カープな毎日

カープファンのひとりごと。

バリントン4月月間MVP獲得

2011年05月10日 22時07分05秒 | 日記
 今日の阪神戦は雨天中止となりました。今はチームの状態が良いので試合をしたかったですね。でも天気はどうしようもないので仕方ありません。
 予報を見ると、明日の大阪の天気も良くないです。2試合連続中止は避けたいところです。中止が増えると終盤の日程が過密になるので、なるべく試合を消化したいです。明日は試合ができますように。

 4月の月間MVPが発表されました。投手部門ではバリントンが初受賞しました。バリントンは3試合に登板して、防御率は1.96で1完封を含むリーグ単独トップの3勝をマークしました。来日1年目の開幕月で受賞となった外国人は史上3人目の快挙でした。

 防御率なら篠田、勝利数ならバリントンがリーグトップでしたから、4月の月間MVPはバリントンか篠田のどちらかが受賞すると思っていました。やはり個人成績だけでなく、チームへの貢献度も加味されるのでしょうね。バリントンも完封がありますから、総合的に考えてもバリントンですね。
 同一チーム内で月間MVPを争うのは、チームの状態が良い証拠ですね。今月もバリントンは1戦1勝ですから5月も狙えそうです。また廣瀬が好調ですから、もしかしたら投手と野手の2部門独占の可能性もありそうです。楽しみですね。
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交流戦前の6連戦

2011年05月09日 23時30分57秒 | 日記
 来週からは交流戦が始まるので、今週の6連戦が終わるとしばらくリーグ戦は休止となります。カープは交流戦を苦手にしているので、この6連戦を良い形で乗り切って、気持ち良く交流戦に臨みたいところです。

 打線はかなり調子が良いので、如何に序盤で得点を挙げて、試合の主導権を握れるかが大きな鍵になりそうです。序盤から試合を有利に進められれば、先発が余裕を持って投げられますし、中継ぎ投手を介さずに守護神のサファテに繋ぐことができます。
 今の中継ぎ陣では日によって好不調の波が大きいので、投げてみないと分からない状態です。また青木が17試合に登板するなど登板過多になっています。少しでも休ませるためには、先発が少しでも長い回を投げることが必要です。
 打線と先発が奮起して中継ぎ投手を助けて欲しいですね。
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単独首位逃す引き分け

2011年05月08日 21時37分25秒 | 試合結果
広島 021 000 000 3
ヤクルト 000 010 200 3

 ヤクルトとの首位対決第2戦の先発はエース前田健と立てて単独首位を狙いました。好調な打線は序盤でヤクルト先発の増渕を捕え、2回に2死から岩本、丸の連打で1,2塁とすると、石原の二塁内野安打の間に2塁走者岩本が生還して先制すると、前田健が四球の後、梵が押し出し四球を選んで、この回2点を挙げました。続く3回には2死1,2塁から丸の適時打で1点を追加して、リードを3点に広げました。
 4回以降は走者を出すことができず、ダメ押し点を奪うことができませんでしたが、今日の前田健は今季1番の出来で、ヤクルト打線を翻弄しました。
 前田健は球にキレがあり、4回まで2安打無失点に抑えました。5回に1死1,3塁から内野ゴロの間に1点は失いましたが、6回まで投げて失点はこの1点のみでした。
 7回からは継投に切り替えましたが、2番手青木が2死から連続短長打で1点を返されると、代わった3番手梅津が暴投で1点を失って同点に追いつかれてしまいました。
 またいつもの負けパターンかと思われましたが、直後の8回に栗原、岩本、丸の3連打で無死満塁の絶好の勝ち越し機を作るも、石原、代打前田智、梵がまさかの3者連続空振り三振に倒れ、勝ち越すことができませんでした。
 明らかに試合の流れを失ったと思いましたが、8回を上野が、9回をサファテが無失点に抑えました。9回を終了時点で3時間30分を超えていたため、規定により引き分けをなりました。

 ヤクルトとの首位攻防戦は1勝1分で終わり、同率首位で並んだままとなりました。今日は確実に勝てた試合であり、引き分けたことは残念でなりませんが、規定により9回で試合が終わったことはラッキーでした。この流れで延長戦に突入していたら、間違いなく負けていたでしょうね。勝てなくて残念なのか、延長が無くて良かったと思うのか、微妙な試合となりましたね。

 今日の攻撃は良い面と悪い面が出てしまいました。良かったのは2回で、2死無走者から岩本と丸の連打で1,2塁のチャンスを作ると、石原がニゴロに全力疾走してセーフとなり、その間に岩本が本塁を陥れました。相手の隙を突く好走塁で1点を奪い、これが梵の押し出し四球に繋がったと思います。
 石原のニゴロで増渕は打ち取ったと思ったところで、セーフになっただけでも気落ちすると思いますが、2塁走者が生還したことで、増渕には大きなダメージを与えたと思います。これがその後の連続四球に繋がったと思います。これはカープの目指す野球であり、理想的な攻撃でしたね。

 一方で8回は最悪でしたね。同点に追いつかれた直後に3連打で無死満塁の絶好機を作りながら、まさかの三者連続三振で無得点でした。バーネットの球が良くなったこともありますが、石原、前田智、梵の3人とも簡単に2ストライクを取られて追い込まれてしまったことが、いけなかったと思います。7回に追いつかれて、何としても勝ち越し点が欲しいと思う気持ちが空回りしてしまったのでしょうね。特に前田智には何とかして欲しかったですね。


 前田健はまだ本調子ではありませんでしたが、球のキレが戻ってきており、状態が良くなってきているのは間違いないですね。これから徐々に良くなってくると思うので、次回登板が楽しみです。だた、3回に川端の打球が足に当たっており、治療して続投しましたが、緊張が解けると痛みが出てくるかもしれないので、大事に至らないことを願います。 
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中継ぎ投手踏ん張り首位に並ぶ

2011年05月07日 21時59分28秒 | 試合結果
広島 502 000 020 9
ヤクルト 015 000 000 6
勝利投手:岩見1勝
セーブ:サファテ8S
敗戦投手:中沢1敗
本塁打:[広島]岩本1号

 ヤクルトとの首位攻防初戦は初回から試合が動きました。初回に東出の適時打で先制すると、1死1,2塁から栗原の2点適時打、更に井生と倉の連続適時打も出て、この回6安打を放ち5点を先制しました。
 1点を返された直後の3回には岩本が2ランを放ち再びヤクルトを突き放して、楽勝の展開になると思われましたが、先発の今村が乱調でした。初回こそ三者凡退に抑えましたが、2回に畠山への四球をきっかけに1死1,3塁とされて、内野ゴロの間に1点を失うと、味方が追加点を挙げた3回には5安打1四球2暴投で一気に5点を奪われ、最大6点あったリードが1点となってしまい、この回でマウンドを降りました。
 4回からは小刻みな継投となり、4回は岩見、5回を梅津、6回を青木、7回を上野と1人1イニングを無失点に抑えて1点差を守り切ると、8回に1死1,3塁からトレーシーの適時打と栗原の犠飛で2点を追加してヤクルトを突き放し、8回をシュルツが、9回をサファテが抑えて、首位攻防初戦を白星で飾りました。

 2番手で4回の1イニングを無失点に抑えたルーキーの岩見がプロ初勝利を挙げました。またチームは貯金は5となり、首位ヤクルトに同率で並びました。

 最近は打線が好調です。今日も初回から爆発し、ヤクルト先発の中沢を攻略しました。特に2死となってからの井生と倉の連続適時打で挙げた2点は効きましたね。この回の攻撃が3点で終わるのと、5点を奪うのとではヤクルトに与えるダメージがかなり違います。
 また3回の岩本の2ランも良かったです。1点を返された直後に追加点を挙げて突き放すのは、相手には大きなダメージになります。ただ、それでも諦めないヤクルト打線もさすがですね…。
 1点差に追い上げられた中盤で当たりが止まってしまいましたが、8回にトレーシーと栗原の主軸で追加点を挙げたことができたことが、前カードまでの拙攻打線とは一味違うところでした。これで更に打線に勢いがつきそうですね。

 打線とともに不安要素だった中継ぎ陣が踏ん張りました。今村が降板した後の6イニングを6投手の継投で無失点に抑えました。ピンチの場面もありましたが、後続をしっかりと抑えることができました。
 今日の継投が今までと違う点が一つありました。それは1人1イニングだったことです。最近はリリーフ投手が2イニングに突入してピンチとなってから、交代して継いだ投手が代わり端に打たれていたように思います。このことからリリーフ投手を無理に引っ張り失敗していたと思われます。今日の継投がこれからの参考になるのではないでしょうか。
 起用法を配慮すれば持ち味を発揮できるということが分かったのは今日の収穫ですね。
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ヤクルトに借りを返す

2011年05月06日 21時53分48秒 | 日記
 今日は移動日で試合がありません。明日からは好調ヤクルトと松山で2連戦です。前回の対戦では2敗1分と白星を挙げることができませんでした。今度は2連勝してヤクルトに前回の借りを返したところです。

 前回の試合ではチーム力に大きな差があるとは思えず、ここ一番で打てない、守れないことが黒星に繋がったと思われます。いまだに打線の繋がりとリリーフ投手に不安は残りますが、勝てない相手ではないはずです。

 先ずは明日の先発今村が好投して良い流れを作って、2戦目の前田健に繋げば、2連勝は難しくないはずです。今村の投球に期待しましょう。
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バリントン無傷の4連勝

2011年05月05日 21時00分28秒 | 試合結果
横浜 000 010 010 2
広島 500 000 10X 6
勝利投手:バリントン4勝
敗戦投手:ハミルトン2敗

 今日も試合開始早々、打線が爆発しました。安打と四球に犠打で2,3塁とすると、トレーシーの適時2塁打で2点を先制すると、更に岩本の適時打に、丸の安打を挟んで石原が2点適時打を放ち、初回に5点を先制しました。
 
 先発のバリントンは大量援護に守られ、気分的にも余裕があったこともあり、低めへの制球が良く走者を出しても後続を抑える好投でした。更に3回には廣瀬が飛球をスライディングキャッチして失点を防ぐなど味方の好守にも助けられました。

 打線は2回以降、走者を出すものの2併殺などで追加点を奪えず、5回にはバリントンが死球をきっかけに1点を失いましたが、7回にトレーシ―適時打で待望の追加点を奪って、横浜にダメを押しました。
 魔の8回は青木、シュルツの継投で1点は失ったものの、9回をサファテが三者凡退に抑えて今日は逃げ切りに成功しました。
 
 これで再び貯金が4となり、ヤクルトとのゲーム差は1に縮まりました。子供の日に気持ち良く勝って、週末のヤクルト戦に弾みがつきましたね。

 最近もうひと押しができなかった打線でしたが、今日は初回に繋がりました。トレーシーの2塁打で2点を先制した後、栗原の中飛で3塁へタッチアップで進塁して追加点への執念を見せると、岩本、丸、石原が安打で続き3点を追加しました。
 昨日までは最初の2点止まりで、続くチャンスで得点を挙げられず、相手を突き放すことが出来ていませんでした。これが中盤以降に反撃を受ける原因となっており、逆転負けに繋がっていました。しかし、今日は3点を追加して横浜に大きなダメージを与えることができたと思います。
 中盤は2併殺で流れを止めてしまいましたが、初回の大量得点により横浜に諦めムードが漂っていたため、試合の流れが横浜に傾くことはありませんでした。
 更に7回にトレーシーの適時打で追加点を挙げて、ダメ押しできたことも良かったと思います。今日のような繋がる攻撃を続けてほしいですね。

 拙攻は止まったものの、魔の8回は今日も止まりませんでした。バリントンが7回1失点で降板して、8回から青木がマウンドに上がり、2死から安打と四球で1,2塁とすると、変わったシュルツが村田に適時打を浴びて失点してしまいました。
 今日はリードが大きかったため、1点失っても問題ありませんでしたが、これが競った展開なら勝敗にかかわる失点となります。
 そもそも今日のような展開なら青木を使う必要がないと思います。青木の立場が良く分からなくなっているので、この辺りでサファテに繋ぐ前の継投を再考する必要がありそうですね。今のままでは間違いなく今後破綻してしまうと思います。
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拙攻で試合の流れを失う

2011年05月04日 21時20分03秒 | 試合結果
横浜 004 000 010 5
広島 300 010 000 4
勝利投手:真田2勝
セーブ:山口4S
敗戦投手:青木3敗
本塁打:[広島]梵2号

 昨日の良い流れを受けて、初回に梵が先頭打者本塁打を放って先制すると、東出、廣瀬、トレーシーの3連続短長打と岩本の犠飛で更に2点追加して、横浜先発三浦をKOしましたが、最近拙攻の続く打線は2回の1死2,3塁で無得点に終わってしまいました。
 
 先発はここまで安定感抜群の篠田でしたが、今日は制球が悪く初回からピンチの連続でした。初回の1死1,3塁は村田を併殺、2回1死2,3塁は武山と石川を抑えて得点を与えませんでしたが、3回に1死から四球を与えたことをきっかけに、4安打を浴びて4点を失い逆転を許しましたが、その後は毎回走者を背負いながらも得点を許さず、6回4失点で降板しました。
 
 逆転された直後の3回は2死2塁で石原の左前打で丸が本塁憤死、4回は1死1,2塁で廣瀬が二直併殺と流れを失ってしまいましたが、5回に栗原の適時打で同点に追い付きました。その後は両チームとも小刻みな継投で凌ぎましたが、8回に青木が2死1,2塁のピンチを作ると、リリーフした梅津が村田に勝ち越しの適時打を浴びてしまいました。
 
 9回に守護神山口を攻めて1死2塁の同点機を作りましたが、廣瀬、トレーシーが倒れて横浜に逆転負けを喫してしまいました。
 
 これで昨季から続いた横浜戦の連勝10で止まり、貯金は再び3で首位ヤクルトとは2ゲーム差に開きました。

 今日の試合も最近のお決まりのパターンでした。序盤に得点を挙げて優位に試合を進めながら、その後のチャンスで凡退を繰り返し追加点を奪えず、相手にダメ押しができないため、中盤以降で追いつかれ、リリーフ陣が打たれて負けてしまいまいした。
 
 初回の攻撃は三浦を早々にkOして良かったのですが、その後がいけませんね。特に2回は下位打線が作った1死2,3塁のチャンスで東出が遊飛に倒れてしまい1点も奪うことができませんでした。
 
 前回までの篠田なら3点あれば余裕で投げられたかもしれませんが、今日は明らかに調子が悪く打線が援護して、篠田を盛りたてなければいけないところで、反対に拙攻で試合の流れを失ってしまいました。この拙攻が3回の逆転に繋がったと思います。
 
 投手が頑張って白星を拾っているからあまり目立ちませんが、そろそろこの拙攻を何とかしないと、投手がバテてきた時が心配になります。

 明日は5月5日子供の日。鯉のぼりが気持ち良く泳ぐと思うので、横浜に気持ち良く勝って、週末のヤクルトとの対戦に弾みをつけたいですね。
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福井のためチーム一丸

2011年05月03日 22時03分47秒 | 試合結果
横浜 000 001 010 2
広島 100 200 00X 3
勝利投手:福井2勝
セーブ:サファテ7S
敗戦投手:高崎1勝3敗

 1日の中日戦の登板を回避した福井が先発しました。福井は初回に1死1,2塁のピンチを迎えましたが、村田の当たりを廣瀬がスライディングキャッチして無失点で切り抜けると、2回から5回までパーフェクトピッチングに抑えました。
 打線は初回に2死3塁からトレーシーが適時2塁打を放って先制すると、4回には1死満塁から廣瀬の犠飛とトレーシーの適時打で2点を加えました。
 福井は6回にスレッジの犠飛で1点を失うと、7回2死2塁の場面で降板しました。継いだシュルツが右前打を打たれるも、廣瀬が本塁へ好返球で走者を本塁で刺して失点を防ぎました。8回に安打に失策が絡み1点を失うも、その後の2死2塁のピンチはサファテが村田を中直に打ち取り、9回も三者凡退に抑えて1点差を守り切りました。

  チームは連敗を2で止めて再び貯金を4として首位ヤクルトとのゲーム差1をキープしています。

 福井は兄が交通事故で亡くなり1日の登板を回避しており、今日は兄に白星を捧げるためマウンドに上がりました。その思いはチーム全体に浸透しており、序盤から好守を連発して福井を助けました。
 特に初回の廣瀬の守備が効きました。福井は気合が力みに繋がっていたと思われ、ピンチを迎えましたが、廣瀬の好捕で失点を免れると、2回以降は立ち直って、球のキレが良くなり横浜打線を寄せ付けませんでした。
 またチーム全体にも福井を勝たせようという思いで一丸となり、4回には三遊間の当たりを梵が好捕、6回の1死2,3塁では丸が大飛球をフェンスに激突して捕球し犠飛による1失点で止めました。7回には廣瀬が本塁への好返球で失点を防ぎました。
 今日はこの好プレーが1つでも欠けていれば福井の白星は無かったかもしれません。正にチーム一丸で掴んだ白星だったと思います。今日のような試合ができれば、鯉の季節が終わっても、下位に落ちていくことはないと思いますね。

 打線は10安打で3得点と相変わらず拙攻気味なのが気になります。序盤はチャンスの連続でしたが、得点を挙げたのは1,4回のみでした。横浜先発の高崎を序盤でKOできず、5回まで投げさせてしまったのは、1日の中日戦と同じ展開でした。今日は相手が横浜だったため好守で守り抜けましたが、中日や阪神だったら逆転されていたかもしれません。もう少し効率良く得点してほしいですね。
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正念場

2011年05月02日 22時14分22秒 | 日記
 ナゴヤドームで勝てる試合を落として連敗してしまいました。リリーフ陣の不安が一気に高まり、昨季の再現が頭をよぎり始めました。終盤を安心して任せられる投手がいないのが現状で、横山不在の影が漂っています。
 横山の復帰にはもうしばらく時間が掛かりますから、現有戦力に奮起してもらうしかありません。また、好調だった青木が登板過多で調子を落としたことからも、首脳は中継ぎ投手の起用法をもう少し考えるべきですね。

 明日からは地元で横浜との3連戦です。ここでチームを立て直さないと負け癖が再発してしまいかねません。その意味ではこの3連戦は大きな正念場になると思います。先ずは明日の試合で良い試合をして、チームの勢いを取り戻して欲しいですね。
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前田健で痛恨の逆転負け

2011年05月01日 22時14分37秒 | 試合結果
広島 210 000 001 4
中日 000 010 22X 5
勝利投手:浅尾2勝1敗
セーブ:岩瀬4S
敗戦投手:青木2敗
本塁打:[中日]野本1号

 先発は予想を覆して中4日で前田健でした。前田健は立ち上がりから制球が定まらず甘い球がありながらも、低調な中日打線に助けられて、4回まで3四球ながら1安打投球で無失点に抑えました。
 打線は初回に2四球で無死1,2塁のチャンスを貰うと、廣瀬の適時打で先制し、トレーシーの併殺の間に更に1点を加えました。2回には1死2,3塁から前田健の適時打で1点を追加して3点のリードを奪いました。
 しかし今日もその後が続かず、3回~5回まで毎回先頭打者を出しながら追加点を奪えず、中日先発ネルソンを5回まで投げさせてしまいました。
 5回には前田健が野本に本塁打を打たれて1点を失うと、7回には無死1塁からまたも野本に適時3塁打を打たれると、谷繁には犠飛を打たれて同点に追いつかれてしまいました。更に8回には青木が1死1,2塁のピンチを招くと、リリーフした上野がブランコに適時打を打たれ、谷繁には押し出し四球を与えて2点を勝ち越されてしまいました。
 9回に岩瀬を攻めて、1死1,3塁から石原の犠飛で1点を返したものの、反撃も及ばず痛恨の逆転負けを喫してしまいました。 
 苦手中日に連敗を喫してしまい、5月は黒星発進となり、ヤクルトが勝ったため2位に転落しました。ここでズルズルといってしまうことが一番怖いです。幸いにも明日は試合が無いので、ここで気分を入れ替えてほしいですね。

 昨日の悪い流れを一掃してほしい試合でしたが、昨日の再現のような試合でした。追う展開と追われる展開の違いはありましたが、打線が拙攻を繰り返して試合の流れを失い、終盤にリリーフ陣が打たれて競り負けるのは、昨季までの中日戦での典型的な負けパターンです。
 ネルソンは立ち上がりから調子が悪かったにも関わらず、2回までに3点を奪っただけで、KOすることができなかったことが最大の敗因でしょうね。2回も前田健の適時打で1点を奪い、続く1死1,3塁で梵が三振でもう1点が奪えませんでしたし、3回は栗原が併殺、5回の1死2塁も廣瀬、トレーシーが凡退と拙攻の繰り返しでした。11安打で4得点ではあまりにも効率が悪いので、いくら前田健が踏ん張っても試合の流れを失ってしまいますね。打線には猛省してもらいたいですね。

 先発は福井ではなく前田健でした。中日の裏をかいた起用なのか、今後のローテを考えてのことなのかは分かりませんが、中4日で投げさせる必要はなかったと思います。前田健の調子が上がらないので、登板間隔を変えることで立ち直るきっかけにしたかったのかもしれませんね。
 結果的には失敗だったと思いますし、無理に中4日で投げさせることが、今後の投球に影響を与えるのではないかと心配になりますね。
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