23日の阪神との練習試合が中止となったため、3回制の紅白戦が行われ、開幕ローテ候補の小林と玉村が揃って先発し、小林が3回を投げて4安打3失点、玉村が3回を投げて3安打1失点でした。
小林は2回まで完璧に抑えていましたが、3回に先頭石原の2塁打をきっかけに野間と中村奨に適時打を浴びて3点を失ってしまいました。一方の玉村は初回1死から安打と失策で1,2塁のピンチを迎えて末包に適時打を浴びて1点を失いましたが、その後は無失点で凌ぎました。
ここまで好投を続けていた小林でしたが、先頭打者の出塁から3点を失ってしまい、結果を残すことができませんでした。それでもバッテリーを組んだ會澤は、球の質が良く、結果以上に内容が良かったと評価していたことから、投球内容には問題無く、抑えたい気持ちが強くなってしまい力んでしまったと思われます。今日の投球をしっかりと振り返って反省点を見つけて、次回登板に活かすことがきれば、まだ挽回することはできると思います。開幕ローテ争いに残るためには、次回登板が重要になってくるので、どんな投球を見せてくれるのか楽しみですね。
野手では、新人の末包が2打数2安打1打点と状態が上がってきました。最初の実戦3試合は9打数無安打と快音が聞かれませんでしたが、練習試合2試合を含め3試合連続で複数安打を記録しており、キャンプ中の実戦6試合全てで4番に起用している首脳陣の期待に応えています。
打線は4番不在となっており、新外国人マクブルームの合流時期が未定となっている状況を考えると、末包の長打力は魅力的であり、外野のポジションを獲得できれば、長打力不足を解消できる可能性があるだけに期待が大きいと思います。
明日からオープン戦も始まり、主力投手との対戦が増えてくると思われますが、このまま結果を出し続けて、2軍調整中の西川らの主力が合流してもポジションを死守して、開幕スタメンを勝ち取り、打線の救世主になってほしいですね。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます