カープな毎日

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マエケン久々の白星

2011年06月16日 22時26分04秒 | 試合結果
楽天 010 000 104 6
広島 201 011 30X 8
勝利投手:前田健3勝4敗
セーブ:サファテ1勝1敗12S
敗戦投手:塩見1勝3敗
本塁打:[広島]丸4号

 雨が降る悪コンディションの中、打線が久々に奮起しました。初回に東出の安打とバントで1死2塁とすると、丸が適時2塁打を放って先制点を挙げると、5番に入った井生も適時打を放ちこの回2点を先制しました。
 1点差とされた3回は東出の3塁打と敵失で1点を追加、5回は丸のソロ本塁打で、6回には天谷の安打と石原の四球などで1死1,3塁として、1塁走者石原が飛び出して狭殺プレーの間に3塁走者天谷が生還して追加点を挙げました。
 更に攻撃の手を緩めず、7回は梵の2塁打と丸の内野安打で1死1,3塁として栗原の適時打と天谷の3塁打で3点を追加してダメを押しました。

 先発前田健は雨の影響か制球に苦しみ、2点を先制した直後の2回に失策、安打、四球で無死満塁の大ピンチを迎えました。1死後に投手の塩見に押し出し四球を与えたものの、鉄平と聖澤を打ち取り最少失点で切り抜けました。
 3回にも安打と2四球で2死満塁とするも、嶋を三振に抑えて得点を与えないと、4回から6回は1安打に抑えて楽天に反撃の機会を与えませんでした。7回に3連打でまたも無死満塁とされるも、ガルシアを三ゴロ併殺に打ち取り、ここでも1失点に抑えました。
 8回からは永川勝に繋ぎ三者凡退に抑えるましたが、9回から登板した塩見が乱調で2安打1死球で無死満塁とされてしまい、代わった上野が西村に押し出し四球を与え、1死後に草野3点適時2塁打を打たれて、2点差にまで追い上げられてしまいました。
 やむなくサファテを投入して後続を打ち取り、楽勝ムードが一転してヒヤヒヤでの勝利となりました。

 チームの連敗を3で止めて、対楽天の連敗も7で止めました。4位阪神とのゲーム差は無くなりましたが、勝率の差で阪神の方が順位が上となっています。

 
 今日は久々に打線が繋がりました。1番東出が3安打、3番丸が3安打、5番井生と天谷で合わせて3安打で得点に貢献しました。東出が出塁してチャンスを作って丸、栗原、井生と天谷が返す理想的な展開でした。中軸が打つと得点力が格段にアップしますね。
 特に栗原の前後がしっかりすると打線が締ります。特にカープのように長打力が乏しい打線では、繋がりが重要になってきますから、3番と5番の役割がより一層重要になります。
 今日は丸が活躍してくれましたが、今日だけで終わらずに、この活躍をきっかけにして、廣瀬が戻ってくるまで打線を引っ張ってほしいですね。そして、廣瀬の離脱が大きな戦力ダウンになっていることを改めて痛感しましたね。

 前田健が4月26日以来の白星を挙げました。好投しても打線の援護が無く、打線が援護すると打たれるの繰り返しでした。
 2回と3回だけで押し出しを含む4四球を与えるなど序盤は制球が悪かったですが、要所は締めて1失点で凌ぎました。4回以降はスライダー主体の投球が決まり始め、楽天打線を抑えました。7回を投げて6安打10奪三振で自責点は1とエースの投球を披露しました。
 今日の白星をきっかけに白星を量産してほしいですね。
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