連敗中と状態が悪い中での先発となり、打線は初回の先制機を逃す悪い流れに引きずられ、1回に先制本塁打を浴びながら、2回以降も落ち着き払ったマウンド捌きでとても新人とは思えない投球でした。次戦以降も十分に期待が持てる投球であり、森下の凄さを改めて実感させられました。
 昨日の野村に続き、森下も先発としての役割を果たし、先発投手崩壊に歯止めが掛かり、明るい兆しが見えてきました。

 また、リリーフ陣も、7回フランスア、8回塹江、9回一岡の継投が決まり、無失点リレーで2点のリードを守り切りました。フランスアは、心配な面もありますが、守護神の一岡は安心して見ていられました。
 ようやく勝ちパターンの継投も形が見えてきたことで、チームにも落ち着きが出てくると思うので、ここからチーム状態を上げていってほしいですね。
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