釣船 開進丸(鯛ラバ、ジギング、一つテンヤ)

釣れる日もあれば、釣れない日もある。楽しかったり、悔しかったり「船釣り」の一時を過ごしてみませんか。

1月31日 時化た後の海

2020年02月01日 | 日記




大時化の後の海の変化に期待して、沖に出てみた。

朝の内は、北東からのウネリが、少し残っていた。

風は、北西の風が吹いている。

釣りとしては、時化の後は良いか、悪いかのどちらかかなと思っている。

ベイト反応も、気になっている。

魚探で、ベイト反応を見る。

「海底に、べったりですね」

最初のポイントは、ベイト反応は有るが。立ち上がったり、海底から浮き上がっているベイトではない。

「何かが付いている感じではないですね」

潮の色も、菜っぱ色した下り潮。

「余り良い感じの色ではないね」


北西の風が止まると、仕掛けは真下に入る。

120グラムのジグが、真下に入るバーチカル状態。

「下潮がスカスカで、ジグに抵抗を感じませんね」

脇坂さんも、ジグを変え、シャクリの要領を変えして、アタリを探るが潮の動きがないのに苦戦。

やや深場のポイントにはいると、潮の色が菜っぱ色から青味がある潮に変わった。

しかし…「下潮が、動いていませんね」と、脇坂さん。

そんな、苦戦必至の動かない潮の中から、アタリを捉える。



「良い感じで引いてるね」

「正体が、楽しみですね」

引きを楽しみながら、巻き上げると魚が見えてきた。

「あれー。サメだ」

ハンマーヘッドが、上がってきた。

針を外して、海に帰す。


次のアタリは「あっ…」と、声がした。

「どうしたの」

「アタリと同時に、ラインが切られた」

歯のある魚か…、ラインがスパッと切られている。

沖合のポイントのベイト反応は、海底から20メートルくらい立ち上がっている。

そのベイトの周りに、何かがいる…かも。

しかし、その後のアタリが出てこない。


脇坂さんが、手を変え、品を変えして探るがアタリが出ない。

「下潮が動かない、水温も表面が19度だけど、潮が動かなければ下潮は随分低い水温かも」

時化後の潮に期待したが…。

暫くは、苦戦が続くかも…。