スルースキル

スルースキル。
 
この言葉ってネット用語というか、ネットができてから生まれた言葉では？と思う。
現代国語辞書にも掲載されていないようである。
（「近年できた言葉」とだけあった）

ネットで中傷された時、「反応したほうが自意識過剰なアホ」という印籠を埋め込むのに最適な言葉。

別名「鈍感力」と賛辞される言葉。

中傷した人が反応した方を「スルースキルないねえ」と言えば、これが欠ける人間こそ落ち度があるようにもっていける免罪符にもなる。

一理あるが、それが「全て」ではないと思う。
 
そもそもスルースキルがあればできることをスルーしない故、しょうもない中傷が起きるのである。
自分はスルーせず、相手には要求するってやつ？

麻痺したくない

その家事能力の高さや、ブログの文章から感じられるひたむきさと誠実さですっかりファンになってしまったタレントさん。
今も毎日楽しみに読んでいる。

以前、彼女へのいわれなきあまりの中傷の書き込みを見た時は、目を疑った。
私はタレントのブログはあまり読まないので、こんなことは昔からある珍しくないことかもしれないけど、こんな書き込みが日常化していたとは全然知らなかった。
なんで？と呆気にとられた。

だってそれこそブログで言い合いになったとか、政治家の不祥事や体たらくで自分たちの税金が、とかいう話でもないのに、なんでここまで酷いことが書けるのか？？？
まるで子どもを学校のトイレに閉じ込めて水をかけるとか、靴に画鋲を仕込むレベルだなあと。

そしてまた今度は一般人の旦那様への事実無根の書き込みがされたようで、酷いなあと思った。
ご主人は警察へ相談に行かれたそうである。
当然と思う。
スルーすれば～？なんてものじゃなくて、人の信用って何より汚されたくないものである。

何というか一字一句を、揚げ足取りのために読んでいるんだろうか？

ネットなんてそんなもん、と驚かなくなる感覚には麻痺したくないなあ。

ここまで書いたら夫からメールが届いた。
いつだったかヤフーニュースにあった芸能記事が、現場で訊いたら全くのデマだったと。
あーあ、またか。（これは何度もあります）
これも慣れたくないことではある。