広島 634 100 100 15
ヤクルト 000 021 000 3
勝利投手:森下8勝5敗
敗戦投手:原6勝4敗
本塁打:[広島]秋山3号、會澤3号
[ヤクルト]村上33号
打線は、初回に2塁打とバント安打で無死1,3塁として、秋山の3点本塁打で先制すると、さらに2安打で再び1死1,3塁として、羽月の2点適時3塁打と會澤の適時打で3点を追加して、初回に6点を挙げました。
2回には無死1塁から秋山の適時2塁打と坂倉の適時打で2点を挙げ、さらに2死後に羽月の適時2塁打でこの回3点を追加すると、続く3回にも無死1塁から菊池涼の適時2塁打で1点を挙げると、さらに四球で無死1,2塁として、坂倉の2点適時3塁打と小園の犠飛でこの回4点を挙げました。
さらに4回は會澤の本塁打で追加点を挙げて、4回までに13点を挙げました。
先発の森下は、初回に安打と犠打で1死2塁とされるも、坂口を三振、四球を挟んでサンタナを三振に斬って無失点で凌ぐと、4回まで2安打無失点に抑えました。
5回1死後に連打で1死1,2塁とされ、山崎の適時2塁打で1点を失い、なおも1死2,3塁から内野ゴロの間に1点を失って、この回2点を失うと、続く6回には1死後に村上の本塁打で1点を失い、6回を投げて7安打3失点でマウンドを降りました。
打線は、6回に安打と暴投などで2死3塁として、小園の適時打で1点を追加すると、7回は藤井、8回は一岡がともに三者凡退に抑え、9回は矢崎が登板して、安打と羽月の失策で1死2塁のピンチを招くも、長岡を遊飛、奥村を一直に打ち取って無失点で凌ぎ、ヤクルトに大勝して、今季対ヤクルト戦初のカード勝ち越しを決め、貯金1となり、前半戦を5割以上、Aクラスで終えることが確定しました。
昨日の勢いそのままに、初回に打線が爆発して試合の主導権に握りました。初回は先頭の野間が粘って2塁打で出塁すると、菊池涼の犠打が内野安打となり、1,3塁として秋山が3点本塁打を放って、ヤクルト先発の原を攻略しました。
秋山の本塁打が打線を活性化させたことは間違いありませんが、その前の野間と菊池涼の打撃が秋山の本塁打を呼び込んだことは間違いありません。
この野間と菊池涼の連打は、昨日の試合で秋山が8回に放った起死回生の2点本塁打から逆転勝ちしたことで、ヤクルトへの苦手意識を払拭できたことが呼び込んだと思われ、この2試合の結果を見ると、秋山の加入によりチームが一丸になったことを実感しました。
ここで連勝してヤクルトへの苦手意識が無くなったことは、後半戦に向けて大きな価値があり、後半戦に向けて明るい兆しとなりました。
明日の前半戦最後の試合も、白星で締めて3連勝できれば、さらに後半戦に向けて勢がつき、2位以下の混戦を抜け出すことができると思います。九里も前半戦最後の試合で好投して、後半戦の復調に繋げてほしいですね。