球団は、来季から着用する新ユニホームを発表し、九里、栗林、森下、坂倉が発表会に出席しました。撮影会終盤には新井監督がサプライズで登場して、選手たちとともに撮影会に加わり、現役時代と同じ背番号25のユニホームを披露しました。
ユニホームのデザインが新しくなるのは、マツダスタジアム元年の2009年シーズン以来、14年ぶりのことです。
新ユニホームは、リーグ3連覇したこれまでのユニホームを継承しつつ、ホーム用は「シンプル+印象的 歴史と熱意をアクセントに」がコンセプトとなっており、胸のロゴと背中の名前は現状より縮小され、アクセントとして赤ステッチを採用し、メインの赤と縁取りの紺色は、より深い色に変更されました。背面には「赤い繁吹(しぶき)」をイメージした赤いラインが採用されています。
ビジター用のコンセプトは「『赤』×『赤』 赤が織りなす新たな表情」で、これまで以上に各球場を真っ赤に染めることを目的に、ロゴも背番号も赤色を使用した斬新なデザインにとなっています。
ホーム用、ビジター用ともに襟がなくなり、素材も軽量化を特徴としたメッシュ素材に改良され、動きやすくなったとのことです。
ユニホームが変わるとは思わなかったので、新ユニホームの発表自体がサプライズでしたが、さらにその場で新井監督の背番号をサプライズ発表するというのは、カープにしては珍しい演出だったと思います。
これも監督が新井監督に代わり、ファンを楽しませる趣向を凝らせたのかもしれません。最近のカープは真面目な監督が続いていましたが、新井監督が率先してファンサービスをすることで、チームの雰囲気を明るく元気にさせる狙いがあるのかもしれませんね。
一方で、新ユニホームについては、思ったほどデザインは代わっておらず、特にホーム用は間違い探しのようで、他球団から見ると代わったことが分からないほどかもしれません。また、ビジター用は、ロゴや背番号などが少し分かり辛いかもしれません。
新ユニホームに変えるのであれば、もう少し変化を加えても良かったように思いますが、ユニホームと監督が代わったことで、選手達も心機一転して、新たな気持ちで来季に向けて戦う思いが強くなったと思いますね。