釣船 開進丸(鯛ラバ、ジギング、一つテンヤ)

釣れる日もあれば、釣れない日もある。楽しかったり、悔しかったり「船釣り」の一時を過ごしてみませんか。

2月1日 釣果を求めて

2020年02月02日 | 日記
朝の出発前、いつも何処に行くか迷ってしまう。

「潮を見て決める」「昨日の釣果で決める」等々、判断材料は色々とある。

色々とある中、最終的にはお客様と話をして、自分の勘を信じて船を出す。

今日も「あのポイントなら、釣果が上がるかも」と、信じて船を走らせた。


沖に出ると、北東からのウネリが、短い波長で寄せてくる。

風は、弱い北西の風が吹いている。


ポイントに入り、何時も通りにベイトの確認。

「ベイト反応は有ります。海底から少し浮いています」

塩田さん、蔵屋さんが直ぐに釣り開始。

塩田さんにアタリが来た。





良型の真鰺がヒットしてきた。

良型の真鰺に、気持ちがホッとする。



2匹目も直ぐに来た。

バイトがあって、針掛かりしない物もある。


ジギングに変えると、強いアタリが来た。





小型だが、ニベがヒットしてきた。

ジギングの針が、尾鰭近くに掛かっていた分、思わぬ引きの強さを感じた。


ベイト反応が出てくるのだが、アタリが止まる時間帯もあった。

下り潮が流れているのだが、下潮が殆ど動かない。

動きがイマイチの、凪の海にはカモメが浮いている。



仕掛けを投入すると、真下に落ちていく。

ベイト反応の中に仕掛けが入っていると感じても、アタリが出ない。

そんな時間が経過する中、潮に少しずつ変化が出始めた。

沖から、上り潮が入り始めた。

下り潮と、上り潮の境目には、無数のゴミが浮いている。

潮目の中にゴミが漂っている。



上り潮が入る前には、ホウボウがヒットしていた。



「潮の動きが良くない時に、良く掛かってきますね」

ちょっと、悩ましい時間の後に、潮の変化。

塩田さんに、強いアタリが来た。



最初のアタリは「青物かも」と、力強い走りを見せた。

ゆっくりと巻き上げる。

やがて姿を見せたのは、5キロ近いニベだった。



このアタリから、バイトしてくる魚が変わってきた。

「切られた」

リーダーが、スパッと斜めに切られている。

「鋭い歯を持った魚ですね」

リーダーが切られる前に、良型のタチウオが上がっていた。



指4本クラスのタチウオだ。


リーダーを切っていく魚がいる中、蔵屋さんにアタリが来た。



「良い感じですね」

「重く感じます」



青ハタが上がってきた。

前半は、「何かが触ってくる」と、苦戦していた蔵屋さんの釣果にホッとした気持ちになる。


納竿前には、塩田さんにチダイが来た。




全体的に、下り潮が動きが悪く、アタリが出にくい状況になっている。

下潮の動きが悪いことも、原因の一つのようだ。

ジグや鯛ラバが、冷たく感じる。

ただ、押しが弱い感じはするが、上り潮が後半は入ってきた。

この上り潮が入ると、下潮に動きが出て、仕掛けに潮が絡んでくる。

この潮の変化に、明日も期待したい。