釣船 開進丸(鯛ラバ、ジギング、一つテンヤ)

釣れる日もあれば、釣れない日もある。楽しかったり、悔しかったり「船釣り」の一時を過ごしてみませんか。

2月23日 風が止んだら

2020年02月24日 | 日記
朝間詰めは、西風がやや強く吹いていた。

「風が強いですね」

そう話ししながら、朝一のポイントに入る。

「ここは、鰺場です。良い感じで鰺が出てくると良いですね」

赤木さん親子、村山さんが、直ぐに竿を出す。

当初の狙いは、まずまずのアタリ。







赤木(父)さんに、良型の真鰺が連続ヒットしてきた。

「さあ、今から」と思ったが、西風が強くなって白波が立ち始める。

風を避けて、島影に入る。

「風を暫く避けましょう。風が止んだら、ポイント移動しましょう」


「風の影響がどうかな」

少し不安な気持ちで、船を流す。

潮は、上り潮が北東に流れている。

風に押されて1ノット前後で流れていくが、下潮は余り動いている風ではない気がする。

そんな感じの潮だが、時折、良いベイト反応が出てくる。

「良いベイト反応がありますよ」

すると、村山さんにアタリが来た。









良型の真鰺、アオハタが連続ヒットしてきた。

「来ました」



次のアタリは、竿先を叩くアタリ。

「真鯛だと思います」



2キロ弱の、綺麗な雌の真鯛。

神経締めしてクーラーに納める。


朝間詰めを過ぎて、暫くすると風が弱くなってきた。

「風が弱まってきましたね」

予定していたポイントへと移動する。




赤木(息子)さんにアタリが来た。



良型のレンコダイが、上がってきた。

「やっと来ました」と、笑顔が良い。

村山さんにも、強いアタリが来た。





4キロクラスのニベが、上がってきた。

「最初のアタリは、ハタかと思いました」と、笑顔で会話が弾む。





赤木さんが父子で、ダブルヒットした。

「随分重いよ」と、お父さん。

「僕のも、重いよ」と、息子さん。

船上が賑やかになる。



赤木(父)さんには、ウッカリカサゴの老成魚がダブルフッキング。

「1キロは超していますね」と、笑顔が輝く。

赤木(息子)さんにはイヤゴハタがヒット。



「初めて釣りました」と、笑顔が輝く。

「親子で写真撮りましょう」



良い感じの記念写真になったと思っている。


赤木(父)さんには、次のアタリが直ぐに来た。





これも、ウッカリカサゴの老成魚。

「カサゴ祭りやな」と、笑いが広がる。

赤木(息子)さんにも、強いアタリが来た。





上がってきたのは、5キロクラスのニベだった。

「結構引きました」と、会話が弾む。

しかし、ここに来て風が南東に変わってきた。

白波が出始めた事もあり、ポイントを移動する。


海底が砂泥が多いポイントで「甘鯛が来ないかな」と、竿を出す。



村山さんに、ガンゾウヒラメがヒット。



赤木(父)さんに、強いアタリが来た。

ゆっくりと、時間を掛けて浮かしに掛かる。

「えっ、サメ…」



大きなサメが姿を見せた。

海面近くで、強烈に走られたところで、リーダーが切られた。


しかし、この頃から南東の風が強くなってきた。

南東の風が、三角波になって来たところで、納竿とした。





2月22日 鵜戸神宮へ

2020年02月23日 | 日記
南よりの風が、強く吹いてくる予報。

自宅付近の木々が、南東の風に大きく揺れている。

船を出している仲間から「風が強いです。帰ってきました」と、連絡が入った。

やはり海上では、南よりの風が強いようだ。

お客様からも「今日は出ていますか?」と、連絡が入る。

「風が強いので、出ていません」と、返事する。


昼前に、海の様子も把握しておきたいと思い、妻と鵜戸神宮に今年初の参拝に行くことにした。



三連休の初日と有って、参拝客が多かった。

海岸線を走ってくる時、海上では北西の風が強く白波が立っていた。

「風が南から西に変わったかな」

と、海を見ながら感じていた。







鵜戸神宮で、本殿に手を合わせて「家族の健康と、海上安全」をお願いする。

帰りの海も、風が強く吹いているようだった。

ただし、西風に変わって居るみたいで、海上は凪に見える。


仲間からも「明日は、出られそうな気がします」と、再度連絡が入った。

明日のお客様にも、その事を伝える。

ただ気になる連絡もある。

「潮が動いていません」

最近、多く見られる状況になっている様だ。

明日は、朝の内は風に注意しながら、可能な限り沖合を攻めてみたい。

2月21日 高いウネリと北の風

2020年02月22日 | 日記

(今日の写真ではありません)

沖に出てみて、一寸驚いた。

「ウネリが高いですね」

中島さんと、ウネリの高さに一寸ビックリした。

ウネリを正面から見ると、チョットした壁のように見える。


港を出る時に、北東から来るウネリが気になった。

「あれ、北風が強くなっている」

大島の北側を通る頃には、船がウネリに持ち上げられる。


スタートのポイントに決めていた処では、ウネリとウネリの間に船が入ると嫌な気持ちになる。

「移動しますね」

中島さんに移動することを伝え、大島の内場に向かう。

船首が南西を向くと、北東からのウネリが追い波になる。

後ろからウネリが来るのは、良い気持ちではない。

船首が波に入らないように、ジクザグに船を進める。


(今日の写真ではありません)

船を止めて、ウネリの写真を撮る事は考えない。


大島の南側に移動するが、ここもウネリが高い。

北風が、後では北東に変わり、午後からは南よりに変わる見込み。

「内場で釣りをするべきか」

悩んだが、今後の風の変化を考えたときに「無理はしたくない」と思った。

「中島さん、申し訳有りませんが、今日は帰りましょうか」

「そうですね。ウネリが高いですね」

中島さんに了解を頂いて帰港することにした。


仲間達に、ウネリが高いことを連絡する。

「明日は南風が強く、春一番が吹くみたいよ」

と、返事が返ってきた。

「明日は、クローズですね」

仲間達からの連絡が、天候の悪化を知らせてくれた。

2月20日 アタリは有るけど

2020年02月21日 | 日記
今日の出船は、午前9時とゆっくりしている。

Jさんの用事を済ませて、沖に出ることにした。

今日の最初の狙いは、ティップランでイカ狙い。

海底が掛け下がりに成っている所から、攻めてみる。

西風に押されて、良い感じで船が流れていくのだが…。

「この時期は、厳しいのかな…やっぱり…」

Jさんが、集中してエギを操る。

「来た!」

イカ独特の、触手を伸ばしてエギを叩く様なアタリ。

「今のコンコンは、イカのアタリやった」

上手く、乗らなかった様だ。

その後、暫く粘ってみたが、次のアタリが来なかった。


「お土産釣りに行きますか」

深場の、瀬周りを攻める。

しかし、今日は掛かり釣りの船が、沢山出ている。

仲間の船に連絡してみると「鰺がポツポツ来ているよ」と、話していた。

掛かり釣りの船から、随分離れたポイントに入る。

潮の流れが、0.5ノット前後と緩い上り潮。

軽めのジグで、探ってみる。





直ぐに、ウッカリカサゴが、ヒットしてきた。

魚探を見ていると、大きなベイトボールが、時折出てくる。

そんな反応が出てくると、真鰺がヒットしてくる。



連続ヒットではないが、魚探に反応が出る度に、ヒットしてくる。

35センチクラスの、良型の真鰺だ。

真鰺の活性が上がってくると、他の魚の活性も上がる筈。




強いアタリが来た。

時折、ジジッとドラッグ音が鳴る。

緩めのドラッグ調整の様だ。



上がってきたのは、ニベだった。

コツコツと竿を叩く感じから、他の魚を予想していたのだが…。

鯖の、アタリも時折出てくる。

ベイトとなる魚が、良い感じで動き出しているのだろうか。

良い方向に、想像していきたい。


ポツポツとアタリが出てくる中、風が変わってきた。

西風から、北東の風に変わってきた。

少しずつ、ウネリも出始めた。

「明日から、少しずつ天気が崩れていくのかな」

週末に掛けて、天気の崩れが気になってきた。

2月19日 凪になった

2020年02月20日 | 日記
久し振りに、沖に出てみた。

天気予報では、風が治まる予報だったが、意外と風がある。

西風がやや強く、波も思っていたよりも高く感じた。

それでも、船が出せたことが嬉しい。

広峯さん、冨山さんと、最初のポイントに入る。

西風に押されて、1ノット前後で流される。

潮が南東に向かって流れる、下り潮になっている。


時化後の潮に期待する気持ちもあるが、まずはベイトがどんな反応になっているか。

ベイトの反応は「底べったり」の状態。

活性が感じられるところは、少ないような気がする。

しかし、まずは攻めてみる。

最初のアタリは、冨山さんに来た。





ホウボウがヒット。

下潮の動きが、イマイチなのだろうか。

強い西風を避けて、潟寄りに船を寄せる。

広峯さんにアタリが来た。



竿先を叩く、真鯛独特の引きを見せている。



上がってきたのは、1.5キロクラスの雌の真鯛。

真鯛が出たことで、少しだけホッとする。


海底に瀬が多いポイントに入ると、冨山さんに強いアタリが来た。



「瀬掛かり…」

と、勘違いするくらいの重量感に、竿が極限の曲がりを見せている。

ラインが、船尾の方に出ていく。



船で追いかけて、少しでもラインを巻き上げる。

海底の瀬を回るように、針かかりした獲物が走っている。

重量感タップリの走りに、竿も折れそうな位に曲がる。

少しずつ巻き上げて行くが、ジグの結び目の所でリーダーが切られた。

「悔しい…!」


気を取り直すように、ポイントを変える。

9時を過ぎると、西風も弱くなって来た。

「凪になってきましたね」

移動したポイントで、広峯さんの調子が上がってくる。









レンコダイ、ニベ、ウッカリカサゴの老成魚、サゴシと、コンスタントにヒットする。





冨山さんにも、良型の真鰺、ニベがヒットしてきた。



青物と思われる強いアタリも来が、掛かりが浅かった。


このポイントでは、アタリはポツポツと出ている。

それでも、強い引きを求めて、次のポイントへと移動する。


移動したポイントで、最初のアタリは広峯さんに来た。



「重いです」

最初は走ったが、後は、重量感が伝わる引き。



上がってきたのは、イヤゴハタ。

良型のハタに「嬉しいですね」と、広峯さんの笑顔が輝く。


冨山さんに、強い引きのアタリが来た。



じっくりと、引きを楽しみなが巻き上げる。



姿を見せたのは、5キロクラスのニベ。

「青物かと思った」

冨山さんの笑顔に、船中に笑いが広がる。

冨山さんに、アタリは続く。





船が潮目の中に入っているだけに、期待が広がる。

次の当たりも冨山さんに来た。



ゆっくりと巻き上げる。

海中に魚が見えてきた。

「甘鯛です」



釣り上げた瞬間は白く見えたが、クーラーに納める時に鮮やかな赤が確認できた。

狙いの、甘鯛が嬉しい。


ポイントでは、鯖のアタリも来た。

鯖、鰺が出ると「大物」を期待して竿を振る。

冨山さんに来た、朝の大アタリを求めたが…。

赤甘鯛を締めとして、帰港した。