広島 200 000 001 3
巨人 111 303 01X 10
勝利投手:鍵谷3勝1敗
敗戦投手:九里4勝5敗
本塁打:[広島]田中広5号
[巨人]松原2号、中島7号
打線は、2番に田中広を起用すると、初回に無死1塁から田中広が2点本塁打を放って先制しましたが、先発の九里は1回裏に安打などで1死2塁とされ、2死後岡本に適時打を打たれて1点を失うと、2回には2死後に松原に本塁打を浴びて同点に追いつかれました。続く3回にも1死後に連打と四球で1死満塁とされて丸の内野ゴロの間に勝ち越しを許すと、4回には中島に本塁打を浴び、さらに安打と田中の失策に犠打で1死3塁のピンチを迎えると、吉川尚に適時打を打たれ、続くパーラの捕ゴロを坂倉が悪送球して1死1,2塁となると、坂本に適時2塁打を浴びて、この回3点を失ってしまい、九里は4回を投げて9安打6失点でした。
打線は、4回2死後に2塁打で2死2塁とするも、堂林が二飛に倒れると、5回には1死後2四球と死球で1死満塁のチャンスを作りながら、長野と鈴木誠が連続三振に倒れて得点を奪えませんでした。
5回は中村恭が登板すると、2塁打と犠打で1死3塁のピンチを迎えるも、中島と松原を凡打に打ち取って無失点で凌ぎましたが、6回に登板した今村が1死後連打と暴投で1死2,3塁とされて坂本の2点適時2塁打、岡本の適時打で3点を失い、さらに四球と安打で1死満塁となったところで、マウンドを菊池保に譲りました。
代わった菊池保は、中島と松原を連続三振に斬って追加点を許しませんでした。
7回からは島内がマウンドに上がると、安打と四球で無死1,2塁のピンチを招きましたが、パーラを併殺、増田大を三振に斬って無失点で凌ぎました。
8回はケムナが登板して2安打と四球で2死満塁とされると、田中俊の適時内野安打で1点を失ってしまいました。
7回2死後に四球と安打で2死1,3塁とするも、長野が三振に倒れて得点を奪えず、8回には1死後2塁打で1死2塁のチャンスを作りながら、坂倉が二ゴロに倒れ、堂林の四球などを挟んで2,3塁とするも、代打ピレラが三邪飛に倒れて得点を奪えませんでした。
9回に1死後2塁打で1死2塁として、2死後に長野の内野安打に敵失が絡んで1点を返しましたが反撃もここまでで、巨人に毎回の19安打を浴びて10失点で大敗を喫しました。
昨日の9回の流れで初回に田中広が2点本塁打を放って先制しましたが、九里が粘り切れませんでした。初回に岡本に適時打を打たれて1点を返されると、2回には2死無走者から松原に本塁打を打たれて同点に追いつかれてしまいました。
この2回の本塁打が痛かったです。2死後に伏兵松原に本塁打を浴びたことで、巨人ベンチの雰囲気を良くしたと思われ、カープにとっては同点以上のダメージを受けました。もし2回を三者凡退に抑えていれば、九里も立ち直り、試合の流れも巨人に渡さなかったように思われ、展開も変わっていたのではないでしょうか。
後は勢い付いた巨人打線を止めることができず、主力がベンチに退いた後も中継ぎ陣は打たれて毎回の19安打を浴びる惨劇となりました。
また、今日の試合前には、球団からDJ.ジョンソンが金銭トレードで楽天に移籍することが発表されました。開幕前は守護神として期待されていましたが、結果を残すことができず、今季14試合に登板して0勝0敗1ホールド、防御率4.61の成績でした。
今日の試合もですが、中継ぎ陣が崩壊状態となっている現状を踏まえて、現在1軍の戦力になっていないとはいえDJ.ジョンソンを金銭トレードで放出するのは疑問を感じます。
もしトレードするのであれば、即戦力でなくても良いので将来性のある中継ぎ候補の投手を獲得するなどカープにとってもプラスになるトレードをしてほしかったです。
このトレードはカープにとって何一つプラスが無いので、理解に苦しみます。