球団は、森下と小園が、昨日、それぞれ手術を受けたと発表しました。
森下は「右肘関節鏡視下骨棘切除・右肘関節内滑膜切除」、小園は「左示指軟部腫瘍(神経繊維腫)摘出術」でともに全治は明らかにされていません。
森下は、右肘痛により11月の日本代表の強化試合「侍ジャパンシリーズ2022」出場を辞退し、来年3月のWBC出場も厳しいとの見通しとなっていたので心配していました。
たぶん、シーズン中から痛みなどがある中、我慢して投げ続け、シーズン終盤は精彩を欠いた投球が多くなっていたと思われます。
このまま回復を待っても、来季にベストパフォーマンスを発揮できないと判断して手術に踏み切ったのでしょう。
全治は不明ながら、蔦木トレーナーによると「一般的に投球再開まで3~4カ月ぐらい」とのことで、回復状況次第では開幕に間に合わない可能性がありますが、多少出遅れても、万全の状態で戻ってもらう方がチームにとってはプラスになるので、手術を決めた決断は良かったと思います。焦らず、しっかりと治して戻ってきてほしいですね。
一方の小園左手の人さし指の手術であり、左手の人さし指に入団時からこぶを取ったものとのことです。状況を見る限り、あまり心配をする必要が無さそうで良かったです。
来季から2軍打撃コーチに就任する新井良太が、マツダスタジアムで就任会見を行いました。
本人も生粋のカープファンであり、カープのユニホームを着られると思うと心が躍ると喜びを表し、選手に寄り添って選手ファーストでの指導で、しっかりコミュニケーション取って信頼関係築き、カープのために全力をやらせていただきたいと意気込みを語りました。
阪神では、2軍育成、2軍打撃を経て、今季まで1軍打撃コーチを務めて、大山を主砲に育てた実績があり、カープはポスト鈴木誠の育成が大きな課題となっているので、新井良コーチにかかる期待は大きいと思います。
新井良コーチの指導で力を付けた選手を、どんどん1軍に送り出して、3連覇した頃のような強力打線の築いてほしいですね。