釣船 開進丸(鯛ラバ、ジギング、一つテンヤ)

釣れる日もあれば、釣れない日もある。楽しかったり、悔しかったり「船釣り」の一時を過ごしてみませんか。

3月26日 気になる

2018年03月26日 | 日記
「船の水温計の動きが気になるのですが」

「どうあります」

「目盛りがセンターで正常ですよね。船の速力を上げると左に一メモリ下がるのが気になっています」

「左に下がるのは、エンジンを冷やしているから大丈夫だと思いますよ」

「確かに、右に振れるとオーバーヒートですものね」



「一度、船外機の中に真水を通した方が良いですかね」

「しょっちゅう動いている分には、大丈夫ですよ」

「センサーの感度が少し落ちているのかもしれませんね」

「部品を取り替えなくても良いですかね」

「まだ、大丈夫だと思います」

「速力を低速にすると、センターには戻ります」

「やっぱり、センサーかな…暫く、様子を見ましょう」

「そうですね」

「走る分には、何も問題はないですね。オイルも定期的に取り替えてますから、大丈夫ですよ」

「安心しました、水温計の左に振れる動きが気になっていました」

「いつからですか」

「2日前から、そんな動きをするようになってました」

船の点検を定期的に頼んでいる、ドルフィンの田中さんの説明に少しはホッとした。

船着き場で、大磯先輩にこの話をした。

「あー、俺のもそんな動きをするよ。最初は気になっていたけど、右ではないしオーバーヒートしているわけではないから、安心しているよ」

「そうなんですね」

「水冷の水は出ているっちゃろ」

「出ています。走りながらも常に見ているから、大丈夫だと思います」

「出ちょれば、大丈夫よ」

先輩の話を聞いて、もっとホッとした。

船を購入して5年目。

初めての、気になる出来事だった。

3月25日 私の自己新記録

2018年03月25日 | 日記
「今日は、浅場から入りましょう」

水深で言えば、30~40メートル位の浅場。

最近の傾向なのか、沖合の深場よりも、浅いポイントにベイトが多く反応が出ている。

朝一に入ったポイントは、30メートルチョットくらい。

畠中さんの一投目にアタリが来たが、惜しくも針外れ。

「惜しかった…。一投目だったのに…」

久家さんにもアタリが来ているが、食い込みが浅い。

潮は、北に向かって流れているが、上り本来の潮色ではない。

岩場の多いポイントに移動する。

畠中さんに強いアタリが来た。



竿先を叩く、強いアタリ。

「真鯛ですね。ゆっくりやりましょう」

ドラッグ調整しながら、ゆっくりと巻き上げていく。



59センチ、2.6キロの真鯛。

「私の自己新記録です」と、笑顔が良い。

この直ぐ後に、もっと強烈なアタリが来たのだが、惜しくも針外れ。

畠中さんに、アタリが来ている。



「何か来ました」



上がってきたのは、バラハタ。

「初めて釣りました」

「船酔い止めの薬が効いて、嬉しいです」

海も、最近では珍しいくらいのべた凪。

久家さんにも、アタリが来た。





ウッカリカサゴが上がってきた。

久家さんの一つテンヤに、ゴツゴツと強いアタリが来るのだが、乗ってこない。

潮の変化が、影響しているのだろうか。

「エビが冷たいですね」

海底付近の水温が、可成り下がって居るみたいで、餌のエビが冷たい。

他の所にいる仲間も、同じ事を言っている。

昼に近づくに従って、アタリが出なくなってきた。

畠中さんに、久し振りのアタリ。





小型の真鯛が上がってきた。

「小さくても、力は強いですね」と、チョット感心。

その後ますます、アタリが出なくなってきた。

「思い切って、浅いポイントに行ってみましょう」

水深25メートルくらいの浅場。

ハタなどの根魚も多いポイントだ。

流し初めて暫くしたとき、畠中さんに大当たりが来た。



ラインが“ギュギューン”と凄い勢いで引き出されている。

浅い岩場のポイント。

そのまま、巣穴に入られたようだ。

動かなくなった。

暫く待ってみたが、張っていたラインが切れた。

「浅場での釣りの難しさですね」

昼過ぎから、風が南に変わってきた事もあり、帰港した。

3月24日 サメ祭り…

2018年03月24日 | 日記
こんな表題で、どうなんだろう。

釣りで悩んで、ブログで悩んで…でも、楽しい大笑いした1日だった。


「ベイトは、沢山居ますね」

魚探には、ベイト柱にベイトボールと流すコースは変われど、次々と出てくる。

当然のように、鰤が、真鯛がと期待感は膨らんでいく。

シーアンカーを入れて、両舷から竿を出す。

生き餌の鰺を着けて、大物との格闘を期待する。

塩田さんはダイワ、脇坂さんはシマノの豪竿。

ラインもPE10号以上と、絶対に負けない仕掛けをセットする。

その傍らで、鯛ラバを引き、ジグをしゃくる。

出足は、塩田さんのウッカリカサゴの連発から。



脇坂さんにもアタリが来た。





良型のサゴシが来た。

40センチ近い、鯖も群れに当たると連発してくる。

「この鯖は餌にしましょう」

取り敢えずは生け簀に投入しておく。

潮が、段々緑がかった潮色に変化し始めた。

脇坂さんの生き餌に「コンコン」と小さいアタリが来た。

「何か来た」

これが、サメ祭りのスタートだった。









まずは、1メートルを超えるハンマーヘッド。

「おおっ、おおっ」と、脇坂さんの声が出る。

私たちは、傍らで「あちゃー、サメや」と、ガッカリして大笑い。

ハリスを切って、放流。

流すポイントを変える。

すると、又しても脇坂さんにアタリ。





これも、でかい1.5メートル位有りそうなハンマーヘッド。

「どうする」

「船に上げるのは止めよう」

船縁に来ると、凄い抵抗を示し、疾走する。

その度に、竿先が海面に突っ込む。

これも、ハリスを切って放流。

又しても、大きくポイントを移動する。

今度は、塩田さんにアタリが来た。



鯛ラバの仕掛けに、強いアタリ。

上がってきたのは、1メートル弱のやっぱりハンマーヘッド。

「この海の何処に行ってももサメ祭りやな」

三人で、大笑いする。

「これでハンマーヘッドが4匹になった」

これで終わりかと、又してもポイント移動。

ベイトも海底アタリに反応が出ている。

「さすがにこのアタリには、居ない気がするね」

暫く、船を流してアタリが出ないので仕掛けを上げて、コースを変えることにした。

すると「何か掛かってる…」と脇坂さん。

シマノの豪竿が、海面に突き刺さるように曲がっている。

「もの凄く、重いけど…何やろ」

いやな予感が頭をよぎった。







海中に今日一番の、でかいハンマーヘッドが見える。

脇坂さんが、海に引き込まれそうになるくらいの走りで、抵抗する。

目測で2メートルは有りそうに見える。

何度も、何度も突っ込んで姿は見えるが上がってこない。

「おおっ、おおっ」

ビックリするくらいの抵抗力を見せる。

何とかハリスを掴んで、切って放流。

「今んとは、20キロ位あったちゃねーと」

息も上がるくらいの攻防だった。

「だれたー!」

三人で大笑いして、帰港した。

3月23日 ベイトは居るかな

2018年03月23日 | 日記
船着き場に行ってみると、仲間の船が3隻出ている。

直ぐに電話してみる。

「風も波も気にならないよ。早く来いよ」

出船が午前9時と、ゆっくりと構えていた。

船のエンジンを掛け、沖合を目指す。

今日の目的は一つ。

昨日までの時化で、ベイトの様子に変化があるだろうか。

気になるポイントも、何カ所か見て回りたい。





久し振りに、裸バエを見ながら沖に出る。

魚探を見ていると、裸バエから少し沖合に掛けて、結構なベイト反応が出ている。

「以外と浅場にベイトが居るな」と、行った印象だ。

そのベイト反応をとらえているのか、漁船が近くを流している。

そのまま、沖に出てみる。

水深60メートル位の海底に変化のあるところでは、ベイトボールが出ている。

そのベイトボールの周りに、なにかモヤモヤとした反応がある。

「青物か何かが、ベイトを追いかけているのだろうか」

進路を南に向けて、少し沖合に出てみた。

「あれ、風が変わったか…」

北東の風が、急に吹き始めてきた。



沖合に出てみたのは、潮色の確認。

湾岸道路からは、青く見えていたのだが、菜っぱ色している。

下り潮が流れているかと思ったが、仕掛けを入れてみると、潮は動いていない。

別な場所にいる仲間も「潮が動かない」と、言っている。

「風が北東になってきたでしょう」

「波が出てきた。船が振られて、釣りにならない」

白波も立ち始めた。

水深100メートルアタリまでは、行きたかったのだが、無理は出来ない感じになってきた。

船の生け簀に、生かしている鰺も気になっていた。

兎に角、生け簀を綺麗にしたい。

沖で波に揺られながら、生け簀の掃除。

デッキブラシで、生け簀を洗う。

一気に汚れがでて濁ってきた。

バケツで濁り水をくみ上げ、海水の入れ替えをする。

生け簀の底の海水の取り入れ口からも、新しい海水が入ってくる。

鰺も、元気に泳ぎ回っている。

生け簀の掃除が終わった頃、仲間から連絡がきた。

「今日は帰ろうや」

「そうやね。風も出てきたし、波も出てきたね」

仲間は北から、私は南から帰港した。




3月22日 久し振りの晴れ間

2018年03月22日 | 日記
青空が気持ちよかった。

少し寒く感じるが、それでも気持ち良い。

しかし、北西の風が強く吹いている。







海の時化も、だいぶ落ち着いて来ているようだ。

昨日のような、岩場を越すような大波は無くなっている。

沖合の潮色も、青く感じる。

今日で、船が出せない日が1週間になる。

明日は、朝の内に出てみようかな。