チョウセンヨメナが虫に食われたのか?

📷2022年8月25日:げっ、チョウセンヨメナの上半分がない!?
明け方にでも降ったのであろうか、地面や草々が濡れていた。おっ、今日は水遣りをパスできるかな、なんて喜んでいたが、なんのことはない晴れてきた。
結局、坪庭から水遣りが始まる。チョウジソウに隠れて、チョウセンヨメナが一茎伸び出していた。花の上半分は他の葉に隠れて見えなかったが、かがんだ際に咲いていることが確認できた。全体像を確認しようとさらにかがむと、上半分がない! うわっ、せっかく咲いたのに虫にでも食われたか?
いや、いや、どうもそうではないらしい。縮んだり、折れ曲がったり、グー・チョキ・パーじゃないけど、花びらの一部分が変形し、発現異常を起こしているようだ。

📷2022年8月25日:斑入りのツユクサも、白化が激しく、花びらの色も薄くなっている。
斑入りが発現する理由の一つとして、紫外線の影響が指摘されている。紫外線によって活性酸素が発生し、老化を促進したり、葉緑体に変異を起こし細胞が白化するのだという。しかし、この斑入りのツユクサはもう何年も代を重ね斑入りのままなのだから、やはりゲノム異常が見られるのだろうか。
今日気付いたのだが、この斑入りツユクサは常にもまして白さが際立っていた。それが花にも影響したのだろうか、本来は青い花びらがブルーへと変化している。
温暖化、オゾン層破壊、水質汚染、森林破壊、異常気象、・・・・・・、etc. 母なる星・地球も、常ならぬ異常な様相をそこここに顕在化させている。野の草にまで、そんな影響が反映されているのだろうか?
変化朝顔は変化してこそ変化朝顔なのだ!:猫の額の夏を彩る変化朝顔:August 25th, 2022

📷2022年8月25日:青常葉覆輪青筒白丸咲なのだが、今日咲いた一花は形容しがたい変化が認められた。

📷2022年8月25日:覆輪の白が花びらの中央部分にまで解けていき、グラデーションとなっている。

📷2022年8月25日:しべの弁化と花びらの異常が、同時に起きているのかな。

📷2022年8月25日:昨日までは、このように青常葉の覆輪青筒白丸咲ばかりが咲いていた。
本来は、青常葉の覆輪青筒白丸咲として咲いていた。4枚目のように。
今朝(8/25)見ると、なんとも思わせぶりな花が一輪出現した。しべが弁化しているのか、あるいは、花びらが裂けて巻き込んでいるのか。さて、これは何の種だったか?

📷2022年8月25日:孔雀八重は今日も絶好調ではじけてます。

📷2022年8月25日:しべはあるようだから、種は取れるかもしれないね。あれっ、雌しべが見えないな?

📷2022年8月25日:変幻自在とは、孔雀八重にこそぴったりの言葉だね。
南天葉である。大阪・八尾の師匠から頂いた「孔雀八重」と書かれた小袋に入っていた種である。元来、猫の額で咲いたG1031・青多福葉極淡黄丸咲が影響している節があるのだとか。

📷2022年8月25日:こちらは、しべに弁化が見られる。

📷2022年8月25日:あまりきれいとは言えないが、切咲のようである。

📷2022年8月25日:こんな具合に咲いている。一番下の萎んだ花は昨日の花。

📷2022年8月24日:萎んでしまった花の、在りし日の姿がこれ。こちらも切れてるね。
こちらは、大阪・八尾の師匠から頂いた「南天 ピンク」と書かれた小袋に入っていた種である。G0541・青南天葉桃筒咲の血も入っているのかも。

📷2022年8月25日:今年の収穫の一つがこの縞。決して一様ではない文様が素晴らしい。

📷2022年8月25日:変化朝顔をグリーン・カーテンとしたのは失敗だったかもしれない。。。
グリーン・カーテンを見上げると、手の届かないところに「おっ、面白い」って花が咲いている。やおら脚立を取りに走り、注意しながら登って撮影が始まる。
変化朝顔をグリーン・カーテンとしたのは失敗だったかもしれない。。。
しかし、狙った獲物は逃さない。この縞だって、こうして撮ったからこそアップすることができたのだから。
変化って、バッド・ワードを意図して使われるケースも多々ある。あいつ変わってるねとか、変な奴だなとか、人を集団から弾き飛ばすのような使われ方だよね。
ところが、いつも同じところに止まるな! なんて、人をインスパイヤさせるために用いられることだってある。
言葉は使いようってことかもしれないが、個々がみんな同じであるはずもなく、結句、みんなちがって みんないいということなのだろう。そう、そう、違うからこそ、その個性がキラリと光ることもあるわけなのだから。
そういう意味でも、変化朝顔って素晴らしい存在なんじゃない(・・・我田引水 笑)