釣船 開進丸(鯛ラバ、ジギング、一つテンヤ)

釣れる日もあれば、釣れない日もある。楽しかったり、悔しかったり「船釣り」の一時を過ごしてみませんか。

8月2日 親父の法要

2016年08月02日 | 日記
親父が逝って、17年になる。

その親父に手を合わせる、17回忌法要を執り行う。

親父が大切にしていた物の一つが「開進丸」の船名。



私の船の名前は、ここから来ている。

親父が働いて私たちを育ててくれた、船の名前。

私がこの名前を船に付けて、港に浮かべた時、何人かの漁師さんが見に来られた。

「親父の開進丸は、漁があった船やったど」

「俺の船の横に持ってこい。変な所には止めさせられない」

「親父さんが何処で漁をしていたか、鯛や甘鯛を釣っていたか、教えてやる」

「俺と、電話番号を交換しておけ。海で何かあったら直ぐに連絡しろ。直ぐに助けに行ってやるよ」

「組合長には世話になった」

親父は、日南市漁協の組合長もしていた。

船の魚探に入っている漁師さんのポイントを、見せて頂いた漁師さんもいらした。

自分で船を持って、改めて親父の凄さ、大きさを知った。

亡くなってからの月日が経つのは早いものだと、仏壇に手を合わせて改めて思った。

私が、お客様を案内するポイントには、親父が漁をしていたポイントもある。

何故か高い確率で、鯛が釣れる。



何処かで、親父が見ているのかもしれない。

「この下手くそが、もっと上手く操船しろ」

と、言っているかもしれない。

そう思うと、ちょっと嬉しくなる。

法要も済んだし、明日から又頑張ろう。