カープな毎日

カープファンのひとりごと。

堂林の逆転満塁本塁打で巨人を3タテ

2022年07月17日 21時50分32秒 | 試合結果

広島 000 600 121 10
巨人 202 100 000 5
勝利投手:九里4勝6敗
敗戦投手:髙橋1勝5敗
本塁打:[広島]堂林5号、中村健3号、磯村3号(8回表2ラン)
    [巨人]ウォーカー18号、中田10号

 先発の野村は、初回に安打で無死1塁とされ、ウォーカーに2点本塁打を浴びて先制点を失うと、さらに2安打で2死1,3塁のピンチでしたが、大城を二飛に打ち取って追加点は与えませんでしたが、3回に2死1塁から中田に2点本塁打を打たれてしまいました。野村は、4回の攻撃で代打を送られ3回を投げて7安打4失点で降板となりました。

 打線は、3回まで無安打に抑えられていましたが、4回に秋山の2塁打で無死2塁とすると、1死3塁となり坂倉が適時2塁打を放って1点を返し、さらに長野と小園の連続四球で1死満塁として、磯村が押し出し四球を選び、続く代打堂林が満塁本塁打を放って、この回3安打で6点を挙げて逆転に成功しました。

 4回からは中継ぎに回った九里が登板して、安打と四球などで2死1,2塁として、丸に適時打を打たれて1点を失いましたが、5回と6回は無安打に抑えて3回を投げて2安打1失点に抑えました。

 7回に代打中村健の本塁打で1点、8回には2死1塁から磯村の2点本塁打で2点、9回は四球と敵失で得た無死1,3塁で秋山の適時打により1点を加えて試合を決めました。

 7回はターリーが三者凡退、8回は森浦が1安打無失点、9回は栗林が三者凡退で締めて、巨人に逆転勝ちして、敵地で同一カード3連勝を飾りました。

 

 長打力不足と言われた打線が3試合連続の満塁本塁打を放って、4点差をひっくり返しての鮮やかな逆転勝利を収めました。

先発の野村が初回と3回にそれぞれ2点本塁打を浴びて序盤で4点を失い、打線も初回に2四球で得た先制機を逃してしまい、その後は走者を出すことができず、試合の流れは完全に巨人に傾いていましたが、4回の先頭秋山が幸運な2塁打で出塁すると、1死後に坂倉がもう少しで本塁打という特大の適時2塁打を放って、巨人先発の高橋を動揺させました。

 ここで長野と小園がしっかりとボールを見極めて連続四球を選んで満塁として、磯村もボールを見極めて押し出し四球を選び、堂林の満塁本塁打に繋げました。

 長野が四球を選んだことが今日の試合の最大のポイントだったと思います。坂倉の適時2塁打の時点では、まだ試合の流れはカープに傾いていなかったと思われますが、長野がフルカウントから四球を選んだことで高橋が気落して、小園と磯村への投球が乱れて押し出し四球となって、一気にカープに流れが傾いて堂林の満塁本塁打を呼び込みました。

 一見、派手な試合でしたが、次に繋ぐという意識が徹底された素晴らしい攻撃だったと思います。この良い流れを明日以降も続けていってほしいですね。

 

コメント