ヤクルト 000 000 000 0
広島 000 220 00X 4
勝利投手:長谷部1勝
敗戦投手:エスピナル2敗
本塁打:[広島]マクブルーム1号
今季のマツダスタジアム初戦は昨季大きく負け越したヤクルト戦でしたが、投打がかみ合って開催しました。
打線は4回に無死1塁からデビッドソンが適時2塁打を放ち、2死1,2塁では小園も適時打を放って2点を先制しました。さらに5回には無死2塁からマクブルームが2点本塁打を放って2点を加えました。
先発の益田は3回を投げて無安打無四球無失点に抑える好投でした。その後も長谷部と一岡が1回を無安打無失点に抑えると、野村は2回を投げて1安打無失点に抑え、最後は中崎、ターリーと繋いでヤクルト打線を零封しました。
新人の益田がオープン戦初先発して、立ち上がりからストライク先行のテンポの良い投球を披露して、3回を無安打無四球無失点と完璧な内容でした。
キャンプから対外試合3試合に登板して6イニングを投げて無失点と実戦で好結果を残しており、新井監督も「今日は益田がいいものを見せてくれた」と高評価しており、森下の開幕ローテ入りが不透明な状況を考えると、益田が開幕ローテ入りに向けて一歩前進しました。
オープン戦初登板が、今年初の本拠地開催試合で大勢のファンが見つめる前での登板となり、緊張したと思いますが、平常心で登板できたようで、直球は最速146kmを計測し、全ての球種でストライクを奪うなど変化球の制球も素晴らしかったです。
2回にはオスナを黒田球団アドバイザー直伝のツーシームで内野ゴロに打ち取るなど、徐々に投球のレベルも上がっていますが、3回は少し制球が乱れたことから、「3イニング目に課題が見つかったけど、それは良かった」と課題を見つけて、次回登板に向けて修正して更なるレベルアップを図るようで、次戦の登板が楽しみになりました。
森下の回復が遅れているのは残念ですが、この機会に代わりとなる選手が出てくることはチームにとっては戦力アップに繋がるので嬉しいですね。
明日の先発である森にも素晴らしい投球を見せてほしいですね。