カープな毎日

カープファンのひとりごと。

完封負けで貯金無くなる

2012年08月08日 21時49分14秒 | 試合結果
広島 000 000 000 0
中日 100 001 00X 2
勝利投手:吉見8勝4敗
敗戦投手:今井1勝4敗1S

 先発今井は立ち上がりの制球が甘かったところを捕えられ、大島と荒木の連続短長打で開始早々1点を奪われました。しかし、その後の無死2塁のピンチは後続を打ち取って追加点を許さず、最少失点で凌ぎました。
 3回には安打と四球で1死1,2塁のピンチを迎えるも、森野と井端を打ち取って無失点で凌いで、5回まで2安打1失点に抑える好投でした。

 2番に東出が復帰しましたが、打線の起爆剤にはなりませんでした。初回に無死1塁で東出に回りましたが、初球を打って二ゴロ併殺でチャンスの芽を潰してしまいました。
 3回にも2死から今井と天谷の連打で1,2塁としながら、東出が一ゴロに倒れて同点に追いつけませんでした。
 4回にも無死1塁とするも、エルドレッド、堂林、岩本が凡退して走者を進めることさえできず、吉見の調子が良くなってきて攻略できる気配を感じなくなってきました。
 
 1失点で耐えていた今井でしたが、6回に2四球と安打で無死満塁のピンチを迎えると、藤井に犠飛を打たれて追加点を奪われてしまいしたが、ここも後続を抑えて1失点で凌ぎました。
 7回は横山、8回は河内と中田が無安打に抑える好リリーフで、味方の反撃を待ちましたが、打線が応えられず、7回にエルドレッドの2塁打で無死2塁としながら、堂林、岩本、迎が続くことができませんでした。
 8回と9回もあっさりと三者凡退に抑えられ、吉見に対して1度も3塁を踏むことができず、完封負けを喫して、今井の好投に報いることができませんでした。

 この連敗で貯金が無くなり、再び5割に逆戻りしてしまいました。


 今井は本来先発予定では無く、突然の先発指名だったようです。それでも6回を4安打二失点は十分に結果を残したと言えます。
 初回はいきなり2連打で1点を失いましたが、ここで崩れることなくその後のをピンチを凌いだことは良かったと思います。
 吉見相手に5回まで互角の投球でしたが、6回に2四球でピンチを作ってしまい、安打が単打1本しか打たれていないにも関わらず、余分な失点をしたところは、今後の反省点ですね。
 これからずっと6連戦が続き、6番目の先発投手が必須となるので、今井がその役割を果たせる存在になってほしいですね。

 
 打線は序盤の好機を活かせなかったことが、最後まで響きました。今日の打線は、スタメン復帰した東出がポイントになりました。
 初回に無死1塁の場面は、送らせるかと思いましたが、強行策が失敗して最悪の併殺となりました。3回の1,2塁のチャンスでも甘い球を見逃して、難しい球に手を出してしまいました。
 特に初回の攻撃で何もできず終わってしまったことが残念でした。強行策が悪い訳ではありませんが、吉見が相手であることを考えると大量得点は望めないので確実に送るか、エンドランを仕掛けて最悪でも1死2塁になるようにしてほしかったですね。
 同一カード3連敗だけは避けなければいけませんので、明日は野村を援護して絶対に勝ちたいですね。
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前田健で痛い星を落とす

2012年08月07日 22時08分10秒 | 試合結果
広島 000 010 001 2
中日 002 000 02X 4
勝利投手:大野3勝
セーブ投手:山井3勝3敗3S
敗戦投手:前田健11勝4敗

 前田健は球のキレが良かったのですが、3回に捕まってしまいました。先頭の野本に0-2から死球を与えてしまうも、犠打失敗に助けられるなど2死まで取って凌いだかと思われましたが、ここから荒木と和田に連続短長打を浴びて1点を奪われると、続く森野の遊ゴロを梵が失策して更に1点を奪われてしまいました。
 しかし、その後も安定した投球を続けて、6回に安打と四球で1死1,2塁のピンチを招くも、谷繁を併殺打に打ち取り無失点で切り抜けるなど、7回を5安打2失点に抑えました。

 打線は初対戦の大野を捕えられず、3回に四球で無死1塁のチャンスを貰うも梵が犠打失敗で併殺になるなど、4回まで1安打に抑えられてしまいました。
 5回に3四死球で1死満塁のチャンスを貰うと、天谷が押し出し四球を選んで1点を返し、続く菊池も3-0までいきましたが、3球連続見逃しで三振に倒れて同点に追いつけませんでした。
 6回と7回は田島に抑えられましたが、8回に四球と暴投などで1死3塁の同点機をもらうも、梵の遊ゴロで三走天谷が本塁で刺されて追いつくことができませんでした。
 
 8回からはサファテを投入するも、2安打に梵の失策が絡み、無死1,3塁のピンチを招いて降板となりました。後を継いだ河内は森野を抑えるも、中田が井端にスクイズを決められ、更に谷繁に適時打を浴びて痛恨の2点を失ってしまいました。

 9回に2安打で2死1,2塁として、代打前田智の適時打で1点を返しましたが、反撃もここまでで、エース前田健で痛い星を落としてしまいました。
 
 明日の先発が吉見と今井ですから、苦戦が予想されるので、今日は絶対に勝っておきたかった試合でした。
 3回と8回の失点はどちらも、もったいなかったです。3回は死球を与えたことがきっかけで、2死を取るもその後に連打を浴びてしまいました。
 更に梵の適時失策も絡んで余計な1点を与えてしまいました。結果的にこの余計な1点が重くのしかかってしまいました。
 8回も梵が捕球したところまでは良かったのですが、まさかの悪送球で走者に余計な進塁を許してしまいました。更に1点を失った後の、谷繁の当たりは記録では左前安打となっていますが、堂林には取ってほしい当たりでした。
 ここも1失点でくい止めるのと、2点目を奪われるのでは、相手に与えるプレッシャーが全く違っていると思います。
 今日の4失点の内3失点は守備の乱れから失っています。カープは投手力で戦うチームなのですから、守備がしっかりと守って投手を援護しなければいけまん。明日は締ったプレーを見せてほしいですね。

 また攻撃でも拙攻が目立ちました。4回の犠打失敗、5回の満塁でストライクを三球見逃して三振、8回1死3塁での本塁突入と、肝心なところで決めきれませんでした。
 特に5回は大野がフラフラの状態で意気に逆転できるチャンスだっただけに、菊池の消極的な姿勢は残念でした。
 今日の反省を活かして、明日は積極的な打撃で吉見を攻略してほしいですね。
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迎の3打点で3連勝!貯金2

2012年08月05日 22時11分27秒 | 試合結果
阪神 000 000 000 0
広島 100 201 30X 7
勝利投手:バリントン6勝9敗
敗戦投手:能見6勝8敗


 苦手の能見に対して、初回に赤松の2塁打と犠打で1死3塁とすると、敵失で1点先制しましたが、2回と3回で4三振を喫するなど、苦戦の予感が漂いました。
 しかし、4回に菊池の安打をきっかけに2死1,2塁とすると、迎が適時2塁打を放って2点と追加しました。
 更に6回にも2死2塁から迎が2打席連続となる適時打を放って1点を追加しました。

 今季初の中4日登板となったバリントンでしたが、制球がやや甘かったですが球に力があり阪神打線をねじ伏せました。
 初回と2回はともに先頭打者を出塁させて、得点圏にまで進められましたが、後続を抑えて無失点で凌ぐと、6回まで投げて4安打8奪三振の好投で無失点に抑えました。

 7回からはサファテを投入するも、安打と四球で2死1塁のピンチを迎えたところで、河内に交代しました。河内は代打桧山に四球を与えて満塁とするも、鳥谷を左飛に打ち取り無失点で凌ぎました。

 その直後に、安打と四球に敵失で無死満塁のチャンスを作ると、菊池が2点適時打を放ち、更に梵の犠飛で1点を追加して、この回3点を挙げて阪神にダメ押しをしました。
 8回は今井が、9回は横山がそれぞれ三者凡退に抑えて、5投手の継投で阪神を零封しました。
 これで対阪神戦は5連勝となり、対戦成績を6勝6敗1分の五分に戻し、チームは3連勝で貯金は2となりました!


 迎が良いところで打ちました。初回こそ敵失で1点を貰いましたが、2回と3回は打てる気配を感じず、やはり能見は攻略できないかと思いました。しかし、4回に得点圏に走者を進めると、ここで迎が適時2塁打を放って能見のリズムを崩したと思います。迎は6回にも適時打を放ち貴重な追加点を叩き出しました。
 4回と6回はともに2死からの適時打で、能見に与えるダメージは大きかったと思います。特に4回は前の堂林が四球で歩かされており、阪神バッテリーは堂林を警戒してきわどいコースを突いていたので、堂林より迎の方が勝負し易いと思っていたのではないでしょうか。勝負を避けた後に適時2塁打を打たれたとあっては、相当なダメージがあったと思います。
 今季は迎が良い働きをしており、外野のポジション争いは更に激しくなってきましたね。

 そして菊池も良い働きをしています。初回は無死2塁でしっかりと犠打を決めて、先制点に繋げると、4回位は中前安打を放って迎の適時2塁打の御膳立てをし、7回は二ダメ押し点となる2点適時打を放ちました。
 東出が1軍復帰しても、2塁でスタメン出場し続けているところに、野村監督の期待の大きさを感じます。東出もレギュラーの座が安泰では無くなってきましたね。安部も含めて、内野のポジション争いも楽しみになってきましたね。
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エルドレッド2打席連続弾

2012年08月04日 21時59分32秒 | 試合結果
阪神 000 012 000 3
広島 015 000 00X 6
勝利投手:福井2勝2敗
セーブ投手:ミコライオ2勝3敗13S
敗戦投手:安藤3勝7敗

 昨日は素晴らしい逆転勝ちをして、再び上昇気流に乗りたい一戦で、ついに期待のエルドレッドが本領を発揮しました。
 2回に安藤から来日初本塁打を放ってチームに勢いを付けました。3回は1死1塁から福井がバント失敗で送れませんでしたが、天谷と菊池の連打で満塁とすると、梵が3点2塁打を放って追加点を挙げると、エルドレッドが2打席連続本塁打を放ち、この回5点を奪って安藤をKOしました。
 しかし、4回無死1塁では、福井が犠打失敗で併殺となりチャンスを潰してしまい、ダメ押し点を奪うことができませんでした。

 先発福井は直球に切れがあり、4回まで1安打無失点に抑える好投で阪神打線をねじ伏せましたが、5回に新井良に本塁打を打たれると、続く6回には2安打で1死1,3塁とされると、ボークで1点を失い、更に新井貴に適時2塁打を浴びたところで、中田にマウンドを譲りました。
 1死2塁のピンチで登板した中田は、2死後に新井良に右前安打を浴びるも、迎の好返球で2塁走者を本塁で刺して失点を防ぎました。

 3点差に追い上げられてしまいましたが、5回以降は阪神の中継ぎ陣の前に1安打に抑えられて追加点を奪えず阪神に流れが向きかけたかと思われましたが、7回から今村を投入し、2イニングを無安打4奪三振の完璧リリーフで、阪神に反撃機を作らせず、9回はミコライオが三者凡退に抑えて、阪神に連勝して待望の貯金1となりました。


 期待の大砲エルドレッドがついに目覚めました。今日も4番に起用されると、第1打席でいきなり豪快な本塁打を放つと、第2打席でも完璧に捕えてスタンドに運びました。
 打線が低迷気味でしたが、エルドレッドが本塁打を放ったことで、打線を刺激して3回の5得点に繋がりました。
 3回の5得点は大きな意味がありました。福井がスリーバント失敗で走者を送れず、嫌な雰囲気になりかけたところで、天谷と菊池が続いて福井の失敗を取り戻すと、梵が走者一掃の2塁打でミスを帳消しにして、エルドレッドがトドメの一発で締めました。
 これはエルドレッドの一発で各打者が触発されて、打線に繋がりが出たのでしょう。これで8月攻勢に弾みがつきました。まだまだ暑い戦いが楽しめそうですね。

 3点差に追い上げられ、打線が沈黙して雰囲気が悪くなりかけた7回に今村を投入して、見事に流れを断ち切りました。
 今の今村は安定感抜群で、リリーフで一番安心して見ていられますが、8回も続投させました。確かに一番確実な采配ですが、今村を使い過ぎるとシーズン終盤に疲労が蓄積して調子を落とすことが心配です。
 8回はサファテや横山を起用しても良かったのではないでしょうか。調子が良いからといって今村に頼り過ぎるのは良くないと思いますね。
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大竹粘投が逆転を呼ぶ

2012年08月03日 22時02分11秒 | 試合結果
阪神 001 200 000 3
広島 000 020 02X 4
勝利投手:サファテ1勝4敗9S
セーブ投手:ミコライオ2勝3敗12S
敗戦投手:福原2敗1S

 大竹は球のキレが悪く、立ち上がりからピンチの連続でした。初回は安打と四球に暴投で2死2,3塁としてしまうも、金本を中飛に打ち取り、2回には2死1塁から投手の岩田に2塁打を打たれて2,3塁のピンチを迎えるも、平野を二ゴロに打ち取り、何とか無失点で凌ぎました。
 しかし、3回に連打で無死1,3塁とされると、新井貴の併殺打の間に1点を失って先制を許してしまうと、4回には3連打で1点を失い、更に内野ゴロの間にも失点して、この回2点を失ってしまいました。
 5回と6回は走者を出したものの、後続を抑え、7回にようやく三者凡退に抑えるも、この回限りでマウンドを降りました。

 元気のない打線は、左腕岩田に対して4番にエルドレッドを起用するなど、天谷以外は全員右打者という打線を組みましたが、4回まで1安打に抑えられてしまいました。
 5回に白濱と大竹の連打と暴投で2死2,3塁のチャンスを作ると、菊池が適時打を放って2点を返しましたが、6回と7回は三者凡退に抑えられてしまいました。
 
 野村監督は1点ということで、8回からはサファテを投入しましたが、2塁打と四死球で2死満塁のピンチを作ってしまいました。ここはサファテが踏ん張って平野を右飛に打ち取り、無失点で切り抜けると、その裏に打線が奮起して、四球と犠打などで2死3塁として、エルドレッドが適時2塁打を放って同点に追いき、続く堂林適時打を放って勝ち越しに成功しました。

 9回はミコライオが1安打を打たれましたが無失点に抑えて、阪神に逆転勝ちして、再び5割にに復帰しました。


 大竹の粘り強い投球が終盤の逆転を生みました。7回を投げて10安打を浴び、6回までは毎回安打を浴びて、更に5回と7回以外は毎回得点圏に走者を背負う苦しい投球でした。3点は失いましたが、辛抱強く投げたことで、適時打は1本だけで、残りの2失点は内野ゴロの間に失っています。これが阪神打線を勢い付けなかった最大の要因でしょう。
 今季の大竹は本当に粘り強いので、相手に流れを渡さず、味方の反撃を呼び込むことができるのでしょうね。前田健、野村とは一味違った素晴らしい投球です。他の投手にも見習ってほしいですね。

 エルドレッドが良い働きをしています。8回の逆転に導いたのはエルドレッドの一打でした。いまだに期待の本塁打は出ていませんが、打率.325とコンスタントに安打が出ています。更にここ最近の勝負強さは目を見張るものがあります。
 岩本の調子が戻るまではエルドレッドを4番に起用した方が、繋がりが良くなりそうです。しばらくはこの打線で行ってほしいですね。


 昨日の試合で顔面に投球を受け救急車で緊急搬送された會澤は、広島市内で精密検査を受けて、鼻骨骨折と診断さました。石井トレーナーによると全治3~4週間とのことで、大事に至らず良かったです。
 早く直して1軍に戻ってきてほしいですね。  
 
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ミス重なり逆転負け

2012年08月02日 21時58分25秒 | 試合結果
広 島 100 000 001 2
DeNA 000 000 32X 5
勝利投手:高崎5勝7敗
セーブ投手:菊地2勝1敗1S
敗戦投手:野村7勝5敗


 昨日12得点で大勝した打線は、岩本が4番に復帰しましたが、繋がりを欠いてしまいました。
 初回は四球と犠打で1死2塁とすると、2死後に岩本が適時打を放って幸先良く先制しました。2回以降も毎回走者を出しましたが、後が続かず追加点を奪えませんでした。
 3回の1死2塁は梵と岩本が凡退、4回無死1塁は丸の投直が併殺、5回1死2塁は天谷と菊池が凡退、6回無死2塁は岩本、堂林、丸が凡退、7回1死2塁は野村と天谷が凡退と、ほぼ毎回得点圏に走者を進めましたが、あと一本がでませんでした。

 野村は制球が冴えて、DeNA打線に凡打の山を築かせました。初回に安打を打たれたものの、それ以後5回まで無安打に抑える完璧な投球でした。
 6回に投手の高崎に安打を打たれて、初めて先頭打者を出しましたが、荒波を併殺に打ち取りチャンスの芽を摘み取りました。
 しかし、7回に無死1塁から後藤の犠打を倉が2塁に悪送球して、1,2塁とピンチを拡大させてしまうと、渡辺直に安打を打たれて無死満塁のピンチを背負ってしまい、ここでマウンドを降りました。
 後を継いだ今村は、金城に右前安打を打たれてしまい、更に丸がまさかの後逸で走者全員が生還して逆転されてしまいました。その後の無死3塁は今村が後続を抑えて無失点で凌ぎました。

 8回にはミコライオを投入するも、2死から3連打を浴びて痛すぎる2点を失ってしまいました。
 9回は丸と倉の安打で1死1,2塁としたところで、代打會澤が山口から顔面に死球を受けて、救急車で搬送される事態となってしまい、一時騒然となりました。
 その後は天谷の犠飛で1点を返しましたが、反撃もここまでで、1日で借金生活に逆戻りしてしまいました。

 
 今日は試合内容より會澤の状態が心配です。顔面を直撃して出血がひどく全く動かせず、担架では運べないことから、グラウンド内に救急車を入れて運び出すというとても深刻な状態でした。意識はあったようですが、状態については検査を受けないと分からないとのことです。會澤が重傷でないことを願うだけですね。
 DeNAは福山がエルドレッドの頭部に死球を与えて危険球退場になっており、エルドレッドはしばらく試合に出られませんでした。
 この1ヶ月間で2度の危険球退場となっています。厳しいコースに投げることから、打者の体に近いところを狙っているので、死球になりやすいことは仕方ないと思いますが、ちょっと多すぎますね。体に近い球を投げるのであれば、もう少し慎重に投げてほしいですね。

 
 大量得点後に打線が繋がらなくなるのは、1週間前の繰り返しのようでした。チャンスを上位から中軸に回すところまでは良いのですが、肝心の主軸が打てなくては得点に繋がりません。
 初回に岩本の適時2塁打が出た時には大丈夫だと思ったのですが、やはり今日もダメでした。更に失策で好投の野村の足を引っ張るところまで、先週と同じでした。
 大量得点の後は攻守とも雑になるのでしょうか。これ以上同じことを繰り返さないように、次回は気を引き締めて臨んでほしいですね。
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前田健両リーグ単独トップ11勝目

2012年08月01日 22時01分08秒 | 試合結果
広 島 400 030 230 12
DeNA 000 000 000 0
勝利投手:前田健11勝3敗
敗戦投手:クレイマー1敗

 不振の岩本を外して、4番にエルドレッドを起用した新打線が初回から機能しました。
 1死1塁から梵が適時2塁打を放つと、四球の後、堂林が3点本塁打を放って4点を先制しました。
 5回には菊池のバント安打などで1死2塁として、エルドレッドが4試合連続となる適時打を放って追加点を挙げると、迎も適時打を放って横浜先発のクレイマーをKOしました。更に代わった林から廣瀬も適時打を放って、この回3点を追加して試合を決定づけました。

 前田健は5回まで毎回のように走者を背負いましたが、変化球の制球が良く、丁寧な投球で3回を除いて先頭打者を出塁させず、3回も犠打失敗による併殺と相手のミスにも助けられ、得点を与えませんでした。
 6回と7回は三者凡退に抑えるなど、7回を5安打無失点に抑え、一度も2塁を踏ませない素晴らしい投球でした。

 勢い付いた打線は、7回に1死から連続内野安打で1,2塁として、倉の適時打で1点追加し、更に敵失により満塁となり赤松の一ゴロの間にも追加点を奪って、この回2点を挙げました。
 続く8回には、2死から死球と安打で1,3塁とし、廣瀬と倉の連続適時打で3点を奪いました。

 8回は横山、9回は河内が、それぞれ三者凡退に抑えて、DeNAを零封しました。
 9回には今日無安打だった赤松に安打が出て、先発全員安打の16安打12得点を挙げてDeNAに快勝し、早くも今季のDeNA戦の勝ち越しを決めました。更にチームは5割復帰を果たしました。

 先週も前田健が先発した時に、大量16得点を挙げましたが、その後は調子を落としてしまいました。今度は同じ失敗をしないことを願いたいですね。
 明日は野村が先発ですから、今日と同様に序盤から援護してほしいですね。連勝して貯金生活突入といきたいですね。


 ついに野村監督が動きました。不振の岩本と天谷をスタメンから外しました。DeNA先発のクレイマーが左腕ということもあったと思いますが、岩本は4試合連続、天谷も4試合中3試合で無安打と調子を落としており、打線が繋がらない要因となっていました。
 4番には3試合連続適時打と調子を上げてきたエルドレッドを起用すると、これが見事に的中し、5回に適時打を放って試合の行方を決める3得点を呼び込みました。
 また、代わりに出場した迎が3安打を放ち、存在をアピールしました。代わりに出場した選手が、活躍すると外された岩本には危機感が生まれるはずです。
 岩本がこのままスタメンを外されるとは思わないので、スタメン復帰した時には、しっかりと活躍できるように、打撃の調子を取り戻してほしいですね。

 迎と同様に、菊池も良い働きをしました。昨日は安部が貴重な同点本塁打を放つ活躍をしましたが、それに刺激を受けたのか菊池も初回と5回に得点に繋がる安打を放って、得点機を作りました。
 各選手が刺激し合って、レベルの高いスタメン争いすれば、チームの良い状態をキープできるはずですね。

  
 
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