東の水平線に顔を出した朝日が、黄金色に輝き綺麗だった。
今日は、廣峯さんご兄弟と、お二人の息子さんたちを乗せて、狙うは真鯛。
朝の涼しい内に、初鯛ラバの練習を兼ねて、水深50メートルのポイントで竿を出す。
廣峯お兄さんの指導で鯛ラバをセットし、弟さんが「上手くできるかな」と少々不安気に竿を出す。
その横で、廣峯お兄さんの息子さん、優希君も竿を出す。
鯛ラバの仕掛けの着底から巻き上げを繰り返していた、廣峯弟さんにアタリが来た。
それを見ていたお兄さんから「鯛や、その引きは鯛や」と声が掛かる。
初真鯛の強烈な引きに耐えながら、船上に釣り上げたのは61センチ、3キロの見事な真鯛。
息子さんの海翔君と一緒に記念写真。
初鯛ラバで、釣り初めて直ぐに真鯛を釣り上げる。
廣峯弟さんの笑顔が、朝日に輝いて見える。
お兄さんの息子さんの優希君にもアタリが来た。
釣り上げたのは、良型のアラカブ。
照れくさそうに笑顔を見せる、優希君の笑顔も輝いている。
2枚目の真鯛のアタリも直ぐに来た。
まだ一流し目の途中だ。
廣峯弟さんに来しても鯛のアタリが来た。
1枚目よりも少し小さく見えるが、優に2キロは超している。
やはり海翔君と一緒に記念写真。
仲良し親子に、海の神様が綺麗な真鯛のプレゼント。
廣峯お兄さんも、根魚等の色々のアタリを捕らえている。
「今日は、私よりこの3人の写真をお願いします」と優しい。
廣峯弟さんが息子さんの海翔君に竿の扱いを教えていたとき、アタリが来た。
上がってきたのは、美味しいカマスだった。
潮がイマイチ動きが良くない事もあり、ポイントを少し深めへと移動する。
ここでも、廣峯弟さんの好調は続いている。
一流し目に、今日一番の強いアタリが来た。
少し柔目の竿先が、海面に突き刺さらんばかりに、曲がっている。
しかし、慌てずゆっくりとラインを巻き上げていくと、大きな真鯛が姿を見せた。
64センチ 3.5キロの見事な真鯛。
「鯛が3枚も釣れた」
笑顔が、ますます輝いている。
お父さんの隣で、海翔君も嬉しそうにしている。
この鯛を切っ掛けに、鰺やアラカブのアタリが続く。
優希君も頑張っている。
2流し目に入ると、廣峯お兄さんが釣りの実力を発揮する。
息子さんの優希君に鯛ラバの扱いを教えていた時、強いアタリが来た。
その引きの強さに、思わず青物を想像した。
何度も海底の沈み瀬に逃げ込もうと強い引きを見せ、ドラッグ音が鳴り響く。
その強い引きを交わし、廣峯お兄さんが少しずつラインを巻き取っていく。
やがて姿を見せたのは、大きな真鯛。
73センチ 4.5キロの真鯛。
見事な70オーバーだ。
優希君と一緒に記念写真。
親子で鯛を持っての笑顔は、本当に輝いて見える。
このお父さんの釣り上げた見事な真鯛を見て、優希君も頑張る。
直ぐにアタリを捕らえた。
上がってきたのは、良型のガンゾウヒラメ。
「良かったね」と話しかけると、笑顔が返ってきた。
今度は、ハタなどの根魚狙いに浅場に移動する。
ここで頑張ったのが、廣峯お兄さんの息子さん優希君。
すぐにアタリを捕らえた。
上がってきたのは、良型のオオモンハタ。
お父さんに負けたくないと言う、息子の頑張りだ。
廣峯お兄さんも、良型のアカハタを釣り上げる。
朝から、鯛や鰺、ハタ等々アタリが続いたが、昼になると暑さが一段と増してきた。
「帰りましょうか」
凪の海の親子釣り日和。
70オーバーを筆頭に4枚の真鯛。
輝く笑顔と、楽しい気持ちを大漁に帰港した。