カープな毎日

カープファンのひとりごと。

福井の好投で最終戦白星

2011年06月19日 22時01分41秒 | 試合結果
日本ハム 000 001 000 1
広島 100 001 00X 2
勝利投手:福井3勝3敗
セーブ:サファテ1勝1敗13S
敗戦投手:ウルフ7勝2敗

 交流戦最終戦の先発は福井がマウンドに上がりました。初回は安打と四球で1死1,2塁とされて、昨日の再現かと思われましたが、小野谷、稲葉を抑えて無失点で切り抜けると、2回以降は立ち直り、キレの良い球で日本ハム打線を5回まで無安打に抑える素晴らしい投球でした。
 打線は初回に梵が四球で出塁し、丸の中飛で2塁に進むと、栗原の左前打で先制点を挙げました。2回以降は走者を出すものの、ウルフの球に凡打の山を築いて、追加点を奪えませんでした。

 福井が快投を続けていましたが、6回に1死から金子誠と糸井に連打を浴びて、続く小野谷に四球を与えてしまい、1死満塁の大ピンチを背負いましたが、踏ん張って稲葉の犠飛による1失点に抑えました。
 この投球に打線が応えて、6回裏に栗原の2塁打と天谷の安打で1死1,3塁とすると、不振の岩本が左前打を放って勝ち越し点を奪いました。
 福井は7回を三者凡退に抑えて、勝ち投手の権利を持ってマウンドを降りると、8回から青木を投入し、2死1塁となったところで、守護神サファテを投入して抑えると、9回もサファテが締めて、交流戦最後を白星で締めました。

 交流戦を6勝16敗2分の最下位で終えました。まさか交流戦で借金を10個も作るとは思ってもいませんでした。幸いセ・リーグで交流戦を勝ち越したのは中日だけだったこともあり、4位阪神とゲーム差無しの5位で踏みとどまることができました。しかし、来季に向けて交流戦の対策を何らか取らないといけませんね。

 今日は福井の投球に尽きます。初回こそピンチを招きましたが、ここを無失点で切り抜けたことが大きかったと思います。もし、昨日のジオのように初回に失点していたら、昨日の再現になっていたと思います。今の打線には追いついて勝ち越しだけの力がないので、相手に先制点を与えないということは、非常に大きな意味を持つと思います。
 そして、6回も1死満塁という一打逆転のピンチで稲葉を迎えましたが、気持ちが入っていたので、犠飛による最少失点で切り抜けられたと思います。
 福井が絶対に負けられないという強い思いを持って試合に臨んでいたことで、ピンチでも臆せずに思い切り投げられたのではないでしょうか。そして、相手が斉藤のいる日本ハムだったことも、気合の入る一因だったのではないでしょうか。
 ただ、今日も失点に四球が絡んでいます。制球力の向上が課題ですね。
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交流戦単独最下位決定

2011年06月18日 22時03分02秒 | 試合結果
日本ハム 200 100 150 9
広  島 000 001 000 1
勝利投手:ケッペル7勝1敗
敗戦投手:ジオ3敗
本塁打:[日本ハム]中田 8号,9号、小谷野3号

 一昨日の良いリズムを繋げたい試合でしたが、先発のジオが大乱調でした。初回に先頭の田中に2塁打を打たれると、死四球で2死満塁として、中田に適時2塁打を打たれて2点を失ってしまいまいした。2回にも1安打2四球で1死満塁のピンチを作りましたが、ここは小野谷、稲葉を抑えて無失点で凌ぎましたが、この回でマウンドを降りて、3回からは今村にマウンドを譲りました。
 今村は4回に2死1塁から牽制悪送球で走者を2塁に進めてしまい、糸井に2塁打を打たれて追加点を献上してしまいました。その後も、5回は2安打で1死1,2塁、6回は安打と四球などで1死1,3塁のピンチを招くなどピリッとせず、6回途中で交代しました。

 打線はケッペルに対して全く手も足も出ず、5回まで一人の走者も出せず、パーフェクトに抑えられてしまいました。ようやく6回に先頭の倉がチーム初安打を放つと、内野ゴロで2死3塁として、東出が適時打を放って反撃を開始しました。

 2点差に追い上げた直後の7回に、4番手上野が中田に本塁打を打たれて、痛い追加点を奪われると、8回には永川が1死から連打で1,2塁とされて小野谷で3ランを打たれてダメ押し点を奪われると、気落ちしたのか稲葉には2塁打を打たれ、中田には2打席連続となる2ランを打たれてしまい、この回5点を奪われて試合が決まってしまいました。

 今日の敗戦で交流戦での単独最下位が決まりました。リーグ戦の順位は阪神も敗れたため4位とのゲーム差は0のままですが、6位横浜が勝ったため、ゲーム差が1.5と迫ってきました。このままでは最下位転落も時間の問題となってきました。何としても最下位転落は避けてほしいものです。


 今日も試合開始早々で勝負が決まってしまったような試合でした。先発のジオが一人相撲でピンチを広げて、痛打される最悪の展開でした。初回だけで3四死球、2塁打2本と大量失点してもおかしくない内容でした。考え方によってはよく2点で済んだと思いますね。2回も制球が定まらず満塁のピンチを作るなど、立ち直る気配を感じられなかったことから、野村監督も早々に見切りをつけたのでしょうね。
 今の攻撃陣にとって、いきなり2点のビハインドは大きなプレッシャーになってしまう上に、ジオのリズムの悪い投球では、攻撃陣のリズムも良くなるはずもありません。
 2番手今村にしても、3回以外は毎回走者を背負い、終始日本ハムペースで試合が進み、全くカープの良いところがありませんでした。明日の交流戦最終戦は、今日のような試合はしてほしくないですね。最後を良い試合で締めてレギュラーシーズンに戻りたいですね。
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日本ハムにリベンジ

2011年06月17日 22時58分58秒 | 日記
 明日からは交流戦最後のカードとなる日本ハム戦です。日本ハムには札幌ドームで2試合連続完封負けしているので、何としても連勝してリベンジをしたいですね。幸いにも武田勝、ダルビッシュの先発はありませんが、それでも6勝のケッペル、7勝のウルフが先発すると思われますので、大量得点は望めません。機動力を活かして、数少ないチャンスをモノにしないと厳しいでしょう。そして、先発予定のジオと福井がしっかりと抑えてくれることも必要です。

 昨日の楽天戦で野手は良い攻撃ができていましたが、中継ぎ陣が最後にバタバタしてしまったのが気がかりで、気持ち良く勝てませんでした。でも、低迷の原因となっている野手陣に復調の兆しが見えてきたので、その流れに乗って先ずは明日の初戦を取って、2戦目に弾みをつけたいところですね。
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マエケン久々の白星

2011年06月16日 22時26分04秒 | 試合結果
楽天 010 000 104 6
広島 201 011 30X 8
勝利投手:前田健3勝4敗
セーブ:サファテ1勝1敗12S
敗戦投手:塩見1勝3敗
本塁打:[広島]丸4号

 雨が降る悪コンディションの中、打線が久々に奮起しました。初回に東出の安打とバントで1死2塁とすると、丸が適時2塁打を放って先制点を挙げると、5番に入った井生も適時打を放ちこの回2点を先制しました。
 1点差とされた3回は東出の3塁打と敵失で1点を追加、5回は丸のソロ本塁打で、6回には天谷の安打と石原の四球などで1死1,3塁として、1塁走者石原が飛び出して狭殺プレーの間に3塁走者天谷が生還して追加点を挙げました。
 更に攻撃の手を緩めず、7回は梵の2塁打と丸の内野安打で1死1,3塁として栗原の適時打と天谷の3塁打で3点を追加してダメを押しました。

 先発前田健は雨の影響か制球に苦しみ、2点を先制した直後の2回に失策、安打、四球で無死満塁の大ピンチを迎えました。1死後に投手の塩見に押し出し四球を与えたものの、鉄平と聖澤を打ち取り最少失点で切り抜けました。
 3回にも安打と2四球で2死満塁とするも、嶋を三振に抑えて得点を与えないと、4回から6回は1安打に抑えて楽天に反撃の機会を与えませんでした。7回に3連打でまたも無死満塁とされるも、ガルシアを三ゴロ併殺に打ち取り、ここでも1失点に抑えました。
 8回からは永川勝に繋ぎ三者凡退に抑えるましたが、9回から登板した塩見が乱調で2安打1死球で無死満塁とされてしまい、代わった上野が西村に押し出し四球を与え、1死後に草野3点適時2塁打を打たれて、2点差にまで追い上げられてしまいました。
 やむなくサファテを投入して後続を打ち取り、楽勝ムードが一転してヒヤヒヤでの勝利となりました。

 チームの連敗を3で止めて、対楽天の連敗も7で止めました。4位阪神とのゲーム差は無くなりましたが、勝率の差で阪神の方が順位が上となっています。

 
 今日は久々に打線が繋がりました。1番東出が3安打、3番丸が3安打、5番井生と天谷で合わせて3安打で得点に貢献しました。東出が出塁してチャンスを作って丸、栗原、井生と天谷が返す理想的な展開でした。中軸が打つと得点力が格段にアップしますね。
 特に栗原の前後がしっかりすると打線が締ります。特にカープのように長打力が乏しい打線では、繋がりが重要になってきますから、3番と5番の役割がより一層重要になります。
 今日は丸が活躍してくれましたが、今日だけで終わらずに、この活躍をきっかけにして、廣瀬が戻ってくるまで打線を引っ張ってほしいですね。そして、廣瀬の離脱が大きな戦力ダウンになっていることを改めて痛感しましたね。

 前田健が4月26日以来の白星を挙げました。好投しても打線の援護が無く、打線が援護すると打たれるの繰り返しでした。
 2回と3回だけで押し出しを含む4四球を与えるなど序盤は制球が悪かったですが、要所は締めて1失点で凌ぎました。4回以降はスライダー主体の投球が決まり始め、楽天打線を抑えました。7回を投げて6安打10奪三振で自責点は1とエースの投球を披露しました。
 今日の白星をきっかけに白星を量産してほしいですね。
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完敗で5位転落

2011年06月15日 21時11分14秒 | 試合結果
楽天 200 010 010 4
広島 000 000 000 0
勝利投手:田中6勝2敗
敗戦投手:バリントン5勝3敗
本塁打:[楽天]ガルシア1号

 楽天先発は田中ということで、低調打線では大量得点が期待できず、1点を争う試合展開になると思われました。しかし、バリントンが立ち上がりから制球に苦しみ、初回に2死から松井に2塁打を打たれると、ガルシアに2ランを打たれて2点の先制を許してしまいました。2回以降も毎回走者を出しましたが、後続を抑えて追加点を与えず踏ん張っていました。しかし、5回に嶋の2塁打と四球などで2死1,3塁とすると松井に適時打を浴びて、痛い追加点を与えてしまいました。

 打線は田中を捕えられませんでした。初回に東出の安打と丸の四球などで1死1,2塁とするも、栗原がニゴロ、岩本が三振に倒れて得点できませんでした。その後は全く打てず、2回から6回まで1度失策で走者を出しただけで、無安打に抑えられてしまいました。
 ようやく7回に丸の2塁打と暴投で無死3塁の得点機を作るも、ここから栗原、岩本、天谷が三者連続三振に倒れて、1点を返すことすらできませんでした。

 7回からは継投に切り替えるも、8回に青木が2安打に失策も絡んで1死1,3塁のピンチを残して、上野にマウンドを譲ると、ルイーズの適時打を打たれて、ダメ押し点となる1点を追加されてしまいました。

 結局、打線は最後まで田中を攻略できず、散発3安打で完封負けを喫してしまいました。
 5位の阪神が勝ったため、ついに定位置の5位に転落してしまいました。順位は5位になりましたが、巨人も負けたため、3位とのゲーム差は変わらず1のままなのは不幸中の幸いでしたね。
 こんな低レベルなことを考え始めてしまうのは寂しい限りです。

 
 今日は初回の攻防で勝敗が決してしまったと言っても良いでしょう。楽天は2死無走者から2塁打と本塁打で先制点を挙げたのに対して、カープは無死1塁から送りバントと四球で1死1,2塁と絶好のチャンスを作りながら、4番と5番が凡退しての無得点。カープはセオリー通りの手堅い攻めでチャンスを作りながらの無得点、楽天は無得点と思われたところから長打での得点という対照的な攻撃が今日の試合を物語っていますね。
 田中を相手にいきなり2点を追う展開となっては、低迷打線にとってはかなりの重圧になって、そういう状況になった時点で勝ち目は無くなったと思われます。

 この低迷はチャンスで適時打が出なかったことが発端で、その後は悪循環に陥ってしまった思います。この状態を脱するには、選手の気持ちの持ち方次第だと思います。全てをリセットして、新たな気持ちで戦えば、不振から脱出できると思います。
 と言うのは簡単ですが、そんな簡単にはできないものです。ましてや試合が続く中では難しいです。そのタイミングは交流戦が終わった時になると思います。残り3試合を我慢して戦うしかありませんね。
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残り4試合

2011年06月13日 22時05分00秒 | 日記
 チーム状態が急降下した交流戦も残りは、楽天、日本ハムとの4試合となりました。相変わらず打線の状態は上向かず、救世主も現れる雰囲気がありませんが、投手陣は踏ん張っているので、何とか残り試合を5分の星で乗り切ってほしいですね。

 2軍では赤松が実戦復帰しており、もうそろそろ1軍に昇格してくると思います。2軍戦ではコンスタントに安打が出ており、調子が良さそうなので、打線が活気を取り戻すきっかけになるかもしれません。
 後は梵の復調待ちといったところでしょうか。東出が好調をキープしているので、梵、東出の1,2番が出塁して、相手投手にプレッシャーを与えてくれれば、もう少し得点力が上がると思います。

 そして野村監督の選手起用も変化がほしいです。先週の試合で涌井を攻略した立役者だった小窪ですが、翌日は牧田対策で左打者を並べたため、スタメン落ちしました。野村監督は投手の左右を過剰に意識し過ぎているように感じます。せっかく前日に良い働きをした小窪を翌日のスタメンから外す必要はないと思いました。調子に乗りかけたところだと思ったので、翌日もスタメンで起用してほしかったと思いますね。
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序盤の逸機が響き連敗

2011年06月12日 22時00分28秒 | 試合結果
広 島 001 100 000 2
ロッテ 100 100 30X 5
勝利投手:唐川5勝2敗
セーブ:薮田2敗9S
敗戦投手:福井2勝3敗
本塁打:[ロッテ]伊志嶺1号

 交流戦同率最下位のロッテ戦で連敗は許されない試合でしたが、先発福井は初回に四球と捕逸でいきなり無死3塁のピンチを迎えると、大松の犠飛で先制点を奪われてしまいました。その後も制球に苦しみ、2回と3回も四球を与えましたが、何とか追加点は与えませんでした。

 打線は不振の梵に代えて2番に小窪、5番にDH石井、9番遊撃に安部を入れましたが、あまり効果がありませんでした。2回に栗原、天谷、石原の3安打で満塁とするも安部が三振に倒れてしまいました。3回に2四球で1死1,2塁として、栗原が適時打を放って同点に追いつくも、その後の1,2塁のチャンスでは石井と岩本が凡退して逆転には至りませんでした。続く4回に天谷の安打と犠打などで2死3塁として、東出の適時打で勝ち越しに成功しましたが、ここでもその後、小窪の安打で1,3塁と追加点のチャンスを作るも丸がニゴロに倒れてしまい、調子の良くない唐川を攻めきれませんでした。
 5回以降は唐川が立ち直り、走者を出すことができず追加点を奪えまえんでした。

 悪いなりに抑えていた福井でしたが、4回に2安打と犠打で1死2,3塁とされて的場の内野ゴロの間に1点を失い同点に追いつかれると、7回に2安打などで1死1,3塁のピンチを迎えるて、伊志嶺に痛恨の3ランを打たれて勝ち越しを許してしまい、この回の途中でKOされてしまいました。その後は青木と上野が無失点で凌ぐも、打線が内と薮田に抑えられてしまいました。

 ロッテとの交流戦最下位攻防戦で2連敗して、単独最下位に転落してしまいまいた。幸いセ・リーグ下位4チームは全て負けたため順位やゲーム差に変わりはありませんが、ロッテに連敗したのは痛すぎますね。西武戦を1勝1分で乗り切り、ロッテに連勝して再度勢いを取り戻したいと思っていただけに、とても残念でした。
 交流戦も残り4試合となりました。早く4試合を終えてこの悪夢から目覚めたいです。


 今日の敗因は打線が序盤で唐川を攻略できなかったことです。2回から4回までチャンスの連続でしたが、得点は3回と4回の1点ずつだけで、一気に攻めきれませんでした。これで唐川を助けてしまい、立ち直らせてしまいました。
 調子の悪い投手を攻略できず、立ち直らせてしまうのは、完全な負けパターンなので、4回に追いつかれた時に、嫌な予感が漂っていました。
 廣瀬とトレーシーを欠いており苦しい状況が続いています。特に3番と5番を打つ打者がいないことで、打線が繋がりを欠いていることが、得点力不足の大きな原因だと思われます。候補は天谷と岩本でしょう。天谷は昨日、今日と2安打しており、復調の気配を感じるので、3番に起用できそうですが、岩本は一向に上向く気配を感じません。今の状態では1軍にいても戦力にならないので、一度2軍に落として調整させるのも一つの手ではないでしょうか。長距離砲を失うのは辛いかもしれませんが、岩本の復調が終盤戦に向けて必要だと思うので、野村監督には決断してほしいですね。
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2試合連続アンダースローを攻略できず

2011年06月11日 22時49分04秒 | 試合結果
広 島 000 000 001 1
ロッテ 200 010 43X 10
勝利投手:渡辺俊2勝2敗
敗戦投手:ジオ2敗
本塁打:[ロッテ]大松2号

 ロッテの先発は渡辺俊で、昨日の牧田に続いて2試合連続してアンダースローの投手との対戦となりました。昨日は牧田に全く合わず10回を1点に抑えられたことから、渡辺俊に対しては、7番左翼中東、9番3塁安部を起用して攻略を挑みましたが、昨日に続き今日も全く手が出ませんでした。
 初回に2死から丸が2塁打を放ち得点圏に進みましたが、2回以降3回に倉が内野安打を放って出塁した以外は凡打の山を築いて、8回まで2安打無得点に抑えられてしまいました。

 先発ジオは初回に1死から伊志嶺の2塁打をきっかけに、盗塁と四球で1,3塁とされると、大松と福浦に適時打を浴びて2点を先制されてしまいました。2回以降は立ち直り無失点に抑えて、今日の投手戦かと思われた5回に、安打、盗塁、犠打で1死3塁とされて井口の内野安打の間に大きな1点を追加されてしまいました。
 7回に1死から岡田に内野安打を打たれたところで、2番手岸本にマウンドを譲りましたが、岸本が乱調で2塁打と四球で満塁とピンチを広げてしまい、大松に満塁本塁打を打たれて試合が決してしまいました。
 8回には弦本が2安打1四球に安部の失策も絡んで3点を失い、2ケタ失点となってしまいました。

 完封ペースの渡辺俊に対して、9回に安部と東出の安打で1,2塁として、丸の適時打で1点を返して完封を免れるのが精一杯でした。
 ロッテに敗れたことで交流戦は再び最下位に転落し、リーグ戦では3位巨人とは1.5ゲーム差に広がり、5位阪神とは1ゲーム差に縮まってしまいました。

 
 2日続けてアンダースローに封じられました。渡辺俊が昨日の牧田の投球を参考にしたとコメントしていたことから、打線は昨日の反省点を全く活かせなかったということでしょう。セ・リーグにはいないタイプの投手とはいえ、2試合続けて手が出ないのは寂しい限りです。しかも今日は9回をたった99球で投げ抜いているので、余裕で完投を許してしまいました。
 10連敗の原因となった打線の極度の不振は、積極性に欠けていて、甘い球を見逃していました。だからといって、早打ちと積極性は違いますから、もう少し球を見極めて打席で粘りを見せなければいけないと思います。
 9回にようやく意地で1点を奪って完封は阻止しましたが、完全にアンダースローを苦手にしてしまったようです。残りの試合でアンダースローの投手はいないので、今年は良いですが、来年以降も交流戦は続きます。交流戦は毎年のように低迷して、失速する原因となっています。この2試合に限らず相手の研究不足も低迷の原因になっているのではないでしょうか。交流戦対策を強化する必要があると思います。

 
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投手戦は延長12回引き分け

2011年06月10日 22時11分15秒 | 試合結果
広島 000 000 001 000 1
西武 000 000 001 000 1
本塁打:[西武]中島9号

 昨日は良い形で連敗を止めて、勢いを取り戻したい大事な試合で、先発はエースの前田健とくれば、連勝を期待してしまいました。しかし、今日の前田健は直球のキレが悪く、調子が良くありませんでした。2回には2死から坂田と後藤の連続短長打で2,3塁のピンチを迎えましたが、銀仁朗を中飛に打ち取りました。そして、6回には1死から中島に2塁打を打たれて、打席には中村というピンチでしたが、牽制で2塁走者中島を刺して無失点に抑えました。徐々に調子を上げていき、8回まで投げて6安打されながらも無失点に抑える好投でした。

 打線はアンダースローの牧田を捕えられず、5回まで2塁すら踏めず、なかなかチャンスを作ることができませんでしたが、6回に敵失で出塁した天谷が盗塁を決めて、初めて得点圏まで進めたものの、梵が遊飛に倒れてしまいました。7回の1死1塁では岩本が併殺打で得点に結び付けられませんでした。
 9回に東出が3塁打を放って、1死3塁の勝越し機を作ると、梵がスリーバントスクイズを成功させて、待望の先制点を挙げました。
 その裏からは守護神サファテをマウンドに送り、逃げ切りを図りましたが、先頭の中島に本塁打を浴びて同点に追いつかれてしまい、そのまま延長戦に突入しました。
 10回にはサファテが2安打などで1死2,3塁のサヨナラのピンチを迎えると、片岡を敬遠して満塁策を取りました。ここでサファテが奮起して、栗山と中島から連続三振を奪って無失点に抑えました。
 牧田に苦戦していた打線は、11回は三者凡退に終わったものの、12回に丸と栗原の連続四球で1死1,2塁の勝ち越し機を作りましたが、代打前田が併殺打に倒れて白星が無くなりました。その裏に2イニング目の永川が内野安打と敬遠などで1死1,2塁とされるも、片岡と栗山を抑えて12回の熱戦は引き分けとなりました。

 牧田攻略のため、昨日のヒーロー小窪ではなく石井をスタメン起用するなど左打者を6人並べる布陣を組みましたが、その効果なくまともに打球を捕えられない状態が続き、8回まで散発3安打に抑えられてしまいました。
 牧田のようなタイプの投手はセ・リーグにはいないので、慣れていないことはもちろんですが、前回にも対戦しているので、もう少し攻略法を研究してもらいたいですね。
 今年は日本シリーズで西武と当たらない限り、牧田と対戦することはありませんが、来年以降には、交流戦で対戦することもあるでしょうから、スコアラーに攻略法を見つけてほしいです。

 前田健が本来の投球を取り戻し始めたように感じました。立ち上がりから直球が走らず、スライダー主体の投球となり、毎回のように走者を背負いましたが、粘り強く投げて決定打を許しませんでした。今季は粘り切れず失点するケースが目立っていたので、粘り強さが戻ってきたことは、調子が上がってきた証拠でしょう。
 そして何より今季初めて無失点で投げ抜いたことで、次戦へ向けて自信を取り戻せたのではないでしょうか。白星が付かなかったことは残念でしたが、これからマエケンの逆襲が始まるはずですね。
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小窪攻守で光る

2011年06月09日 21時18分27秒 | 試合結果
広島 010 202 000 5
西武 000 100 000 1
勝利投手:バリントン5勝2敗
敗戦投手:涌井4勝3敗
本塁打:[広島]松山1号
    [西武]中村14号

 10連敗の始まりとなった西武との再戦は、バリントンを立てて連敗ストップを託しました。バリントンは初回こそ三者凡退に抑えましたが、2回以降は毎回安打を打たれながらも、粘り強く投げて西武に3回まで得点を与えませんでした。
 不振の打線はテコ入れとして天谷が1軍昇格して、即9番左翼で先発出場しました。2回に栗原の安打と松山の四球で2死1,2塁とすると石原が適時打を放ち、待望の先制点を挙げました。更に4回には死球の小窪が松山の補邪飛で2塁に進む好走塁を見せると、石原が2打席連続の適時打を放ち、東出にも適時2塁打が出てこの回2点を追加しました。
 4回にバリントンが中村にソロ本塁打を浴びて2点差に追い上げられると、6回には小窪が安打で出塁し、松山が右翼席にプロ初本塁打となる2ランを放って、点差を4に広げて喉から手が出るほど欲しかった追加点を挙げました。
 バリントンは7回までを5安打1失点に抑えると、8回は青木と上野が抑えて、9回はサファテが三者凡退に抑えて、ようやく連敗を脱出しました。

 前回西武戦で涌井に完封されてから始まった連敗は、涌井を攻略して10で止めることができました。借金は1つ減って5となり、3位巨人とは0.5ゲーム差となりました。
 この1勝でチームの雰囲気もガラリと変わり、良いムードになると思います。前回は連敗の始まりとなったので、今度はこの西武戦から大型連勝を始めたいですね。

 
 今日はカープらしい野球ができたと思います。特に小窪が攻守でチームを盛りたてました。1点リードの3回2死1,2塁で中島の当たりをダイビングキャッチして失点を防ぐと、直後の4回には走塁で魅せました。先頭打者として死球で出塁すると、松山のバントが補邪飛となり、バント失敗かと思われましたが、判断良く2塁に進塁しました。これが石原の適時打に繋がり、連敗中は無かった追加点を挙げることができました。
 小窪はトレーシーの離脱により3塁に入りましたが、トレーシーの穴を守備と走塁で埋めてくれました。トレーシーのように長打は無理ですが、自分のできることを精一杯やった結果だと思います。実力以上のプレーはできませんので、各選手が自分の力の出せば今日のような良い野球ができるはずです。明日からに期待しましょう。

 松山がプロ初本塁打を放ちました。前の打席でバントを失敗しており、取り返すために必死の打席だったと思います。失敗を取り返したことにはならないかもしれませんが、初本塁打を涌井から放ったことで、自信にななったことは間違いありません。これからの活躍が期待できそうです。丸、井生に続く新戦力の出現ですね。
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