佐々木が左ハムストリングを痛めて離脱

広  島 010 002 000 3
DeNA 000 201 000 3
本塁打：[広島]二俣1号

　2回に４番に入った二俣の本塁打で先制するも、４回に先発ドミンゲスが２死からの３連続長短打で２点を失って逆転を許しましたが、６回に１死１，３塁から小園と清水の適時打で２点を挙げて逆転しました。

　５回から登板した益田が、６回に２死３塁から適時打を打たれて同点に追いつかれました。その後は高橋昂、ハーン、岡本が無失点で繋ぎ、引き分けに終わりました。

　ドミンゲスが４回を投げて３安打無四球２奪三振２失点と上々の投球内容でした。

　直球と変化球とも制球が良く、緩急を付けた投球で３回まではテンポ良く三者凡退に抑えていましたが、４回２死後に３連続長短打で２点を失いました。

　それでも、新井監督は「しっかりカウントも取れていたし、また次の登板を見てみたい」と、先発として制球が良く投球が安定してる点を高評価しており、先発ローテ候補として期待しているようです。

　ローテ候補は、玉村、森、常廣、佐藤柳らも結果を残しており、レベルの高い争いが開幕直前まで続きそうですね。

　

　二俣がまた本塁打を放ちました。これで今春の実戦では４本目となり、打撃で結果を残し続けており、開幕１軍どころか開幕スタメンを狙えそうな雰囲気を感じます。

　今のところ長打力を発揮してアピールを続けている選手はいないだけに、新井監督も「いろんなところで準備させておきたい」と二俣への期待が高まっているようなので、今季はチームにとって不可欠な戦力になりそうですね。

　

　佐々木が左のハムストリングを痛めて途中交代しました。6回1死１，３塁の場面で、小園の右前打で３塁への走塁中に痛めたようで、帰広して明日病院で検査を受けるとのことですが、新井監督によると復帰までに時間が掛かるとのことで、開幕には間に合わない見込みとなりました。

　春季キャンプは２軍で過ごし、満を持して今月から１軍に昇格して、実力の片りんを見せ始めていただけに残念な離脱となりました。

　チームとっては、坂倉に続く離脱となってしまいました。開幕まで１か月を切っているだけに、これ以上の離脱者が出ないことを願いたいですね。