カープな毎日

カープファンのひとりごと。

岡田も6回1失点で11勝目

2017年08月13日 22時15分47秒 | 試合結果
巨人 000 001 000 1
広島 300 010 00X 4
勝利投手:岡田11勝4敗
敗戦投手:今村2敗
セーブ:今村1勝3敗21S


 岡田は、初回に先頭の陽にいきなり3塁打を打たれてピンチを背負いましたが、マギーと坂本を連続三振に斬り、阿部を二ゴロに打ち取って無失点で切り抜けました。
 直後の1回裏に安打と盗塁で無死2塁として、菊池の安打に長野の転倒も絡んで先制点を挙げると、更に安打と四球で無死満塁として松山の犠飛と西川の適時打で3点を先制しました。
 しかし、その後は拙攻続きで、3回1死1塁は新井が併殺、4回の無死1,3塁では岡田が犠打失敗、田中は三振、菊池が中飛に倒れて追加点を奪えませんでした。
 それでも5回に2番手中川から、連打などで無死1,3塁として、松山の併殺の間に1点を追加しました。

 岡田は、2回から5回までは1安打1四球に抑えて、2塁さえ踏ませない好投でしたが、6回に安打と失策で無死3塁とされ、マギーに適時打を浴びて1点を失うも、阿部を併殺に打ち取るなど最少失点で切り抜けました。
 
 打線は、6回以降は巨人の継投の前に無安打に抑えられて追加点を奪えませんでしたが、7回から登板した一岡が1安打無失点に、8回は中崎が無安打
1四球無失点に抑えました。
 9回は今村がマウンドに上がり、1死後に阿部に通算2000本となる安打を打たれましたが、村田と亀井を打ち取って無失点に抑えて巨人に連勝しました。


 岡田が6回を4安打5奪三振の1失点に抑える好投でチームに連勝を呼び込みました。初回に先頭の陽に3塁打を打たれながらもマギーと坂本を連続三振に斬るなど後続をしっかりと断って無失点に抑えたことは大きな意味があったと思います。
 もし犠飛などで失点していたら、巨人に試合の主導権を握られていたかもしれず、無失点で凌いだことが直後の3得点に繋がったと思います。そして初回を無失点に抑えたことで、自分のリズムを掴んで2回以降は5回まで巨人打線をほぼ完璧に抑えられたことは間違いないと思います。
 昨日は薮田がチーム初完封をしており、岡田も刺激を受けたと思われ、初回のピンチでも粘り強い投球で無失点で凌げたのではないでしょうか。薮田と岡田が互いに刺激しあってレベルアップしてくれれば、シーズン終盤の戦いに向けて心強い限りですね。

 
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薮田がプロ初完投初完封で連敗止める

2017年08月12日 22時35分34秒 | 試合結果
巨人 000 000 000 0
広島 010 000 00X 1
勝利投手:薮田11勝2敗
敗戦投手:菅野12勝5敗
本塁打:[広島]西川3号

 薮田は、初回に先頭の陽に四球を与えるも後続を断って無失点に抑えると、2回は三者凡退に抑えました。
 
 打線は、初回に田中が四球を選ぶも菊池が犠打失敗するなど後が続かず得点を奪えませんでしたが、2回に西川が本塁打を放って先制点を挙げました。
 しかし、その後は菅野にほぼ完璧に抑えられて、3回から7回までを1安打に抑えられて2塁さえ踏むことができませんでした。

 薮田は、先制した直後の3回に2死後に連打で1,3塁のピンチを招きましたが、坂本を二ゴロに打ち取ってピンチを脱すると、4回には連続四死球で無死1,2塁としながら、長野、亀井、小林を打ち取って無失点で凌ぎました。
 5回と6回は三者凡退に抑え、7回は四球で無死1塁としてしまいましたが、1死後に小林を併殺に打ち取り、8回には無死1塁で陽を併殺に仕留めました。そして、9回も続投すると、1死後に阿部に安打を打たれるも続く長野を二ゴロ併殺に打ち取り、巨人打線を4安打6奪三振無失点に抑えて、プロ初完投をプロ初完封で飾り、チームの連敗を3で止めました。


 薮田が素晴らしい投球でチームを救いました。菅野との投げ合いということで、大量援護は望めずロースコアの展開になることは間違いなく、失点が許されない厳しいマウンドでしたが、薮田は菅野に負けないという強い気持ちを持ってマウンドに上がり、序盤のピンチでは粘り強い投球で無失点で切り抜け、終盤も3併殺を奪って最後まで巨人打線に得点を与えませんでした。
 また、チームは3連敗中で、全て投手陣が崩壊しての敗戦と投手陣が苦しい状況で、少しでも中継ぎ投手を休ませたいところで、薮田が完投・完封というこれ以上ない結果となったことは、明日の戦いに向けて大きな価値ある投球だったと思います。
 
 薮田は、チームトップの11勝目を挙げてローテの柱となっていますが、チームの苦境で相手エースに投げ勝ったことで、エースとしての風格さえ感じました。シーズン終盤に向けて薮田の存在がとても大きくなりそうですね。
 
 
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サヨナラ負けでマジック再点灯ならず

2017年08月10日 22時25分45秒 | 試合結果
広島 230 000 000 5
中日 121 010 001 6
勝利投手:田島2勝5敗25S
敗戦投手:今村1勝3敗20S
本塁打:[広島]鈴木24号


 初回に2死から連続四球で1,2塁とすると、エルドレッドと新井の連続適時打で2点を先制しましたが、直後の1回裏に九里が、四球と捕逸などで2死3塁とされ、ゲレーロに適時打を打たれて1点を返されてしまいました。
 しかし、2回に死球と安打で1死1,3塁として、2死後に鈴木誠が3点本塁打を放ってリードを4点に広げて天敵八木を2回でKOしました。ところが、九里は2回裏にも連打と四球で無死満塁のピンチを招き、代打遠藤の適時打と内野ゴロの間に2点を失ってしまいました。
 更に続き3回もゲレーロと福田の連続長短打で1点を失って、リードが1点となってしまいました。

 打線は、4回に2死後に四球と安打で1,3塁の得点機を作りましたが、鈴木誠が右飛に倒れて無得点に終わると、九里は、5回裏にゲレーロに3塁打を打たれて無死3塁のピンチを招き、1死後には四球を与えて1,3塁とピンチを拡大させ、内野ゴロの間に1点を失って同点に追いつかれてしまい、ここでマウンドを降りました。
 なおも2死2塁のピンチでしたが、中田が後続を断って勝ち越しは許しませんでした。

 打線は、6回に2死後に連続四球で1,2塁の勝ち越し機を作るも、丸が二ゴロに倒れて得点を奪えませんでした。 
 6回からは一岡が登板して産所凡退に抑えると、7回はジャクソンが連続死四球で無死1,2塁のピンチを招きながら、福田を併殺に打ち取るなど後続を断って無失点で切り抜けました。
 そして、8回は中崎が三者連続三振に斬ると、9回に四球と内野安打で無死1,2塁の絶好機を作りましたが、丸と鈴木誠が連続三振に倒れて、エルドレッドは中飛に打ち取られて得点を奪えませんでした。

 9回裏は今村がマウンドに上がりましたが、代打谷の2塁打と犠打で1死3塁とされ、大島に適時打を浴びてサヨナラ負けを喫してしまい、カード負け越しとなりました。
 2位阪神が敗れていたものの、カープも負けたためマジック再点灯は成りませんでした。


 今日は天敵八木が先発でしたが、2回までに5得点を挙げて早々にKOして、試合の主導権を握ったかと思われましたが、先発の九里は制球が甘く、毎回先頭打者を出塁させて失点を重ねてしまいました。
 調子が悪いことは誰でもありますが、序盤で5点もの援護を貰いながら、試合中に修正して立ち直ることができず、4回2/3を投げて8安打を浴びて、三者凡退が一度も無くては試合の流れを掴むことができません。
 九里は、前回登板でも初回に4失点しており、5回5失点と先発としての役割を果たせておらず、2試合連続でKOされていることから、2軍降格の可能性もあり得そうです。しかし、代役の先発がいないことから、ラストチャンスが与えられるかもしれません。
 もしチャンスがあれば、汚名返上の投球をしてほしいですね。
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引き分けもマジック33点灯

2017年08月08日 22時31分30秒 | 試合結果
広島 000 000 100 000 1
中日 010 000 000 000 1


 野村は、初回に2死後に連打で1,2塁のピンチを招くも、福田を三振に斬って無失点で凌ぎましたが、2回に連打で無死1,2塁とされると、内野ゴロの間に1点を失って先制を許してしまいました。
 続く3回も2死後に連打で1,3塁とされましたが、ここは堂上を三振に斬って追加点を与えず、4回と5回は三者凡退に抑えました。
 6回には安打と暴投で無死2塁のピンチを招きましたが、藤井の当たりを菊池が好捕して野村を救うと、四球を挟んで2者連続三振を奪ってピンチを脱しました。

 打線は、3回まで鈴木にパーフェクトに抑えられ、4回には敵失で1死1塁と初めて走者を出しながら丸が併殺に倒れてしまい、6回まで無安打に抑えられてしまいました。
 しかし、7回に1死後に菊池と丸の連続短長打で2,3塁とすると、鈴木誠が適時打を放って同点に追いつきました。更に1死1,3塁の勝ち越し機でしたが、新井が遊飛、四球を挟んで西川が一ゴロに倒れて同点止まりでした。
 
 野村は、7回も続投して死球と犠打で1死2塁のピンチを招きましたが、大島とビシエドを抑えて、7回を8安打1失点に抑える好投でした。
 8回は中崎が三者凡退に抑えましたが、9回の無死1塁は鈴木誠が併殺に倒れて勝ち越すことでできず、9回裏を今村が三者凡退に抑えて延長戦に突入しました。

 10回を中田が三者凡退に抑えるも、11回1死1塁では丸が、12回無死1塁は新井がそれぞれ併殺に倒れて得点を奪えませんでしたが、11回は一岡が1安打無失点、12回をジャクソンが三者連続三振に斬って無失点で凌いで、12回引き分けに終わりました。

 引き分けたものの、2位阪神が巨人に敗れたため、マジック33が点灯しました。8月8日のマジック点灯は、球団史上最速となりました。


 野村は、序盤にピンチの連続でしたが、2回の併殺崩れの間の1失点で踏ん張り、6回のピンチでは菊池が好守で野村を助けて中日に主導権を握らせませんでした。
 味方打線が鈴木に完璧に抑えられて援護がない中でも、味方の反撃を信じて自らの投球を貫いて最少失点で切り抜けて、7回を1失点で耐えた投球は素晴らしく、これぞエースという投球だったと思います。
 
 野村の好投に応えたい打線は、7回に菊池、丸、鈴木誠の3連続短長打で同点に追いつきましたが、新井が遊飛に倒れるなどあと一押しでできず勝ち越しは成りませんでした。
 そして、7回の同点劇は素晴らしかったですが、それ以外の攻撃では、6回まで鈴木に無安打に抑えられ、4併殺の拙攻でした。鈴木は球の切れが良く捉えられなかったのは仕方ないと思いますが、終盤の8回以降だけで3併殺は、繋ぎの攻撃を身上とする打線らしくありませんでした。
 明日は、繋ぎの野球でしっかりと大瀬良を援護してすっきりとしたいですね。
 

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先発全員の14安打9得点で連勝

2017年08月06日 22時10分09秒 | 試合結果
広島 000 340 011 9
DeNA 000 210 010 4
勝利投手:岡田10勝4敗
敗戦投手:エスコバー1敗
本塁打:[広島]鈴木23号、バティスタ9号、エルドレッド24号
    [DeNA]倉本2号

 初回に死四球で1死1,2塁のチャンスを貰いましたが、鈴木誠とエルドレッドが連続三振に倒れて得点を奪えませんでしたが、4回に連打で無死1,2塁として、西川の適時打と岡田の2点適時打で3点を先制しました。
 
 岡田は、3回まで1安打に抑えていましたが、先制した直後の4回裏に安打と3連続四球で押し出しにより1点を失うと、更に戸柱の併殺の間に2点目を失ってしまいました。

 しかし、直後の5回に無死2塁から鈴木誠が2点本塁打を放つと、1死後にはバティスタが本塁打を放ち、2死2塁から敵失で1点を追加してこの回4点を奪ってDeNAを突き放しました。
 
 ところが、岡田は直後の5回裏に、倉本に本塁打を打たれて1点を返されてしまい、この回限りでマウンドを降りました。
 6回からは、ジャクソンがマウンドに上がり、2イニングを無安打無失点に抑えると、8回に2死無走者から田中の2塁打と菊池の適時打で1点を追加し、9回にはエルドレッドの本塁打で試合を決めました。

 8回からは一岡が登板して、2死1塁から筒香に適時2塁打を浴びて、更に田中の悪送球により1,3塁とピンチが拡大したところで、中崎に交代しました。中崎は、宮崎を二ゴロに打ち取って無失点で切り抜けると、9回は今村が1安打無失点に抑えて、DeNAに打ち勝って2連勝となりました。
 しかし、阪神がデーゲームで勝っていたため、今日もマジックの点灯は成りませんでした。


 今日は打線に尽きます。3回まで毎回走者を出しながらエスコバーを攻略できませんでしたが、4回に4安打で3点を先制し、1点差に追い上げられた5回には2本塁打などで4点を奪ってDeNAを突き放しました。
 5回の4得点は試合の展開からしても、とても大きな価値ある得点だったと思います。4回に3点先制して主導権を握りながら、直後に岡田が乱れて押し出し四球を含む3連続四球を与えてしまい1点差に追い上げられて、どちらが流れを掴むのか分からない展開となりました。
 ところが、すぐに鈴木誠が2点本塁打を放って再び主導権の握ることができ、バティスタの本塁打に繋がったと思います。
 岡田は課題の制球不安により流れを失いかけましたが、鈴木誠の4番としての役割を果たした一振りにより助けられた10勝目となりました。次戦では自身の投球で白星を挙げてほしいですね。

 
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薮田がチーム最速10勝目

2017年08月05日 22時51分23秒 | 試合結果
広島 100 121 200 7
DeNA 300 001 000 4
勝利投手:薮田10勝2敗
敗戦投手:井納4勝6敗
セーブ:今村1勝2敗20S
本塁打:[広島]田中4号、バティスタ8号


 初回に、安打と犠打で1死2塁とすると、丸の適時2塁打で先制点を挙げましたが、直後の1回裏に薮田が、3連打で無死満塁とされ、1死後に宮崎に2点適時打を浴び、更に安打で再び満塁とされ、梶谷に押し出し四球を与えて3点を失って逆転を許してしまいました。
 薮田は、2回にも2死から2塁打を浴びてピンチを招きましたが、ロペスを捕邪飛に打ち取り無失点で凌ぐと、3回には2塁打と四球で1死1,2塁とされるも、井納を犠打失敗、倉本を三振に斬って、DeNAに追加点を与えませんでした。

 打線は、3回に2安打と四球で2死満塁のチャンスを作りましたが、新井が三振に倒れて得点を奪えませんでしたが、4回に四球と安打で無死1,3塁として、會澤の併殺の間に1点を返しました。
 更に5回には2安打で1死1,2塁として新井の適時打で同点とし、なおも満塁で西川の犠飛で逆転に成功しました。
 続く6回には2番手三嶋から田中が本塁打を放って1点を追加してリードを2点に広げました。
 
 薮田は、4回と5回は三者凡退に抑えていましたが、6回に1死2塁とされ、2死後に暴投と會澤の捕逸で1点を失ってしまい、6回8安打4失点でマウンドを降りました。

 1点差に追い上げられた直後の7回に、2死1塁からバティスタが2点本塁打を放ってリードを3点に広げると、7回は一岡、8回は中崎、9回は今村がそれぞれ三者凡退に斬って、DeNAに逆転勝ちを収め、薮田がチーム最速で自身初の2桁勝利となる10勝目を挙げました。
 今日の勝利によりDeNAの自力優勝が消滅したため、明日、阪神が敗れて、カープが勝つか引き分けで、優勝へのマジックが点灯します。


 初回に薮田が3点を失って逆転を許してしまい、打線は3回の得点機を活かせず、重苦しい雰囲気に成りかけましたが、2回以降薮田が立ち直り、2回と3回のピンチを無失点で凌いだことで流れが徐々に変わりました。このタイミングで5回に新井が同点打を放ったことで、チームに勢いが生まれて、流れをグッと引き寄せました。
 先発薮田が初回に3点を失っいながらしっかりと修正して追加点を与えなかったことが、新井の同点打を生み、更にこの一打がチームに流れを呼び込んだことが勝利に繋がりました。
 今日のように劣勢でも投打で流れを引き寄せられて、逆転の展開に持ち込めることが、今のカープの強さなのですね。こんな試合ができるということは、マジック点灯も近いでしょう。
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高橋樹の初先発は4回8失点で初黒星

2017年08月04日 22時22分38秒 | 試合結果
広島 300 000 000 3
DeNA 050 304 01X 13
勝利投手:石田4勝4敗
敗戦投手:高橋樹1敗
本塁打:[広島]鈴木22号
    [DeNA]桑原12号、ロペス21号

 初回に無死1塁から菊池が適時2塁打を放って先制すると、1死後には鈴木誠の2点本塁打で、苦手石田から3点を先制しました。2回にも1死2塁の追加点機を作りましたが、高橋樹と田中がともに一ゴロに倒れて無得点に終わりました。

 プロ初先発の高橋樹は、初回を三者凡退の上々の立ち上がりでしたが、2回に1死後に2塁打、安部の失策、四球で満塁のピンチを招くと、2死後に倉本に適時打、桑原に満塁本塁打を浴びて一挙5失点で逆転を許してしまいました。

 打線は、直後の3回に1死1塁で鈴木誠が併殺、4回には1死後に四球と安打で1,2塁としながら、白濱と高橋樹が連続三振に倒れて得点を奪えませんでした。

 直後の4回裏に高橋樹は、2安打で1死1,3塁とされ、2死後に桑原と田中浩に連続適時長短打を浴びて3点を失ってしまい、4回7安打8失点で降板となりました。
 5回からはヘーゲンズがマウンドに上がるも、6回に2死無走者から桑原、田中浩、筒香の3連続長短打とロペスの2点本塁打で4点を失って試合が決してしまいました。
 7回からは佐藤が登板し、8回に2長短打で1点を失いました。

 打線は、5回以降無安打に抑えられて、一人の走者も出すことができず、DeNAに完敗を喫して、今日もマジック点灯は成りませんでした。


 苦手の石田から初回に3点を先制して試合の主導権を握ったかと思われましたが、プロ初先発の高橋樹がDeNA打線に飲み込まれてしまいました。2回は宮崎に初安打を打たれて、続く嶺井の三ゴロを安部が失策したことで、平常心が保てなくなって力んでしまったのかもしれません。
 1軍で先発としてやっていくためには味方が失策しても、それをカバーして粘りの投球ができないといけませんが、高橋樹にそこまで求めるには厳しいですね。
 
 味方に足を引っ張られてしまい、プロ初登板としては少し厳しい登板となってしまいました。更に昨日の試合では先発九里が早々に降板した上に延長12回を戦っていることから、早めの継投も難しく、4回まで続投させて更に失点を重ねることになって、苦い初先発となってしまいました。
 それでも筒香やロペスという主軸はしっかりと抑えており、収穫もあった登板だったと思います。

 この結果を糧にして反省点を見つけて修正し、次回先発のチャンスを貰った時には、成長した投球を見せてほしいですね。次こそはプロ初勝利を挙げてほしいですね。

 
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今村が打たれて逆転負け

2017年08月02日 22時05分36秒 | 試合結果
阪神 002 000 002 4
広島 200 000 010 3
勝利投手:高橋4勝1S
敗戦投手:今村1勝2敗19S
セーブ:ドリス1勝3敗26S
本塁打:[阪神]福留10号
    [広島]菊池11号、松山7号


 初回に田中が安打で出塁すると、菊池が2点本塁打を放って2点を先制すると、更に安打と盗塁で1死2塁と小野を攻めたてましたが、後続が倒れて追加点は挙げられませんでした。
 
 大瀬良は、初回に安打と犠打で1死2塁とされ、鈴木誠の好守もあり、後続を打ち取って無失点で切り抜けると、続く2回にも2安打と犠打で2死2,3塁のピンチを招きましたが、西岡を遊飛に打ち取って阪神に得点を与えませんでした。
 しかし、3回に安部の失策により無死1塁とされ、福留に2点本塁打を浴びて同点に追いつかれてしまいました。
 5回には3四球で1死満塁としていまいましたが、代打伊藤隼を三振、鳥谷を左飛に打ち取って無失点で凌ぎ、6回を4安打2失点で抑えて降板となりました。

 打線は、4回には連打で無死1,2塁としながら、石原が二ゴロ併殺に倒れるなど、またも後続が続かず無得点に終わりると、6回は安打と四球で2死1,2塁として小野をマウンドから引きずり下ろしましたが、代わった岩崎に田中が三振に抑えられて勝ち越すことができませんでした。
 しかし、8回に松山が高橋から本塁打を放ってようやく勝ち越しに成功して、更に四球と犠打で1死2塁の追加点機を作りながら、石原が一邪飛、代打い新井の敬遠を挟んで、田中が左飛に倒れて1点止まりでした。

 7回からは一岡が登板して三者凡退に抑えると、8回は中崎が2死後に連打で1,2塁のピンチを招きましたが、代打大山を遊ゴロに打ち取って無失点で凌ぎました。
 しかし、9回に登板した今村が安打と連続四球で1死満塁としてしまい、ロジャースに2点適時打を浴びて逆転を許してしまい、更に2死後にも四球を与えて満塁としたところで、マウンドをヘーゲンズに譲りました。
 このピンチはヘーゲンズが大和を遊ゴロに打ち取って追加点を許しませんでしたが、9回裏をドリスに抑えられて、痛恨の逆転負けを喫して、今日のマジック点灯は成りませんでした。


 結果的には今村が乱れて逆転を許してしまったことが直接の敗因ですが、序盤から打線がもうひと押しできず、追加点を奪って主導権を握れなかったことが、逆転負けへの伏線になっていると思いました。
 初回に2点を先制した直後に追加点のチャンスを作りながら、松山と安部が凡退して小野を攻略できませんでした。同点とされたあとの4回には無死1,2塁では石原が二ゴロ併殺でチャンスを潰してしまい、結局、小野に6回途中まで投げさせてしまいました。そして、8回には松山の本塁打で勝ち越して、流れがカープに傾いたかと思われましたが、その後の1死2塁を活かせず1点止まりでした。
 さすがに、これだけの得点機を逃すと、マジック点灯阻止に燃える阪神は見逃してくれなかったということでしょう。やはり、得点は取れる時に確実に取っておかないといけませんね。

 
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終盤追い上げられるも逃げ切る

2017年08月01日 22時36分02秒 | 試合結果
阪神 000 020 100 3
広島 300 100 00X 4
勝利投手:野村7勝4敗
敗戦投手:岩貞4勝8敗
セーブ:今村1勝1敗19S
本塁打:[阪神]上本6号


 初回に2四球で1死1,2塁のチャンスを作ると、鈴木誠の適時打で先制点を挙げ、2死後にはエルドレッドが2点適時2塁打を放って岩貞から3点を先制しました。
 
 野村は、3回まで1安打に抑えていましたが、4回に2死後に2四球と2塁打で2死満塁のピンチを招くも、大和を二ゴロに打ち取って無失点で凌ぎました。
 直後の4回裏には安打と死球などで1死1,3塁とすると、會澤の適時打で1点を追加して、更に2死後に死球で満塁とチャンスを拡大しましたが、菊池が三ゴロに倒れて1点止まりでした。

 5回に野村が3連打で無死満塁の大ピンチを招くと、上本の犠飛と福留の適時打で2点を失いましたが、ロジャースを遊ゴロ、四球を挟んで鳥谷も遊ゴロに打ち取って2失点で凌ぎました。
 野村は、6回を三者凡退に抑えて、6回を6安打2失点で降板しました。

 打線は、5回以降阪神の細かな継投の前に、散発2安打に封じられて追加点を奪えませんでした。

 7回は中田が登板するも、1死後に上本に左翼フェンス直撃打を打たれ、捕球をもたつく間に上本が本塁に生還してランニング本塁打で1点を失ってしまいました。

 8回は中崎が、先頭の鳥谷に四球を与えるも、大和を犠打失敗、代打伊藤隼を併殺に打ち取って無失点で凌ぎました。
 9回は今村が、1死後に西岡に安打を打たれ、阪神がエンドランを仕掛けるも、上本を三振に斬って、上本が守備妨害と取られて試合終了となりました。

 首位攻防戦の初戦を取り、ゲーム差を11に広げ、早ければ明日にもマジックが点灯するという状況となりました。まだ今日から8月が始まったばかりで、正直なところマジックというのは実感が湧かないですね。
 まだシーズンは2カ月も残っており、何が起こるか分からないので、まだまだ油断はできませんね。


 4回までに4点を挙げて岩貞をKOして、野村が2安打無失点の好投だったので、もう少し楽な展開になるかと思われましたが、5回に4安打を集められて2点を失い、打線も5回以降は岩崎、松田、高橋、マテオの継投の前に走者を出して得点圏に走者を進めましたが、あと1本が出ずに追加点を奪えず、流れが徐々に阪神に傾きかけたように感じました。
 7回に上本にランニング本塁打を打たれた時には、完全に流れを失ったと思いましたが、8回と9回は阪神のミスにも助けられて逃げ切りに成功しました。
 苦しい展開の中でも中崎と今村がしっかり投げ抜いたことが、阪神の拙攻に繋がったことは間違いないと思います。試合終盤を任せられる投手がしっかりしていると今日のような競った試合を確実にモノにできるということですね。
 シーズン終盤に向けて頼もしいリリーフ陣がいることは心強いです。
 

 
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