広島 401 000 002 7
ヤクルト 402 130 01X 11
勝利投手:奥川1勝1敗
敗戦投手:中村祐2敗
本塁打:[広島]鈴木誠1号、2号
[ヤクルト]山崎1号
初回2死後に連続短長打で2,3塁とすると、松山、會澤、安部の3連続長短打で4点を先制しましたが、先発の中村祐が3連打で無死満塁とされ、押し出し四球に連続犠飛と西浦の適時打で4点を失って同点に追いつかれました。
試合は2回表の攻撃中に突然の雷雨で54分間中断すると、試合再開後の3回に鈴木誠が本塁打を放って勝ち越しに成功し、さらに連打で1死1,2塁の追加点機でしたが、堂林が併殺に倒れてしました。
中村祐が直後の3回裏に四球と安打で1死1,2塁のピンチを招き、2死後に西浦と松本友に連続適時打を浴びて2点を失って、3回を投げて7安打2四球6失点でマウンドを降りました。
4回は中田がマウンドに上がるも、山崎に本塁打を浴びて1点を失うと、5回は島内が四球に暴投で無死3塁のピンチを招き、西浦に適時打を浴びて1点を失い、さらに四球で1,2塁として、1死後に捕逸と松山の拙い守備による適時2塁打を打たれて、この回3点を失ってしまいました。
6回からはコルニエルが登板して2回を1安打無失点に抑えるも、8回に登板したケムナが無死1塁から村上に適時2塁打を浴びて試合は決してしまいました。
6回には四球と安打で2死1,2塁とするも、田中広が三振に倒れ、7回にも連打で無死1,2塁としながら、會澤、松山、代打長野が倒れ得点を奪えず、9回1死1塁から鈴木誠が2点本塁打を放つも、大量失点が響いてヤクルトに連敗を喫して、今季初のカード負け越しとなりました。
打線が14安打7得点と久々に繋がりましたが、自慢の投手陣が15安打5四球11失点と崩壊してしまいました。先発の中村祐は、味方が先制した直後の1回裏に無死満塁から押し出し四球を与えるなど4点を失ってしまうと、1点を勝ち越した直後の3回には2点を失って逆転を許してしまい、試合の流れをヤクルトに渡してしまいました。
この負の流れは2番手中田も止められず、山崎の本塁打で1点を失い、3番手島内は四球に暴投でピンチを招いて自滅すると、四球でピンチを再拡大してしまい、守備のリズムを乱したことで、會澤の捕逸、松山が目測を誤るミスを誘発してしまいました。
中村祐は、初回に4点のリードを貰いながら無失点で切り抜けようと思って慎重になったと思われ、村上に押し出し四球を与えたことで傷口を広げて、4失点に繋がってしまいヤクルト打線を勢い付かせてしました。あの場面は2失点くらいは仕方ないと割り切っていれば、違う展開になっていたように思います。
これで2試合連続で6失点と結果を残せていないことから、2軍降格は間違いないでしょう。この2試合の課題を修正して2軍で結果を残して、再び1軍に戻ってきてほしいですね。
また、松山が5回の守備で、山崎の打球を処理する際に、目測を誤り、両手を挙げてジャンプした際に足を痛めたようで途中退場しました。状態は分かりませんが離脱の可能性もありそうで心配ですね。