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4番不在の危機も逆転勝ちして連敗を免れる

2022年07月20日 22時57分15秒 | 試合結果

阪神 210 000 000 3
広島 100 000 40X 5
勝利投手:薮田1勝
敗戦投手:浜地2敗
セーブ:栗林1敗19S

 球団は、PCR検査結果を実施した結果、1軍では堂林とラマクブルームの2選手が、2軍ではスタッフ1人の計3人が陽性判定されたと発表しました。

 堂林とマクブルームは1軍登録抹消されましたが、活動停止中の2軍から1軍登録された選手はおらず、23日先発予定の森下と野村がベンチ入りする異例のメンバーとなっていますが、それでもベンチ入り最大26人枠を1つ余らせた25人と苦しいチーム運営で、阪神戦に臨みました。

 先発のアンダーソンは、初回の2死後に四球と安打で1,3塁のピンチを招き、大山と糸原の連続適時打で2点の先制を許しました。

 4番マクブルームを欠いた打線は、4番に坂倉、5番には松山を起用しました。初回に連打で無死1,3塁とするも、秋山の併殺の間に1点を返すにとどまると、2回にアンダーソンが2死後に安打で走者を背負い、島田に適時2塁打を浴びて再びリードを2点に広げられました。

 3回と4回は三者凡退に抑えると、5回2死後に2塁打で2死2塁のピンチを迎えるも、大山を三振に斬って無失点で凌ぎ、5回を投げて6安打2四球3失点でマウンドを降りました。

 打線は4回無死1塁で、秋山が2打席連続併殺に倒れ、5回には2安打で2死1,2塁とするも、代打會澤が中飛に倒れて西勇から追加点を奪えませんでした。

 しかし、6回は松本、7回は薮田がそれぞれ三者凡退に抑えると、7回裏に2安打で1死1,2塁として、小園の安打に敵失が絡んで1点を返し、さらに磯村の中飛も敵失となり1死満塁となり、代打羽月の二ゴロの間に1点を挙げて同点に追いつき、なおも2死1,3塁から野間と菊池涼の連続適時打で2点を挙げて、この回4得点で逆転に成功しました。

 8回は森浦がマウンドに上がり、1安打無失点に抑えると、9回も栗林が1安打無失点に抑えて、阪神に逆転勝ちして連敗は免れました。

 

 4番不在でベンチ入りの控え野手も6人しかいない厳しい状況で、先発アンダーソンが初回と2回に2死後から失点してしまい、打線も初回に無死1,3塁の好機で併殺による1得点に終わり、その後は立ち直った西勇に手こずり、序盤から苦しい試合展開となりました。

 それでも3回以降はアンダーソンが立ち直り、無失点に抑えると、2番手松本、3番手薮田がともに三者凡退に抑える好リリーフを見せると、7回に打線が2つの敵失にも乗じて5安打を集めて逆転に成功しました。

 7回は阪神が先発の西勇から継投したことと敵失に助けられましたが、打線がカープらしい繋ぎの攻撃ができたことで逆転勝ちを呼び込みました。そして、その流れを作ったのは2番手の松本と3番手の薮田の投球だったと思います。6回と7回をテンポ良く三者凡退に抑え、攻撃への好リズムを生んだことが、7回の攻撃に繋がったことは間違いなく、チームが一丸となって得た勝利だと思います。

 しばらくは4番不在の戦いになり苦しい戦いが続くと思いますが、今日のように投手陣がしっかりと抑えて、打線への好リズムを作って、チーム一丸で戦ってほしいですね。 

 とうとう1軍の主力にも感染が拡大してしまい、1軍メンバーの確保も厳しい状況となってきました。オールスター前は残り3試合ですが、これ以上感染者が出ると、チーム編成ができなくなる恐れがあります。これ以上1軍メンバーから感染者が出ないことを祈るしかありません。

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