カープな毎日

カープファンのひとりごと。

打線が繋がりを欠き零封負け

2022年07月19日 22時59分21秒 | 試合結果

阪神 011 001 000 3
広島 000 000 000 0
勝利投手:ウィルカーソン5勝4敗
敗戦投手:床田8勝6敗
セーブ:岩崎1勝3敗20S

 先発の床田は、2回2死後に四球と安打で1,3塁のピンチを招くと、梅野に適時打を打たれて先制を許し、続く3回には連打で無死1,3塁とされ、近本に投ゴロの間に1点を失って追加点を奪われました。

 4回と5回は三者凡退に抑えるも、6回に安打と暴投で1死2塁のピンチを迎え、2死後に北條に適時2塁打を浴びて、痛恨の追加点を許しました。

 7回は四球と2犠打で2死3塁とされるも、熊谷を二飛に打ち取って無失点で凌ぎ、8回を投げて7安打2四球3失点でマウンドを降りました。

 9回は一岡がマウンドに上がり、3安打などで2死満塁のピンチを招きながら、近本を二ゴロに打ち取って無失点で凌ぎました。

 打線は、2回に死球と安打で無死1,2塁としながら、小園が中飛、會澤と床田が連続三振に倒れてしまい、5回無死1塁では床田の犠打が併殺、6回無死1塁は秋山、マクブルーム、坂倉が凡退、8回無死1塁も野間が併殺に倒れてしまい、結局、6安打を放つも、繋がりを欠いて3塁さえ踏むことができず、零封負けを喫して、連勝は3で止まりました。

 

 巨人3連戦では本塁打攻勢で3連勝に導いた好調な打線が、今日は全く繋がらず、6回も走者を出しながら、連打は一度も無く、3塁に進めることができませんでした。

 床田が、2回2死後に四球をきっかけに先制を許した直後の2回裏に、無死1,2塁の好機を作りながら、無得点に終わったことが痛かったです。ここで1点でも返すことができていれば、試合の流れは変わっていたかもしれないと思います。

 さらに5回無死1塁で、床田の犠打が併殺となってチャンスの芽を潰したことで、試合の流れが阪神に傾き、6回の痛恨の追加点に繋がってしまいました。ここも床田が4回と5回を三者凡退に抑えて、リズムに乗りかけたところであり、床田が犠打を成功させて、1死2塁のチャンスを上位打線に回せていたら、試合展開が変わっていた可能性があっただけに、この失敗は今日の敗戦に直結してしまいました。

 明日は9連戦最後の試合です。何としても白星で締めて終えたいですね。

 

 球団は、1軍のターリーとスタッフ1人、2軍の安部やコルニエルら3選手の計5人が新たに新型コロナウイルスのPCR検査で陽性判定を受けたと発表しました。1軍と2軍の選手とスタッフを合わせると4日間で40人が感染したことになります。

 ターリーは1軍登録抹消となりましたが、2軍は活動停止中ということで代替選手を昇格させることができず、中継ぎ投手が1人少ない状態で戦うことになり、当面は苦しい投手起用となりそうです。

 2軍から補充できない状態で、1軍にこれ以上感染者が出ると、1軍の活動も厳しくなってくるので、これ以上感染者が出ないことを祈るしかありません。

 

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試合開始直前で雨天中止

2022年07月18日 20時35分55秒 | 日記

 今日の阪神戦は、試合開始時刻の午後6時に雨天中止となりました。なお、ゲーム差なしの3位DeNAが勝ったため、チームは3位に転落となりました。

 もともと天気が崩れる予報だったので、雨天中止は想定内と思われます。チームは9連戦中と前半の山場で、7戦目を東京からの移動日なしで戦う過酷な日程だったことと、今日の先発は今季初先発の薮田だったことを考えると、チームとしては恵みの雨になったと思います。

 これで残り2試合は床田とアンダーソンが先発し、打線は状態が上向いているので、連勝で前半戦を締めたいですね。

 

 一方で心配なのは、2軍のコロナ集団感染です。16日のスクリーニング検査で中村奨や黒原ら18選手とスタッフ4人の計22人の感染が判明し、17日の検査では、塹江や玉村ら4選手とスタッフ2人の計6人が陽性となっていました。さらに今日も検査を行い、高橋昂や大盛ら4選手とスタッフ2人の計6人の陽性が判明し、3日間で合わせて26選手、スタッフ6人の計34人が陽性という非常事態となっています。これだけ感染が拡大すると、1軍と2軍の選手入れ替えはできないことから、当面は今いる1軍メンバーで戦うことになります。

 さらに今日は1軍のスタッフ1人も陽性となったとのことで、1軍選手への感染拡大も懸念されます。

 もし1軍でも大量感染となっても、2軍から昇格させることができないので、試合ができないことも想定されます。今はチーム状態が良くなっているので、何としても感染拡大を防止しないといけません。1軍も2軍もこれ以上の感染者が出ないことを祈るしかありませんね。

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堂林の逆転満塁本塁打で巨人を3タテ

2022年07月17日 21時50分32秒 | 試合結果

広島 000 600 121 10
巨人 202 100 000 5
勝利投手:九里4勝6敗
敗戦投手:髙橋1勝5敗
本塁打:[広島]堂林5号、中村健3号、磯村3号(8回表2ラン)
    [巨人]ウォーカー18号、中田10号

 先発の野村は、初回に安打で無死1塁とされ、ウォーカーに2点本塁打を浴びて先制点を失うと、さらに2安打で2死1,3塁のピンチでしたが、大城を二飛に打ち取って追加点は与えませんでしたが、3回に2死1塁から中田に2点本塁打を打たれてしまいました。野村は、4回の攻撃で代打を送られ3回を投げて7安打4失点で降板となりました。

 打線は、3回まで無安打に抑えられていましたが、4回に秋山の2塁打で無死2塁とすると、1死3塁となり坂倉が適時2塁打を放って1点を返し、さらに長野と小園の連続四球で1死満塁として、磯村が押し出し四球を選び、続く代打堂林が満塁本塁打を放って、この回3安打で6点を挙げて逆転に成功しました。

 4回からは中継ぎに回った九里が登板して、安打と四球などで2死1,2塁として、丸に適時打を打たれて1点を失いましたが、5回と6回は無安打に抑えて3回を投げて2安打1失点に抑えました。

 7回に代打中村健の本塁打で1点、8回には2死1塁から磯村の2点本塁打で2点、9回は四球と敵失で得た無死1,3塁で秋山の適時打により1点を加えて試合を決めました。

 7回はターリーが三者凡退、8回は森浦が1安打無失点、9回は栗林が三者凡退で締めて、巨人に逆転勝ちして、敵地で同一カード3連勝を飾りました。

 

 長打力不足と言われた打線が3試合連続の満塁本塁打を放って、4点差をひっくり返しての鮮やかな逆転勝利を収めました。

先発の野村が初回と3回にそれぞれ2点本塁打を浴びて序盤で4点を失い、打線も初回に2四球で得た先制機を逃してしまい、その後は走者を出すことができず、試合の流れは完全に巨人に傾いていましたが、4回の先頭秋山が幸運な2塁打で出塁すると、1死後に坂倉がもう少しで本塁打という特大の適時2塁打を放って、巨人先発の高橋を動揺させました。

 ここで長野と小園がしっかりとボールを見極めて連続四球を選んで満塁として、磯村もボールを見極めて押し出し四球を選び、堂林の満塁本塁打に繋げました。

 長野が四球を選んだことが今日の試合の最大のポイントだったと思います。坂倉の適時2塁打の時点では、まだ試合の流れはカープに傾いていなかったと思われますが、長野がフルカウントから四球を選んだことで高橋が気落して、小園と磯村への投球が乱れて押し出し四球となって、一気にカープに流れが傾いて堂林の満塁本塁打を呼び込みました。

 一見、派手な試合でしたが、次に繋ぐという意識が徹底された素晴らしい攻撃だったと思います。この良い流れを明日以降も続けていってほしいですね。

 

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長野の2打席連続本塁打で巨人に快勝し2位浮上

2022年07月16日 21時24分20秒 | 試合結果

広島 019 100 000 11
巨人 000 000 400 4
勝利投手:森下7勝5敗
敗戦投手:アンドリース2敗
本塁打:[広島]長野1号、長野 2号、マクブルーム12号
    [巨人] 18号

 打線は、2回に長野が本塁打を放って先制すると、3回は3連打で無死満塁として、秋山の2点適時打とマクブルームの適時2塁打で3点を追加し、続く坂倉が死球で再び無死満塁なり、長野が満塁本塁弾を放ちました。さらに連打と犠打で1死2,3塁として、2死後に菊池涼が2点適時2塁打を放って、この回、打者13人を送り込んで一挙9得点を挙げました。

 さらに4回にはマクブルームが本塁打を放ってリードを11点に広げました。

 先発の森下は4回まで1安打に封じると、5回には2安打で1死1,2塁とされるも、大城を右飛、中山を二ゴロに打ち取って無失点で切り抜けて6回まで無失点に抑えました。

 しかし、7回に丸に本塁打を浴びて1点を失うと、さらに連打で無死1,2塁とされて中田の適時打で1点を奪われ、続く大城に四球を与えて1死満塁として、1死後にウォーカーの二ゴロの間と増田陸の適時打で2点を失ったところでマウンドを降りました。

 代わった矢崎が四球で満塁とするも、丸を捕邪飛に打ち取って追加点を与えず、森下は6回2/3を投げて8安打4失点でした。

 打線は7回と8回に得点圏に走者を進めるも得点を奪えませんでしたが、8回は松本が三者凡退、9回は藤井が1四球無失点に抑えて、巨人に快勝して、カード勝ち越しを決めると共にチームは2位に浮上しました。

 

 長野が2打席連続本塁打を放って5打点の活躍で打線を活性化して、16安打11得点の猛攻を呼び込みました。

 打線は初回を三者凡退、2回もマクブルームと坂倉が連続三振に倒れて簡単に2死を取られてしまいましたが、ここで長野が本塁打を放って、巨人先発のアンドリースのリズムを乱して、3回の猛攻への流れを作りました。もし、2回があっさりと三者凡退に終わっていたら、アンドリースを攻略できず、厳しい試合展開になっていたかもしれないので、長野の本塁打を大きな価値があったと思います。

 3回には無死満塁から秋山が2点適時打を放つと、さらに打線が勢い付き、マクブルームの適時2塁打に長野の満塁本塁打など9安打9得点を挙げました。

 昨日の秋山の復帰1号本塁打と延長11回の磯村の満塁本塁打からチームの雰囲気が良くなってきたように思われ、さらに今日の長野の2本塁打と秋山の適時打でさらに勢いが加速してきたと思います。この良い流れに乗って9連戦の残り4試合も白星を重ねてほしいですね。

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延長11回に磯村の満塁本塁打で3位浮上

2022年07月15日 23時05分59秒 | 試合結果

広島 200 000 000 04 6
巨人 000 101 000 01 3
勝利投手:矢崎2勝1S
敗戦投手:菊地2敗
本塁打:[広島]秋山1号、磯村2号
    [巨人]大城8号

 打線は、初回に安打と犠打で1死2塁として、秋山の2点本塁打で先制に成功しましたが、更に連打で1,2塁の追加点機を作りながら、堂林が併殺に倒れて追加点を奪えませんでした。

 2回の無死1塁では會澤が併殺、3回は安打と四球で1死1,2塁としながら、マクブルームが三振、坂倉は二ゴロに倒れて、得点を挙げられませんでした。

 先発の大瀬良は、3回まで散発2安打に抑えていましたが、4回に3連打で無死満塁のピンチを招き、中田の二ゴロの間に1点を失うも、大城を三振、中山を遊ゴロに打ち取って最少失点で凌ぎました。

 打線は5回に2塁打と死四球で2死満塁の好機を作るも、坂倉が二ゴロに倒れて無得点に終わると、大瀬良が6回に2死1塁から大城に適時3塁打を浴びて同点に追いつかれ、なおも2死3塁のピンチでしたが、中山を三振に斬って勝ち越は許さず、7回を投げて8安打2失点でマウンドを降りました。

 8回は森浦が登板して安打と四球などで2死1,3塁のピンチを招きましたが、大城を捕邪飛に打ち取って無失点で凌ぎ、9回はターリーが1安打無失点に抑えるも、打線が6回以降1安打に抑えられ、9回は2四死球を得ながら2度の盗塁死と好機拡大できず延長戦に突入しました。

 10回は矢崎が三者凡退に抑えると、11回に2四球と内野安打で2死満塁として、磯村が満塁本塁打を放って勝ち越しに成功しました。11回裏は中崎が大城に本塁打を浴びて1点を失うも、逃げ切って巨人に競り勝ち、1日で3位に浮上して今季東京ドーム初勝利を挙げました。

 

 初回に秋山が待望の1号本塁打を放って幸先良く2点を先制しましたが、その後は再三の得点機であと一本が出ずに、追加点を奪えず、試合の主導権を握り損ね、徐々に試合の流れが巨人に傾いてしまい、大瀬良が4回と6回に1点づつを失って同点に追いつかれました。

 大瀬良も踏ん張って勝ち越しは許さず、8回以降は森浦、ターリー、矢崎が無失点に抑えるも、肝心の打線が6回から10回まで1安打に抑えられ、さらに9回には2度の盗塁死と流れを引き寄せられませんでした。

 11回に1死1塁から小園が内野安打、代打長野が粘って四球を選んで満塁とし、磯村の満塁本塁打を呼び込みました。11回の粘り強い攻撃は素晴らしく、小園と長野が諦めずに粘った結果だと思います。また、流れを巨人に渡さなかった中継ぎ陣の奮投も素晴らしかったと思います。

 今日の勝利は、チームに勢いを与えるはずであり、明日からの戦いも期待したいですね。

 

 

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打線が攻めきれず連勝ならず4位転落

2022年07月14日 23時08分15秒 | 試合結果

DeNA 003 001 000 4
広  島 002 010 000 3
勝利投手:京山1勝1敗
敗戦投手:アンダーソン3勝3敗
セーブ:山﨑2敗19S
本塁打:[DeNA]牧17号

 先発のアンダーソンは、3回2死後に安打と四球で1,2塁のピンチを招くと、佐野の適時打で先制を許すと、1,3塁の場面で、磯村が3塁に牽制悪送球して1点を失い、さらに牧の2塁打を野間がファンブルして、この回3点を失いました。

 先制された直後の3回裏に打線が、1死後に連続短長打で2,3塁として、秋山と坂倉の適時打で2点を返すと、5回には四球と2暴投で2死3塁として、マクブルームの適時2塁打で同点に追いつきました。

 アンダーソンは、4回と5回は三者凡退に抑えましたが、味方が同点に追いつきた直後の6回1死後、牧に本塁打を浴びて1点を失い、さらに四球と安打で2死1,3塁となったところでマウンドを中崎に譲りました。

 代わった中崎は、森を三振に斬って追加点を防ぎ、アンダーソンは5回2/3を投げて5安打3四球4失点でした。

 7回は一岡がマウンドに上がり、安打と盗塁に磯村の悪送球と四球で2死1,3塁のピンチを迎えましたが、牧を遊ゴロに打ち取って無失点で凌ぎました。

 8回は薮田、9回は矢崎がともに三者凡退に抑えましたが、打線が6回無死1塁ではエンドラン失敗で一走小園が盗塁死、7回無死1塁では秋山が遊ゴロ併殺と打線が繋がらず、6回以降は1安打に封じられて2塁さえ踏むことができず、DeNAに競り負け、今季DeNA戦は初のカード負け越しとなり、1日で4位転落となりました。

 

 アンダーソンが3回に乱れ、味方の拙守も絡んで3点を失いましたが、ここから打線が奮起して3回に2点、5回に1点を返して同点に追いつき、流れはカープに傾いたかと思われましたが、直後の6回にアンダーソンが牧に痛恨の勝ち越し本塁打を浴びてしまいました。

 続く7回には今季初登板の一岡が2死1,3塁のピンチを迎えながらも、牧を打ち取って無失点で切り抜けると、直後の7回に四球で無死1塁として中軸に回る絶好のチャンスでしたが、秋山が併殺に倒れて好機拡大できず、試合の流れを引き寄せらませんでした。

 その前の攻撃でも、3回に秋山と坂倉の適時打で2点を返して、なおも1,3塁の同点機で長野が三振に倒れ、5回にもマクブルームの適時2塁打で同点とし、なおも1,2塁の勝ち越し機で長野が中飛に倒れて勝ち越すことができませんでした。

 試合の流れを引き寄せる機会はあったものの、あと一本が出ずに、掴み損ねたような試合でした。それでも、秋山に本拠地初安打と初打点が出たことで、明日からは打線の繋がりも良くなると思います。明日はしっかりと繋ぎの攻撃でエース大瀬良を援護してほしいですね。

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床田が8回1失点の粘投で自己最多の8勝目

2022年07月13日 21時20分21秒 | 試合結果

DeNA 100 000 000 1
広  島 001 102 00X 4
勝利投手:床田8勝5敗
敗戦投手:大貫6勝4敗
セーブ:栗林1敗18S
本塁打:[DeNA]佐野11号

 先発の床田は、初回2死後に佐野に本塁打を浴びて先制を許しましたが、3回2死2塁は桑原を三振に斬って無失点で切り抜けると、打線は3回裏に四球と犠打で2死2塁として、野間の適時打で同点に追いつきました。

 4回には床田が、死球と安打で無死1,2塁のピンチを迎えながら、宮崎を併殺、大和を三振に斬って無失点に抑えると、4回裏に打線が死球と安打で無死1,3塁として、坂倉の犠飛で勝ち越しに成功しました。

 6回も床田が安打などで2死3塁のピンチで牧を二ゴロに抑えると、6回裏に打線が安打に敵失が絡み1死3塁として、長野の適時打で1点を加え、さらに盗塁と安打で1,3塁となり、會澤の犠飛で1点を挙げて、この回2点を追加しました。

 床田は7回に小園の失策などで無死2塁のピンチを迎えましたが、大和、ソト、嶺井を凡打に打ち取り、8回も2死2塁のピンチで佐野を三振に斬って得点を与えず、8回を投げて7安打1失点の好投でした。

 9回は栗林が三者凡退に抑えて、チームの連敗を2で止めて1日で3位に再浮上し、床田は、自己最多の8勝目を挙げました。

 

 床田は、2回と5回を除き毎回安打を打たれ、5度も得点圏に走者を背負う苦しい投球でしたが、粘り強い投球で適時打を許さず、初回の佐野の本塁打による1失点に抑えました。

 初回に無死1塁から桑原を併殺に打ち取りながら、続く佐野に本塁打を浴びて先制を許してしまい、試合の流れがDeNAに傾きかけましたが、3回と4回のピンチを無失点で抑えたことで、DeNAに試合の流れを渡さず、打線の反撃を呼び込むと、打線も流れに乗って、序盤で追いつき、中盤で勝ち越して追加点を挙げる理想的な攻撃で、試合の主導権をしっかり掴みました。

 投打とも理想的な試合展開での勝利となり、チームの雰囲気も良くなったと思うので、明日も期待したいですね。

 

 NPBは、「マイナビオールスターゲーム2022」の監督推薦が発表され、カープからは栗林、床田、坂倉の3人が選出されました。栗林は2年連続2度目、床田は19年以来2度目、坂倉は初選出となりました。

 栗林は今季の絶対的守護神として、床田は先発の軸として、それぞれ開幕からチームを支えており、坂倉もチーム唯一の全試合出場して中軸として打線を支えているので、選出は順当なところでしょう。

 3人には活躍してほしいですが、それ以上に他球団の選手と交流する良い機会なので、一流選手の技術や考え方を吸収してレベルアップに繋げてほしいですね。

 菊地涼が選出されなかったことは意外ですが、セカンドは既に牧と山田哲の2人が選出されているためと思われます。球宴の常連だった菊池涼がいないのは寂しいですが、良い休息期間と捉えて後半戦に備えてほしいですね。

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中継ぎ陣が終盤に突き放されて4位転落

2022年07月12日 23時00分54秒 | 試合結果

DeNA 201 000 130 7
広  島 000 011 020 4
勝利投手:石田3勝1敗
敗戦投手:九里3勝6敗
セーブ:山﨑2敗18S
本塁打:[DeNA]嶺井3号

 先発の九里は、初回に2塁打などで2死3塁とされ、牧の中前適時打と宮崎の適時2塁打で2点を失うと、3回には死球と安打などで1死1,3塁のピンチを招き、牧の適時打で追加点を奪われました。5回の攻撃で代打を送られて、5回を投げて6安打2四死球3失点でマウンドを降りました。

 6番に長野を起用した打線は、4回まで長野の2塁打のみに抑えられていましたが、5回1死後に長野が2塁打で出塁し、2死後に會澤が適時打を放って1点を返すと、続く6回には安打と盗塁で2死2塁として、マクブルームの適時打で1点差に追い上げました。

 しかし、6回から登板した藤井が、7回に嶺井に本塁打を浴びて1点を失うと、8回にはケムナが小園の失策と安打で無死1,2塁のピンチを招きましたが、牧を併殺に打ち取ってピンチを脱したかと思われましたが、連続四球で満塁とピンチを拡大させてしまい、嶺井に3点適時2塁打を浴びて試合が決まってしまいました。

 9回裏は松本が登板して、2死後に四球と安打、マクブルームの失策で満塁のピンチを迎えるも、神里を遊ゴロに打ち取って無失点で凌ぎました。

 打線は、8回裏に安打と2四球で2死満塁として、坂倉の適時打と暴投で2点を返しましたが、反撃もここまででDeNAに惜敗を喫して4位に転落しました。

 

 先発の九里が、序盤から失点を重ねてしまい、5回で早々に降板となりましたが、打線が中盤以降に反撃して、一時は1点差まで追い上げられながらも、中継ぎ陣が失点してしまい突き放されてしまいました。

 藤井が嶺井に喫した本塁打は仕方ないとしても、ケムナの3失点は痛かったです。無死1,2塁のピンチで牧を併殺に仕留めながら、その後に連続四球を与えて適時打を浴びる最悪の結果となりました。

 まだ2点差だったことを考えれば、宮崎に四球を与えた後、若しくは連続四球を与えたところで松本に交代させてほしかったです。たぶん、今日から9連戦が始まったことから、あまり中継ぎ陣を使いたくなかったため、続投させたと思われますが、致命的な失点に繋がってしまいました。

 もし、8回のピンチを無失点に抑えていれば、試合の流れが変わっていた可能性もあっただけに、この3失点は悔やまれます。

 ケムナは、これで登板3試合連続失点と精彩を欠いた投球が続いており、疲労が溜まっていると思われます。一度、リフレッシュさせる必要があるかもしれませんね。

 

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オールスター選手間投票も選出なし

2022年07月11日 22時43分03秒 | 日記

 NPBは、「マイナビオールスターゲーム2022」の選手間投票の結果を発表し、カープからはファン投票に続き誰も選出されませんでした。

 カープは、外野手で西川が3位のDeNA佐野に67票差の4位だった以外は、次点者もいないという寂しい結果でした。

 今のカープのスタメンを見ると、マクブルーム、菊池涼、坂倉、小園以外はほぼ日替わり状態で、自慢の先発陣も不安定な状態が続いているので、選ばれなくても仕方ありません。

 固定されているメンバーでは、2塁は山田哲や牧、3塁は村上や岡本、遊撃は坂本や中野という強力なライバルがいるので、選出は厳しいです。唯一、狙えるのは1塁ですが、マクブルームは繋ぎの4番なので活躍しても目立たない上に、守備に少々難があることから選ばれなかったのでしょう。

 

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野村は打線の援護なく今季初黒星

2022年07月10日 20時31分25秒 | 試合結果

広島 000 000 100 1
中日 110 000 00X 2
勝利投手:柳6勝6敗
敗戦投手:野村1勝1敗
セーブ:R.マルティネス2勝1敗18S

 先発の野村は初回に、自らのベースカバーが遅れて内野安打となり、1死1塁から阿部に適時2塁打を浴びて先制をゆるし、なおも内野安打で1死1,3塁のピンチでしたが、A.マルティネスの右邪飛を秋山が本塁に好球して、タッチアップした三走阿部をアウトにして追加点は防ぎました。

 しかし、2回に安打などで1死2塁とされ、マクブルームの悪送球で1点を失ってしまいました。それでも野村は3回から6回までは1安打1四球無失点に抑えて、6回を投げて5安打2失点で降板しました。

 7回は中崎が2塁打と犠打で1死3塁のピンチを招くも、代打溝脇、代打渡辺を連続三振に斬って無失点に抑えました。

 打線は、初回に安打と四球で2死1,2塁とするも、坂倉が左飛に倒れて無得点に終わると、2回から6回まで柳に無安打に抑えられて好機を作ることさえできませんでした。

 しかし、7回に2安打と四球で無死満塁のチャンスを作ると、堂林の犠飛で1点を返し、なおも1死1,2塁のチャンスでしたが、代打會澤は三振、代打松山は左飛に倒れ、追いつくことができませんでした。

 8回はターリーと矢崎の継投で無失点に抑えるも、打線は8回1死1塁で秋山が併殺打に倒れてしまい、9回は2死後に連打で1,3塁の同点機を作りながら、會澤が二ゴロに倒れて得点を奪えず、中日に競り負けてカード勝ち越しは成りませんでした。

 

 中日先発の柳は天敵であり、大量援護は期待できない状況で、序盤にミスから失点したのは痛かったです。初回の失点はやむを得ないとしても、2回の失点は防いでほしかったです。

 初回は1点を失った後に、秋山の好返球により失点を防いで良い流れを作っており、2回を無失点に抑えていれば、柳も1点を守る緊張感の中で、神経を使った投球になっていたと思われ、中盤から終盤に勝負を仕掛けられた可能性があったと思います。それが2点のリードができたことで、余裕を持った投球をさせてしまい、7回の無死満塁でも1点は仕方ないという割り切った投球をされたと思います。

 また、攻撃面では、7回に堂林の犠飛で1点を返し、なおも1死1,2塁の場面で、代打攻勢をかけて會澤と松山を送りましたが、今の打撃状態を考えれば、松山を先に送るべきだったと思います。たぶん、柳の被打率は右打者の方が高いため會澤を先に起用したと思いますが、左右により被打率の違いは僅かであり、打撃状態は松山の方が良いと思うので、松山、會澤の順で起用してほしかったですね。

 苦手投手を攻略するには、データを活用することも必要ですが、あまり頼り過ぎず、選手個々の状態を考慮した起用、さらに、守りの面でも最少得点差を維持してメンタル面でもプレッシャーを与えていくことが必要だと思います。まだ対戦する可能性があるだけに、次戦では攻略してほしいですね。

 

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