今日の梅ヶ浜の波は、凄かった。
台風5号の影響だけれど、あんなに離れたところにいて、こんなに凄い波が来る。
去年も今の時期は、毎日のように湾岸道路から時化た海を眺めていた。
去年のカレンダーを見ると、1月に5日しか船が出せなかった月もあった。
沖縄の近くには熱低があるし、今週は厳しいのかな。
南東から、岩場に打ち寄せる波は3メートル以上有りそうだ。
でも、この波が海底から潮を掻き混ぜてくれれば、食いが下がっているポイントも回復するかも…と、思っている。
私は、船を出すときに同じポイントは3日連続を限度として、他のポイントに入るようにしている。
その時に大切な要素になるのが、やはりベイトが居るか居ないか。
船の入る角度によっては、ベイトが魚探に写らないことがある。
少し角度を変えて、魚探にベイトが写ったときは最高の気分だ。
鯛は、魚探にベイトが写らなくても、ヒットすることは多々ある。
この時のポイントは、海底の形状が大きな要素。
ベイトも、立ち上がりがあるか、ベイトが海底から浮き上がっているか等々のヒントとなる要素がある。
これを上手く見つけられたら、万々歳だ。
前に書いた「トリプルヒット、ダブルヒット」も叶えられる。
雨で海が濁った時と、海底からの巻き上げで海が濁ったときは、後者の方が早く回復すると思っている。
この時に波の力で巻き上げられた、海底にいるエビやカニ等の小動物が、大きな魚を呼んでくれるかもしれない。
私は、こんな風に考えることが多い。
私だけではなく、釣り人の皆さんの多くが考えられる事かもしれない。
毎日、海を眺めていると、鯛や青物をヒットさせて、やり取りを繰り返す自分を夢見てしまう。
その為のジギング用の針と、鰺イサキ用の針を何本か作った。
海を眺めて、大物とのやり取りを夢見ているだけでは無く、この針を使ってポイントを探そう。
時化が早く収まりますように。