親父が逝って、17年になる。
その親父に手を合わせる、17回忌法要を執り行う。
親父が大切にしていた物の一つが「開進丸」の船名。

私の船の名前は、ここから来ている。
親父が働いて私たちを育ててくれた、船の名前。
私がこの名前を船に付けて、港に浮かべた時、何人かの漁師さんが見に来られた。
「親父の開進丸は、漁があった船やったど」
「俺の船の横に持ってこい。変な所には止めさせられない」
「親父さんが何処で漁をしていたか、鯛や甘鯛を釣っていたか、教えてやる」
「俺と、電話番号を交換しておけ。海で何かあったら直ぐに連絡しろ。直ぐに助けに行ってやるよ」
「組合長には世話になった」
親父は、日南市漁協の組合長もしていた。
船の魚探に入っている漁師さんのポイントを、見せて頂いた漁師さんもいらした。
自分で船を持って、改めて親父の凄さ、大きさを知った。
亡くなってからの月日が経つのは早いものだと、仏壇に手を合わせて改めて思った。
私が、お客様を案内するポイントには、親父が漁をしていたポイントもある。
何故か高い確率で、鯛が釣れる。

何処かで、親父が見ているのかもしれない。
「この下手くそが、もっと上手く操船しろ」
と、言っているかもしれない。
そう思うと、ちょっと嬉しくなる。
法要も済んだし、明日から又頑張ろう。
その親父に手を合わせる、17回忌法要を執り行う。
親父が大切にしていた物の一つが「開進丸」の船名。

私の船の名前は、ここから来ている。
親父が働いて私たちを育ててくれた、船の名前。
私がこの名前を船に付けて、港に浮かべた時、何人かの漁師さんが見に来られた。
「親父の開進丸は、漁があった船やったど」
「俺の船の横に持ってこい。変な所には止めさせられない」
「親父さんが何処で漁をしていたか、鯛や甘鯛を釣っていたか、教えてやる」
「俺と、電話番号を交換しておけ。海で何かあったら直ぐに連絡しろ。直ぐに助けに行ってやるよ」
「組合長には世話になった」
親父は、日南市漁協の組合長もしていた。
船の魚探に入っている漁師さんのポイントを、見せて頂いた漁師さんもいらした。
自分で船を持って、改めて親父の凄さ、大きさを知った。
亡くなってからの月日が経つのは早いものだと、仏壇に手を合わせて改めて思った。
私が、お客様を案内するポイントには、親父が漁をしていたポイントもある。
何故か高い確率で、鯛が釣れる。

何処かで、親父が見ているのかもしれない。
「この下手くそが、もっと上手く操船しろ」
と、言っているかもしれない。
そう思うと、ちょっと嬉しくなる。
法要も済んだし、明日から又頑張ろう。