まだ、つるの張りが弱い。用土がいけなかったのか? 天候のせいか? 栽培しているモノにとっては後者のせいだと思いたいのだが。
変化朝顔は、一般的に、正木(まさき)と出物(でもの)の二種がある。
正木とは、飛び抜けた変化は見られないものの「黄打込弱渦丸葉藤色吹雪丸咲」といった名に則した花が安定的にみられ、種子を取ることもできる。
出物とは、花ばかりでなく、葉やしべまでもが大きく変化し、これが朝顔かと驚くような姿を見せ、種子を結ばない(不稔という)。
遺伝の授業って覚えてる? 生物など、理系の授業はほとんど頭に入らず手こずったことだけは覚えているが、その他の授業内容などはほとんど脳内メモリにアーカイブされていない。まぁ、意図して何と何を交配して「なんちゃらかんちゃら」の出物を生み出すなんてことははなから考えていないので、正木系統の種を入手して楽しんでいる次第である。
もし、出物を目指して栽培に励もうと思ったならば、九州大学(http://mg.biology.kyushu-u.ac.jp/)にアクセスしてみるといいだろう。
「藤」とあるのだが、桃色と言ってもいいくらいに、もっと鮮やかに発色している。カメラのせいではないよ。見た目もピンクに近い感じ。
花径10㎝を越える大輪朝顔だけに、昨今のゲリラ豪雨などには覿面に応える。前日、つぼみの状態で雨にあたろうものなら、翌朝の姿はとても惨めなものとなってしまう。そう、せっかく咲いたというのにね。
<あの日、あの時の変化朝顔たち:2022年8月27日>