📸2024年5月18日:コアジサイ(小紫陽花;アジサイ科アジサイ属)
📸2024年5月18日:N/S病院裏の藪にてコアジサイの株を見つけた。
📸2024年5月18日:それほど大きな株ではないが、その清楚な花の姿に感動!
枝先に淡青色の複散房花序を付ける。コアジサイ、結構好きな花である。
この種は、アジサイ特有の装飾花はない。真花(しんか)などとも呼ばれる両性花だけで構成されている。
つんつんと飛び出たしべ(蕊)がチャームポイント、小さいながら一瞬で目を奪われてしまう素敵な花の一つである。
📸2022年5月24日:稲荷山公園展望台付近のコアジサイ。
実は、コアジサイは稲荷山公園北斜面の林縁にて、何度となく撮ったことがあった。
ところが、ナラ枯れの影響か、何本もの立木が伐採され運び出された折りに、無残にも林縁にあったコアジサイが圧砕されてしまった。それ以来、北斜面でコアジサイを見ることはない。
そうだからして、N/S病院裏の藪のなかにコアジサイを見つけたとき、心躍ったね。それも、クリニックを訪れた折りには、花を求めていくどもいくたびも歩き回った場所なので、折悪しくタイミングが合わなかったのか、単なるケアレスミスでの見落としだったのか、それと確認することができなかったのが不思議なくらいなのだ。
📸2024年5月17日:ミズキの実が膨らんできた。いまはまだ緑が濃いが、やがて黒熟する。
📸2023年5月17日:ロウバイの実が大きく稔る頃、季節は初夏へと変わる。
📸2023年5月17日:セリバヒエンソウ(芹葉飛燕草:キンポウゲ科ヒエンソウ属の一年草)
春に花開いた木本たち、ミズキだとか、ロウバイとかが、いま実を蓄えている。この時期、そんな姿を見るのもブラ散歩の楽しみの一つだ。
もう「野辺の花」と呼んでもいいほど、各地で勢威を振るっているのがセリバヒエンソウだ。園芸品種として、この時期、各家庭の庭を飾るあのヒエンソウ(チドリソウ)と酷似した姿。ほらっ、よく見るととても愛らしい花でしょ。しかし、最近では路傍で出逢っても見向きもされない、ちょっと残念な花となっているのかもしれない。
見る側の都合? そう、そんなヒト属の都合という一因もあるのだろうが、植物は植物としての本来のあるべき姿を捻じ曲げられ、そこに存在しているのかもしれないよ。