カープな毎日

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中村祐

2020年09月20日 22時15分22秒 | 試合結果

広島 000 010 005 6
ヤクルト 300 004 10X 8
勝利投手:小川9勝3敗
敗戦投手:中村祐1敗
セーブ:石山3勝2敗11S
本塁打:[ヤクルト]濱田2号、青木15号、山田哲10号、村上15号

 

 先発は今季初登板の中村祐でしたが、初回に先頭の浜田に先頭打者本塁打を浴びると、青木、山田にも連続本塁打を浴びて、先頭打者からの3者連続本塁打を打たれ3点を失いました。

 しかし、3連続本塁打を浴びた後は、制球が安定して変化球の切れも良く、2回から4回まで無安打1四球無失点に抑えました。

 5回1死後に安打を打たれ、2死後青木に四球を与えた際に、左足を気にするそぶりを見せ、治療のためベンチに下がるもそのまま降板となり、マウンドには菊池保が緊急登板して、山田に四球を与えて満塁とピンチが拡大しましたが、村上を三振に斬って無失点で凌いだことで、中村祐は4回2/3を投げて4安打3失点でした。

 

 打線は、3回に2塁打と犠打で1死3塁のチャンスを作りながら、大盛が三振、菊池涼が二ゴロに倒れると、4回無死1塁も鈴木誠、松山、堂林が凡退して得点を奪えませんでした。

 5回に田中広の2塁打で無死2塁として敵失で1点を返し、なおも無死2塁のチャンスでしたが、中村祐が犠打失敗して追加点を奪えませんでした。6回にも敵失と2盗塁で2死3塁とするも、堂林が三振に倒れて追加点を奪えませんでした。 

 6回裏からは島内が登板して、2安打と四球で無死満塁のピンチを招き、西田に2点適時打を浴びてしまい、なおも無死1,2塁のピンチを残してマウンドを中田に譲りました。

 中田は、犠打で1死2,3塁とされ二ゴロの間に1点を失うと、青木に適時2塁打を浴びて、この回4点を失って試合が決してしまいました。

 7回からは高橋樹が登板するも、先頭の村上に本塁打を浴びて1点を失いました。

 

 打線は、7回と8回は三者凡退に抑えられ、9回に連続長短打で無死1,3塁として堂林の併殺の間に1点を返し、更に連打で2死1,2塁として代打坂倉の適時打とピレラの適時2塁打、上本の2点適時打で4点を挙げ、なおも野間の安打で1,3塁の一打逆転という場面でしたが、最後は代打正随が三振に倒れて、ヤクルトに競り負けました。

 

 今季初登板の中村祐は、初回に先頭打者からの3者連続本塁打を浴びたものの、それ以降は5回1死まで無安打1四球に抑えて追加点を与えず、味方の反撃への流れを作ると、打線は2回から6回まで毎回走者を出して徐々に試合の流れが変わり始めましたが、打線が繋がりを欠いて流れを掴みきれませんでした。

 特に5回に敵失で1点を返してなおも無死2塁の追加点機で、中村祐が犠打失敗して1点止まりだったところが痛かったです。ここで1死3塁としてもう1点取れていれば、試合の流れが変わっていたかもしれないだけに悔やまれます。一つのミスが勝敗を分けることを改めて痛感しました。

 それでも9回に8安打を集めて5点を返した攻撃は明日に繋がると思います。明日はこの良い流れを続けていって早く九里を援護してほしいですね。

 

 球団は、中崎が昨日、広島市内の病院で「右後上腕回旋動脈瘤切除術」の手術を受けたと発表しました。今後は未定とのことですが、今季中の復帰は絶望となりました。

 昨年11月に右膝の手術を受けており、3月に実戦復帰して開幕1軍入りするも、本来の投球が戻らず7月中旬から2軍で調整していました。

 今季は中継ぎ陣が苦しんでいるので、中崎の復活を期待していましたが、自分の思うような投球が戻らず手術を決断したのでしょう。来季の開幕に向けてしっかりリハビリをして万全の状態で戻ってきてほしいですね。

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