球団は、野間が国内FA権を行使せずに残留すると発表しました。単年で契約に合意したようで、残留の決め手は、「やっぱり取ってもらったところでお世話になるのが一番」とチームへの愛着と感謝の気持でした。
今季は野手主将に就任し、不振や新型コロナ感染による離脱もありながら、主に1番として85試合に出場して打率.312、0本塁打、16打点、7盗塁の成績を残しました。
今季はチーム盗塁数が26個と12球団最下位で、球団史上ワーストを更新してしまい、チーム低迷の一因となりました。
このため、新井監督はカープ伝統の機動力野球の復活を掲げており、野間はリードオフマンとして欠かせない存在なので、残留を決めたことは、新井監督が想定通りのチーム作りができると思うので良かったと思います。
野間には、野手主将としてだけでなく、シーズン通して1番打者として打線を牽引して、新井野球の象徴になってほしいですね。
あとは同じく国内FA権を取得した西川の動向が気になります。できれば、野間と同様に残留という決断をしてほしいですね。