巨人 201 220 002 9
広島 000 000 000 0
勝利投手:今村2勝
敗戦投手:野村2敗
本塁打:[巨人]岡本和1号、増田大1号
祐輔投手(31)が2敗目を喫した。
先発の野村は、初回2死1塁から岡本に2点本塁打を浴びると、3回には2塁打と四球で2死1,2塁のピンチを招き、大城に適時打を浴びてしまいました。続く4回は死球に暴投と安打で1死1,3塁としてしまい、松原に適時2塁打を打たれ、さらに四球で満塁として亀井に適時打を浴びてこの回2点目を失ったところでマウンドを降りました。
代わった中田は、岡本を併殺に打ち取って追加点を許さず、野村は3回1/3を投げて8安打3四死球5失点でした。
中田は5回も続投するも、四球と盗塁で2死2塁とされて増田大に2点本塁打を浴びて試合の大勢が決してしまいました。
6回と7回はコルニエルが2回を無安打無失点に抑えると、8回は藤井黎が三者凡退に抑えました。9回はケムナが登板するも、2塁打と四球で1死1,2塁とされ、岡本と大城に連続適時打を浴びて2点を失いました。
打線は、今村に3回まで無安打に抑えられ、4回2死後に連打で1,2塁とするも長野が三振に倒れてしまい、5回には3安打で2死満塁としながら、西川が右飛に倒れてしまいました。6回も2死後に2塁打で得点圏に走者を進めるも、メヒアが2ゴロに倒れて得点を奪えませんでした。
7回以降は1安打に封じられてしまい、今村に対して7安打を放ちながら完封を許して、3タテはなりませんでした。
野村は、初登板から188試合連続で先発登板のプロ野球新記録を達成したメモリアルな試合でしたが、今季初白星とはならず開幕から2連敗となってしまいました。立ち上がりから制球が甘く、さらに球の切れも悪く、いくら低調な巨人打線といえども逃してもらえず、3回途中でKOされました。
昨日の九里は、序盤は状態が上がらず苦しい投球ながら、粘りを見せて最小限の失点で踏ん張り、試合中に修正することで終盤は素晴らしい投球を披露して味方の逆転を呼び込みましたが、今日の野村は踏ん張り切れず立ち直ることができないどころが、巨人打線を勢い付けてしまいました。
2試合連続で5回持たず降板しており、ローテとしての役割を果たせていませんが、野村には経験と実績があり、大瀬良や九里とともに投手陣を支えてほしい存在なので、早く本来の姿を取り戻してほしいです。