サギソウも充分に美しい。その座を脅かすタマノカンザシとは?
📷2022年8月15日:雲量多し! すっきりと晴れない。それでも鷺は空を飛ぶ。
📷2022年8月15日:2つ目のつぼみも、真っ白な唇弁が見えてきたね。
サギソウの二つ目のつぼみ、萼が緩んできた。まもなく咲くことだろう。
しかし、咲くときが来れば、萎み、朽ち落ちる日もやって来る。
望むらくは、しっかりと咲き切ってくれることだね。
📷2022年8月15日:一重のタマノカンザシのつぼみも、だいぶ緩み始めたようだ。
📷2022年8月15日:おや、そのつぼみ、ぱっか~んと割れてもおかしくはないのかな?
次のヒロインの座を狙うの誰?
そう、このタマノカンザシしかいない。キジカクシ科ギボウシ属の宿根草で、ギボウシの仲間としては花も大きく、夕闇とともに開く花には芳香が漂うとされる。
この時期、猫の額にはタレントが乏しい。まぁ、もうしばらくはサギソウに頑張ってもらうしかないであろう。
猫の額の夏を彩る変化朝顔:August 15th, 2022
📷2022年8月15日:今日も暑い。酷暑と言えよう。縞はいいね。涼しげで。
📷2022年8月15日:この株は、なかなか花姿が落ち着かない。ご覧の通り、切れも浅い。
📷2022年8月15日:この花も上と同じ株から出ている。覆輪がくっきりと出て美しい。
📷2022年8月15日:並べてみるとこんな感じ。斑入りの葉も面白い。
📷2022年8月15日:今日の台咲の姿である。
猫の額の変化朝顔は、なかなか安定しない。出物らしきものが出たかなと思うと、翌日は何の変哲もない花が出たりする。不思議なものである。
五番目の写真は、今日咲いた台咲を横から撮ってみた。よく見る普通の筒咲きではないことがわかるでしょ。
通常、台咲とは筒が折り畳まれ、ごく短くなってしまい腰折れのような状態を呈する。なんて言えばいいのかな、「たくじゃまる」なんて表現が一番フィットするのかな。あっ、余計わかりにくいってか? 「たくじゃまる」--新潟弁である。「衣類などが捲きあがる」そんな状態を表現した語彙である。
ところが、この台咲はとても中途半端にたくじゃまっており(筒が折り畳まれ)、完璧な台咲とは言えない(台咲の詳細に関しては、8月3日の日記をご覧いただきたい)。
事程左様に、こんな不安定さが目立つのだ。変化朝顔とやらを育ててまだ日が浅い。みんなこんなものなのであろうか。不思議でたまらないのだが、その不可思議さが魅力でもあるのだろう。