珈琲一杯分の話

2018年2月26日スタートのただのボヤキカフェです。
毒とユーモアを楽しんで頂ければ幸いでございます。

好きなもの

2019-04-16 | 趣味の話
一人都会に出て、輸入雑貨ショップを夢中で見て歩いていたウン十年前のある時。
私はそれまでの田舎の実家生活では見たことがなかった「ブリロ」という洗剤に出会った。

まあ洗剤入りの研磨タワシですね。
それはタワシと洗剤が一緒になった、使い捨てタイプのものだった。
頑固な汚れを落とす時に「スクラブ洗剤を使ってタワシで落とす」ということは知っていたけれど、このピンクの洗剤入りのタワシに私は魅了された。

なんと合理的な!!
そしてなんてよく落ちるのか!!


今はスーパーやドラックストアで似たようなものが気軽に買えるけど、当時は新鮮で、以来これは私の必需品になった。
鍋も釜もシンクも電子レンジも、これ一つでピカピカになる。
そして先日、ここにも使えると気づいたのが木のデーブルである。

材質にもよるけど、油を吸う木材は毎日拭いても少しづつ油が染み込んで、放っておくとベタベタが取れなくなる。
私もたまに洗剤を使っていたけど、これもこの洗剤入り研磨タワシを使ったら素晴らしい効果が発揮された。
汚れ具合によっては一回や二回では無理だけど、数回試してみるべし。
先日頑張ってみたら、その頬ずりしたいスベスベ感に感動した(゚▽゚*)♪
テーブルを拭くとその軽さにびっくりする。

そのスベスベに置きたくなった灰皿。


私は喫煙者じゃないけど、この灰皿は薄いグリーンのガラス素材に一目惚れして「観賞用」に購入したものである。
10代で初めて横浜に行った時、場所は忘れたけどマリンタワーの近くのショップで見つけた。
当時は本当に何も知らなくて、ファイヤーキングのようなミルクガラスの存在も知らなかった。
ガラスというのは透明なものと思っていたけど、こんな色合いのものがあるんだ?と、洋服や宝石より、こんなものに魅かれたのは昔から変わらないもんだと思う。

そうそう、タバコといえば夫と知り合ったばかりの時、
「元カノにお土産で貰った」というある人形を見せてもらった。
それは手の平に乗る人差し指くらい小さな水兵さん?のような人形で、ミニチュアの小さなタバコに火をつけてくわえさせると煙を吐くしかけだった。
「何これ?可愛い!!ねえこれ欲しい!!ちょうだい!!」
元カノに貰ったとか全く気にならない上に、そのようなものが大好きだった私がねだったら、夫は笑ってダメだと断った。
にもかかわらず後の引っ越しでそれはどこかに消えてしまったことが、未だに残念でたまらない。

私にくれたら今でもずっと大事にしていて、ここにアップできたかもしれないのになあ(笑)
コメント (3)