カープな毎日

カープファンのひとりごと。

9回に追いつくもサヨナラ負け

2020年09月22日 21時34分04秒 | 日記

広島 000 300 001 4
巨人 002 020 001 5
勝利投手:デラロサ2勝13S
敗戦投手:フランスア2勝3敗9S
本塁打:[広島]長野5号
    [巨人]岡本22号

 先発の遠藤は、2回まで巨人打線を完璧に抑えていましたが、3回に安打と四球で2死1,2塁のピンチを招き、松原に2点適時2塁打を浴びて先制を許してしまいました。

 打線は、1番田中広、2番菊池涼を起用するも3回1死2塁の先制機で遠藤が中飛、田中広が三振に倒れてしまいましたが、先制された直後の4回に2死後連打で1,3塁として、長野が3点本塁打を放って逆転に成功しました。この長野の本塁打は12球団アーチ達成&球団8500号のメモリアル弾でした。

 遠藤は、4回に安打と連続四球で2死満塁のピンチを迎えるも菅野を三振に斬って無失点で凌ぎましたが、5回に1死後四球を与え、2死後岡本に2点本塁打を浴びて逆転を許してしまい、遠藤は5回を投げて4安打4四球4失点でマウンドを降りました。

 6回は中田が登板して1死2塁とされながら、大城と菅野を連続三振に斬って無失点で凌ぎ、7回はケムナが三者凡退に抑えると、8回は塹江が1四球無失点に抑えましたが、打線が5回から8回まで菅野に1安打に抑えられて2塁さえ踏むことができませんでした。

 しかし、9回にデラロサを攻めて1死1塁から松山が適時打を放って同点に追いつき、松山は送球の間に2塁に進み、なおも1死2塁の逆転機でしたが、長野が二直、堂林が中飛に倒れて同点止まりでした。

 9回裏はフランスアがマウンドに上がり、先頭打者に安打を打たれ、2死後に牽制悪送球で2死3塁のピンチを招き、吉川尚に適時打を浴びてサヨナラ負けを喫してしまい、チームは3連敗で今季最多の借金11となりました。

 

 巨人先発は開幕から11連勝中の菅野ということでロースコアの試合展開が予想された試合で、遠藤は初回と2回はストライク先行の好投を見せて、自身の課題であった立ち上がりを無失点で凌ぎました。

 この投球であれば、菅野と互角に投げ合えるかと思われましたが、3回に2死1塁から四球を与えてピンチを拡大させてしまい、松原に2点適時2塁打を浴びてしまいました。この回は1死1塁で菅野が犠打失敗しており、無失点で凌げばカープに流れが来た可能性があっただけに、四球の後に適時打を浴びる痛恨の失点でした。

 また、5回は4回に長野の3点本塁打で逆転してチームの雰囲気が良くなっている場面で、四球で走者を出して岡本に逆転本塁打を打たれる最悪の失点パターンでした。

 これまでは立ち上がりの失点が目立ち、課題とされてきましたが、今日は立ち上がりを切り抜けて少し気が緩んだのか、3回以降はボールが先行してしまい自ら苦しい投球にしてしまいました。

 一つ課題をクリアしても次の課題が出てしまいましたが、この反省を次回は修正して先発として試合を作れるようになってほしいですね。

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