釣船 開進丸(鯛ラバ、ジギング、一つテンヤ)

釣れる日もあれば、釣れない日もある。楽しかったり、悔しかったり「船釣り」の一時を過ごしてみませんか。

2月19日 凪になった

2020年02月20日 | 日記
久し振りに、沖に出てみた。

天気予報では、風が治まる予報だったが、意外と風がある。

西風がやや強く、波も思っていたよりも高く感じた。

それでも、船が出せたことが嬉しい。

広峯さん、冨山さんと、最初のポイントに入る。

西風に押されて、1ノット前後で流される。

潮が南東に向かって流れる、下り潮になっている。


時化後の潮に期待する気持ちもあるが、まずはベイトがどんな反応になっているか。

ベイトの反応は「底べったり」の状態。

活性が感じられるところは、少ないような気がする。

しかし、まずは攻めてみる。

最初のアタリは、冨山さんに来た。





ホウボウがヒット。

下潮の動きが、イマイチなのだろうか。

強い西風を避けて、潟寄りに船を寄せる。

広峯さんにアタリが来た。



竿先を叩く、真鯛独特の引きを見せている。



上がってきたのは、1.5キロクラスの雌の真鯛。

真鯛が出たことで、少しだけホッとする。


海底に瀬が多いポイントに入ると、冨山さんに強いアタリが来た。



「瀬掛かり…」

と、勘違いするくらいの重量感に、竿が極限の曲がりを見せている。

ラインが、船尾の方に出ていく。



船で追いかけて、少しでもラインを巻き上げる。

海底の瀬を回るように、針かかりした獲物が走っている。

重量感タップリの走りに、竿も折れそうな位に曲がる。

少しずつ巻き上げて行くが、ジグの結び目の所でリーダーが切られた。

「悔しい…!」


気を取り直すように、ポイントを変える。

9時を過ぎると、西風も弱くなって来た。

「凪になってきましたね」

移動したポイントで、広峯さんの調子が上がってくる。









レンコダイ、ニベ、ウッカリカサゴの老成魚、サゴシと、コンスタントにヒットする。





冨山さんにも、良型の真鰺、ニベがヒットしてきた。



青物と思われる強いアタリも来が、掛かりが浅かった。


このポイントでは、アタリはポツポツと出ている。

それでも、強い引きを求めて、次のポイントへと移動する。


移動したポイントで、最初のアタリは広峯さんに来た。



「重いです」

最初は走ったが、後は、重量感が伝わる引き。



上がってきたのは、イヤゴハタ。

良型のハタに「嬉しいですね」と、広峯さんの笑顔が輝く。


冨山さんに、強い引きのアタリが来た。



じっくりと、引きを楽しみなが巻き上げる。



姿を見せたのは、5キロクラスのニベ。

「青物かと思った」

冨山さんの笑顔に、船中に笑いが広がる。

冨山さんに、アタリは続く。





船が潮目の中に入っているだけに、期待が広がる。

次の当たりも冨山さんに来た。



ゆっくりと巻き上げる。

海中に魚が見えてきた。

「甘鯛です」



釣り上げた瞬間は白く見えたが、クーラーに納める時に鮮やかな赤が確認できた。

狙いの、甘鯛が嬉しい。


ポイントでは、鯖のアタリも来た。

鯖、鰺が出ると「大物」を期待して竿を振る。

冨山さんに来た、朝の大アタリを求めたが…。

赤甘鯛を締めとして、帰港した。