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9回に6得点で5点差をひっくり返す

2017年07月07日 22時25分29秒 | 試合結果
広島 000 100 206 9
ヤクルト 200 230 100 8
勝利投手:ジャクソン2勝2敗1S
敗戦投手:小川4勝3敗
セーブ:今村1勝1敗17S
本塁打:[広島]松山6号、バティスタ6号、菊池6号、新井7号
    [ヤクルト]山田12号


 今季初登板の戸田は、初回に1死1塁から山田に2点本塁打を浴びて2点を先制されてしまいましたが、2回と3回は三者凡退に抑えました。

 打線は、初回に安打と四球などで1死2,3塁の先制機を作りましたが、鈴木誠が三振、松山が右飛に倒れて無得点に終わると、3回には無死1,2塁で丸の一直が併殺になってしまい、得点を奪うことができませんでした。
 4回に松山が本塁打を放って1点差に追い上げて反撃開始かと思われましたが、直後の4回裏に1死3塁からエルドレッドの野選と、中村の適時2塁打で2点を失ってしまい、続く5回には2安打と盗塁などで1死2,3塁とされ、山田とバレンティンの連続適時打で3点を失って、戸田は5回を8安打7失点でマウンドを降りました。

 6回まで原樹に1点に抑えられていましたが、7回に連打と敵失で1死2,3塁とすると、2死後に菊池と丸の連続適時打で2点を返して、原樹をマウンドから引きずり下ろしました。
 しかし、6回から登板した九里が、7回裏に案安打と連続四球で1死満塁のピンチを招き、坂口の犠飛で1点ンを失ってしまい、反撃ムードが萎んでしまいました。

 ところが、8回をジャクソンが三者凡退に抑えると、9回に小川を捉えて、バティスタと菊池の本塁打で2点を返し、更に2死1塁から松山の適時2塁打で2点差として、なおも2死1,3塁のチャンスで代打新井が値千金の3点本塁打を放って、この回6点を挙げて逆転に成功しました。
 9回裏を今村が三者凡退に抑えてヤクルトの劇的な逆転勝ちを収めました。


 序盤から中盤は、打線が得点圏に走者を進めながら後続が続かずに得点を挙げられず、ようやく得点を挙げて反撃ムードを作った直後には戸田と九里が失点してしまうという完全に敗戦の展開でした。
 しかし、9回に先頭のバティスタが本塁打を放ってチームに勢いをつけると、そこから打線が本来の粘りを発揮して、菊池の本塁打の後に、丸がしっかりと四球を選んで、松山の適時打に繋げ、更に西川がしぶとく内野安打で繋ぎました。この驚異の粘りが、新井の逆転本塁打に繋がりました。
 8回までの敗戦ムードで、5点差もあれば、諦めてしまいそうですが、最後まで諦めない選手の強い思いを感じられた素晴らしい試合だったと思います。
 今日の1勝はただの1勝ではなく、今季の大きなポイントになる試合かもしれませんね。

 


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