珈琲一杯分の話

2018年2月26日スタートのただのボヤキカフェです。
毒とユーモアを楽しんで頂ければ幸いでございます。

これは大切に思っている

2019-08-05 | 思うこと
5年以上前になるけど特定の宗教を信じていた私は、一般的な願掛けとかジンクスとかには無縁だった。
が、妊娠した時は、どうしてもどうしても女の子が欲しくて、
「家の近くの公園横の階段は白い部分しか踏まない」というルールを作った。
(階段は色が手すりを挟んで白と黒に色分けされていた)
黒の部分を、うっかりでも一歩も踏まないで通したら願いは叶う。
そう信じ込んでそれを固く守った。

なぜかというと、特に夕方から夜のツワリがあまりにも酷くて、仕事から帰ると倒れるように寝たきりだった。
それも長期に渡った。
テレビの音も画像も、何かを想像したり考えることも、刺激のすべてに吐き気がした。
身体を起して声を出して祈ることが全くできなかったので、願掛けのようなものに頼るしかなかったのである( ;∀;)
願いが通じて女の子を授かった時、私はその階段に心から感謝した。

まあ私はこんなふうに、結構何でも素直に信じる(笑)

今思うと別に階段に神様がいたわけじゃないけど、何かにすがることで心の支えになったらそれだけで充分だった。
というか、心の支えこそが欲しかった。

祈る、願掛け、ジンクス、お守り、心の支え、感謝…そのようなものは私はバカにしないし、それがわからない人間にはなりたくないなあ。
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電話の話

2019-08-05 | 思うこと
以前、といっても子どもが生まれる前の話だから、十数年前の会社勤めしていた時の話。
欠勤の連絡を、電話ではなくて、先輩の一人にメールで済ませた男の子がいた。
その時は何と非常識な?と思ったけど、もはや常識も変わったようである。

夫が仕事の約束を、
ラインで簡単に断ってくる今時の女の子をボヤいていた。
「すいません、予定が変わりましたー」
これで終わりである。
何かいうと
「かしこまりましたー」
これで終わり。
ドラマで見たけど「カシコー」ってやつ??

こちらから電話をしても絶対に出ない。
留守番電話の設定もしてないし、吹き込んだところで聞かない。
急ぎであれ、謝罪であれ、電話で話すなんて「縄文人」という感覚らしい。

昨今は
「電話など相手が何をしているかわからないんだからむしろ失礼」
「かけてくることも失礼」
「ラインがあるのになんでわざわざ、ウザッたい生声のコミュ?怖っ」
となったらしい。
電話番号の登録など身内しかしてないという子も多いらしい。

まま確かに、電話って相手の都合はあるけど、そういう幾多の試練を乗り越えて手にする信用ってあったんじゃないかなあ?
私が子どもの頃は、友達や恋人と話す時も「相手の親」とか「常識的な時間」とか「相手の機嫌」「言葉使い」という気遣いをしてやっと認めてもらえたもんである。

飲食店で定員にすら話しかけられないのに「ラインしよう」などと軽くいってくる娘の同級生に、私は冷たい。
(100年早いわ( ̄∇ ̄))

いいのか悪いのか知らんけども、残念ながら私は昔誓った、頭の柔らか-ーい、話せるお姉さんみたいなお母さんにはなれなかったようである。
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